週刊! 朝水日記

-weekly! asami's diary-

466.フリートークMX

2017年08月27日 | フリートーク

-Free Talk #101-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 先々週、筆者の地元(の、近く)で発生した土砂崩れ。 クルマ4台、6人が負傷し、国道が1日半もの間通行止めになり、近隣の住宅街に流出した土砂の撤去は、発生から1週間以上が経過した現在も、未だに完了していない。
 しかも、調査の結果、なんと“人災”である事が判明した!
 発生直後から、流出した土砂に現場付近にある陶器用の粘土工場が保管していた粘土が混ざっている疑惑が持たれていたが、調査の結果、この粘土は工場が過去数十年に渡って不法投棄していた廃材であった事が判明。 しかも、粘土には発がん性物質が含まれている事が分かり、県では現場付近の環境調査を実践。 空気中に飛散した有害物質の量を測定し、近々結果が公表される予定である。
 また、工場は不法投棄を認めており、謝罪会見を行ったが、当然それだけで済まされるような問題ではないため、警察は廃棄物処理法違反で家宅捜索を実施。 容疑が固まり次第、責任者の逮捕もありえるだろう。
 ココからは筆者の想像だが、今回の土砂崩れは、記録的な大雨によるモノであるコトは確かだが、不法投棄された粘土が最大の原因になった可能性はないのだろうか?
 どういうコトかと言うと、過去数十年に渡って不法投棄された粘土が蓄積された事で、山の斜面に過度の負荷が掛かっていた可能性は想像に難しくない。 砂山の上に鉄アレイを乗せているようなモノである。
 そのため、記録的な大雨で地盤が緩み、粘土の重みに耐え切れなくなって一気に土砂崩れとなって流出したのではないか?
 実際、現場となった箇所以外、付近に土砂崩れが発生した報告は無く、大雨であの現場“だけ”が崩れたのは事実である。
 そうなると、あの土砂崩れは不法投棄された粘土が最大の原因で、不法投棄していた工場には責任問題が発生し、被害者への保障が必要というコトになる。
 被害総額がどれぐらいになるのか想像出来ないが、少なくとも、地方の粘土工場が1社だけで保証しきれる金額ではないハズだ。 今後、空気中に飛散した発がん性物質の調査結果が公表されれば、その結果如何によって賠償額が桁違いに膨らむ可能性だってある。
 これまで、違法と知りながらもなあなあで不法投棄を続けてきたツケが、最悪の形で回ってくるコトになるかもね。
 一方で、全国各地では異常気象が一向に止まる気配を見せません。
 西日本、及び中部、関東地方では、それまでの連日の雨&低気温がウソのような猛暑! 東京では、8月の連続降雨日数が観測史上歴代2位となる21日でストップしたモノの、それとは打って変わって猛暑が続き、それまで閑散としていたプールやビアガーデンが連日大盛況になっているとか。(笑)
 西日本では、各地で記録的な猛暑を記録。 8/24には、全国152の観測地点で猛暑日を記録。 今年の最多観測地点数記録を更新した。
 一方で、東北、北陸では、早くも秋雨前線(!)が発生。 記録的な豪雨が続き、特に宮城県仙台市では、7月末からの連続降雨日数がなんと35日間(!?)を記録。 これは、1934年=昭和9年以来、実に83年ぶり(!!)の最多タイ記録となった。
 50年に1度ドコロか、100年に1度の雨なのである。
 筆者の在住地域でも、連日猛暑が続いているが、一方でゲリラ豪雨も多数発生。 1時間に、なんと最大6900回もの落雷(!!)を伴う雷雨が発生し、一部で道路が冠水するなどの被害が出た。
 それとは関係ないかもしれないが、大阪では3万4千戸が停電(!?)する事故が発生。 市民は、半日以上の間、電気が無い生活を強いられた。
 市街地のマンホールで爆発(!?)が起きたという証言もあり、この付近の地下に埋められた送電線に何らかのトラブルがあったものと見られているが、当日の現場付近は大雨も落雷も観測されていないため、設備の老朽化などが原因として疑われている。
 ……やっぱ、異常気象とはカンケイ無さそうッスね。(^ ^;)
 それはともかく、この異常気象の夏、日本だけでなく世界各地でも起こっており、中国では台風13号が上陸。 極めて激しい暴風雨のため、クルマが風で横倒しになったり、建設現場でクレーンが倒壊したり、高潮のため沿岸部が水浸しになったりと、多大な被害が出ており、この台風で少なくとも16人が死亡したとの事。
 一方、99年ぶりの皆既日食が観測されて大いに盛り上がったアメリカでは、そのムードをブチ壊す大型ハリケーン、“ハービー”がメキシコ湾で発生。 アメリカのテキサス州を直撃した。
 これを書いている時点では、被害の情報が入ってきていないので何とも言えないが、カテゴリー4という上から2番目の極めて勢力の強いハリケーンに生長している事から、あの世界最強ハリケーン、カトリーナ(2005年)に勝るとも劣らない甚大な被害が予想されている。
 トランプは、テキサス州知事の要請に従って非常事態宣言に署名。 救援態勢を整えるとしている。
 日本を襲った迷走台風、台風5号の記憶も生々しいが、台風シーズンはまさに、これからが本番なのである。


 さらに、夏になると日本のどこかで必ず起こる食中毒騒動。 今年は、埼玉と群馬がその舞台となった。
 既に報道されているように、埼玉と群馬でO‐157と見られる集団食中毒が発生。 既に、16人の感染が確認されているが、O‐157は他の食中毒菌よりも潜伏期間が長いという特徴があり、今後も被害が拡大する可能性がある。
 最初に、現地のスーパーで量り売りされていたポテトサラダが原因として疑われていたが、調査の結果、加工メーカーや販売店、さらにはポテサラそのモノにも原因菌は無く、現在はコレとは別の感染経路が疑われている。
 前記したように、O‐157は発症までの潜伏期間が長く、感染から発症まで4日もかかる。
 他の原因菌の場合、感染の翌日には発症するため、前日に食べた食品が発生源として疑われ、検査によってその通りである事が確認される事が多いが、O‐157の場合、前日ではなく4日前、5日前の食品が感染源になるため、今回のような原因の特定が困難になるケースが多いのだそうな。
 いずれにしても、これからまだまだ残暑が続き、台風や秋雨前線で湿度も高くなりがち。 高温多湿の食中毒菌にとっては天国のような環境になり易いので、食中毒にはくれぐれもご注意を。


 トコロで、日韓合同軍事演習が予定通りに行われて緊張が高まる半島情勢だが、土曜日未明になってキタが動いた。
 またしても発射! それも3発同時にッ!!
 ただ、今回のはいつもの弾道ミサイルや、計画が公表されているグァム包囲射撃ではなく、ウワサされている新型の北極星3号でもなく、移動式車両から発射する300mm多連装ロケット弾(注:日本にすら届かない短距離ロケット弾。 ただし、韓国にはラク勝で届き、しかも弾道が低過ぎるため、サードなどで迎撃するのは不可能)と見られており、3発とも空中で爆発、あるいは短距離を低空で飛行しただけで日本海に着弾しており、失敗だったのではないかという見方が大勢を占めている。
 もちろん、演習に抗議するためのモノに違いはないが、キタとジョンウンにしてはやけに控えめな抵抗という印象は拭えない。
 そのウラに、人種差別問題の再燃で自滅の可能性が出てきたアメリカを嘲笑っているかのような意図を感じなくもないが、個人的には“拍子抜け”という印象。 いったい、何を考えているのか? もしかしたら、「この程度?」と油断させておいて、近々“本命”を発射するつもりなのか?
 北朝鮮では、今月末から来月初旬までに国家的な記念日が連続するので、その節目で“本命”を撃つための、言わば陽動作戦の可能性は否定出来ないのではないかと。
 いずれにせよ、用心に越した事はないので、日本政府やメディアには、最新情報を随時伝えてほしいと思う。


 それとは全く関係ないが、世界陸上ロンドン2017、録画が未だに観終わりません。つД`)゚。
 やっと7日目。 まだあと3日分以上もあるッス。つД`)゚。
 いつになったら観終わるコトやら分かったモノではありませんが、来週こそはレポしたい! ……出来るかな?(´・ω・`) ……出来たらいいなぁ。(嘆)


 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


Thanks for youre reading,
See you next week!

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465.フリートークGX

2017年08月20日 | フリートーク

-Free Talk #100-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 台風5号も去り、ようやく夏らしい天気が戻って……来ない……。つД`)゚。 それドコロか、台風前と変わらないゲリラ豪雨のラッシュラッシュラッシュ!
 東日本では、関東を中心に連日の曇り空&雨。 まるで、ようやく梅雨が来たような連日の雨模様で、東京では既に3週間近く連続降雨が記録され、時には“最高気温が”22℃(!?)という、台風シーズンも終わった10月下旬並みの低気温。
 また仙台では、連続27日間の曇り&雨で、日照時間は27日間合計でたったの12時間。(!?) 米どころとして名高い宮城県という事で、稲の育成状況が心配されている。 最悪の場合、1993年に起こった平成の米騒動(注:記録的な冷夏のため、コメが戦後最悪の大凶作になり国産米価格が高騰。 タイ米などを緊急輸入するも、日本人の口に合わない味で、「外国産米はアリかナシか?」で大論争になった)の再来になるのではないか?との懸念が高まっている。
 一方で、西日本では、各地で記録的な猛暑が続き、コレの伴うゲリラ豪雨が頻発。 北陸や関東で猛威を振るった。
 そしてついに! ついに! 筆者の在住地域(の、すぐ近く)で、記録的豪雨による土砂災害が……!
 これまで、隣県では土砂災害が多数ありましたが、ウチの在住地域では大雨や雷雨のみで、それほど目立った被害が出た事はなく、上手い具合に回避してきたんですが、お盆明けになって東海地方でゲリラ豪雨が頻発。 愛知や三重、滋賀でも集中豪雨が連発し、岐阜県でも飛騨地方や東濃(注:長野県に近い方)を中心に1時間当り100~120mm(!!)という記録的な豪雨に断続的に見舞われ、筆者の在住地域に程近い地域で、ついに大規模な土砂災害が発生。 付近を走行中のクルマ4台が巻き込まれ、乗っていた子供を含む男女6人が重軽傷。 加えて、近所の陶磁器用の粘土を生産している工場も被害に遭い、在庫の粘土が大量に流出。 近所の住宅地に流れ込み、複数の民家が泥水に浸かった。 粘土のため、乾くとカッチカチに固まってしまうので、住民は粘土が乾く前に撤去しようと、朝から大忙しになった。 また、この粘土を含む泥水が小さな川にも流れ込み、水流がせき止められたために水が溢れ、周囲の畑が冠水する被害が出ている。
 筆者の在住地域でも、激しい雷雨が断続的に続き、住民は不安な夜を過ごしたようだ。
 このような極端な気象現象の背景には、北海道の北、オホーツク海で発生したオホーツク海高気圧による寒気の影響がある。
 通常、この高気圧は、夏には滅多に発生しないのだが、希に発生する事があり、東日本の上空に冷たい寒気をもたらす。 これが、南から北上する太平洋高気圧による暖気とぶつかる事で、梅雨前線のような前線を作り、東日本の悪天候の原因となっている。
 これを、“やませ”と呼び、昔から東北、関東地方で凶作をもたらす寒気として、農家では忌み嫌われているのである。
 一方、西日本では太平洋高気圧が南の海から暖かく湿った空気が運ばれ、しかし前記したオホーツク海高気圧の影響で中部地方より北に北上出来ないため西日本で止まり、猛暑をもたらしたり、急速に積乱雲を発生させてゲリラ豪雨となるのである。
 この両極端な天気、今週は少し和らいで、東日本でも例年並みの夏の暑さが戻ってくるようだが、来週になると、今度は台風シーズンが本格化するため、悪天候に逆戻りするのだそうな。
 異常気象の夏は、まだまだ終わりそうにない。


 さて、先々週はキタのグァム包囲射撃計画の発表で一時騒然となった半島情勢だが、先週はその対応で忙しいハズのトランプがまたもややらかした。
 アメリカ国内で起こった白人至上主義団体と人種差別撤廃団体のデモ隊が衝突。 小競り合いから警察が出動するほどの衝突に発展し、白人至上主義者が反対派の集団にクルマで猛スピードで突っ込み、多数の死傷者が出るほどの騒ぎに。
 当然、アメリカ政府はリンカーン大統領の奴隷解放宣言以降、人種差別廃絶は(実態はどうであれ)至上命題なので、この時もトランプが事件を憂慮する声明を発表した。
 トコロが、その内容が事件を批判しつつも白人至上主義を批判する内容ではなかったため、人種差別反対派がこれに猛反発。 翌日、トランプは白人至上主義を批判する内容のコメント(が書かれた原稿を読んだだけ)を改めて出し、事態の沈静化を図った。
 実際、これで事態は沈静化するかと思われたのだが、このさらに翌日、今度は事件とは何の関係もない記者会見の場で、トランプが記者に問われるままにこの事件について改めてコメント。 前日のペーパーを覆すような、白人至上主義団体と人種差別反対派の双方に非があると言い出した!
 これに、白人至上主義団体を擁護するモノだとして、再び反対派が激しく反発。 ワシントンにあるトランプタワーの前で連日デモを繰り返したり、黒人奴隷制度の象徴であった銅像を破壊するなどの抗議活動が激化している。
 人種差別に疎い日本人の感覚からすると、双方を批判するのはケンカ両成敗的な発言でむしろ中立的なコメントのように思えるかもしれないが、人種差別が根強いアメリカでは、これはむしろタブー中のタブー。 アメリカ政府が反対派を批判するなど、決してあってはならない事なのである。
 実際、歴代のアメリカ大統領が反対派を批判した事は、少なくともリンカーン大統領以降一度も無く、トランプの発言は極めて異例中の異例で、与党内からも反発が出ているほど。
 これにいち早く反応したのが、元々からトランプ政権に批判的だった経済界の大物たちであった。
 トランプ政権には、政財界の連携強化のために、アメリカの大手企業の重役で構成される助言組織が2つもあったのだが、この組織の構成メンバーの数人が、トランプの発言に反発して辞任を表明。 これに、トランプがまたもやツイッターで噛み付き、「代わりはいくらでもいる」と、構成メンバーを侮辱するような発言。 これにブチ切れた他のメンバーも次から次へと辞意を表明し、全体の約半数が辞任する事に。 この結果、この助言組織は事実上の解散に追い込まれる事になった。
 さらに、前記したケンカ両成敗発言のウラでトランプに助言したとされる大統領首席補佐官、バノンがついに解任。 恐らく、トランプの鶴の一声ではなく、与党内の反発にトランプがイヤイヤ同意した結果と思われるが、“影の大統領”とまでいわれたバノンの退任で、事態の収拾を図る意図があるモノと思われる。(注:一方で、メディアがバノンの事を“影の大統領”と呼んでいる事に、トランプが強い不満を持っていたともされている。 あるいは、バノンに責任を擦り付けて退任させる事で、トランプが保身を図ったのかも?)
 いずれにしても、リンカーン大統領の奴隷解放宣言から既に150年以上が経過したにも関わらず、人種差別問題は未だにアメリカ社会の中で極めて根の深い問題であり、ひとたび軽はずみな発言をしようものなら、このような政権崩壊もあり得る大問題に発展する危険性を孕んでいるのである。
 特にアメリカでは、人種差別に反対するあまり、大学受験などで有色人種にのみ優遇措置があり、逆に白人が差別されているという逆転現象が一部で起きているとか。
 もちろん、差別はいけない事だし、人種差別ではないが、かつては日本でも病気差別が公然と行われていた歴史があり、東京2020の開催決定や複数の世界遺産が立て続けに認定された事で日本への外国人観光客が急増している昨今、今後日本でも似たような事件が起きる可能性は否定出来ないと思う。
 日本でも、人種差別は対岸の火事ではなく、身近な問題として意識していく必要に迫られそうだ。


 一方で、宗教差別に端を発する問題も深刻になっており、オリンピックが開催された事でも有名なスペインのバルセロナでは再びソフトターゲットを狙ったテロが発生した。
 バルセロナは、スペインでも有数の観光地で、日本でも人気の高い海外旅行先として有名だが、観光客を相手にした露天商や屋台が立ち並ぶ観光用の歩行者専用道路にクルマが突っ込み、猛スピードでジグザグ走行しながら大量の歩行者に追突。 13人が死亡し、120人以上が重軽傷を追った。 クルマを使った暴走テロとしては、昨年から今年にかけてドイツやイギリスで頻発したテロに勝るとも劣らない大きな被害が出た。
 観光で集まった人々は国籍も様々で、被害者の国籍は34ヵ国以上(!)になるという。
 事件直後、警察は犯行に関わったと見られる5人を射殺。 3人を逮捕し、実行犯(注:22歳のモロッコ人男性と見られている)は逃亡中で、事件後にはこれとは別の無差別テロ事件を起こしたグループ5人が射殺され、逃亡中の実行犯の共犯と見られる。
 事件直後、IS系のメディアが犯行声明を出したが、関係性はまだハッキリとはしておらず、観光客に反対する地元住民の犯行という見方もある。
 近年、テロや難民などの問題で他のヨーロッパ諸国の観光客が減り、比較的安全なスペインに観光客が集まったため、バルセロナでも急増した観光客と地元住民との間で度々問題が起こっていたのだそうな。 そのため、今回の事件はISとは関係の無い、地元の過激派グループが増え過ぎた観光客に腹を立てて行った犯行という見方もあるらしい。
 そう考えると、近年外国人観光客が急増している日本でも、同じような事件が起きる可能性は決して低くなく、先の人種差別の問題と合わせて、これから身近な問題として考えなければいけない問題であると言える。
 何度も書くが、差別問題は日本でも、既に対岸の火事で済まされる問題ではなく、身近な問題として意識する必要に迫られているのである。


 さて、今週はいよいよ、キタが“タイムリミット”としてきた夏の米韓合同軍事演習が開催予定だが、ココに来て、キタが譲歩の構えを見せている。 米韓合同軍事演習について、米韓が複数の条件を飲めば、演習開催も容認し、あるいはグァムのミサイル発射も中止するような事を言っている。
 決してハードルの高い要求ではない(注:期間中の演習内容を公開しない、航空機の飛行区域制限)ので、危機回避のためにこの程度の要求は呑んでも良いのではないかと。
 いずれにしろ、週明け早々に結果は我々の知るトコロになるだろうが、良い結果になる事を切に願う。


 それとは関係ないが、台湾で大規模な停電が発生した。
 台湾島に住む全住民の約半数、668万世帯(!?)が被害に遭い、実に8時間もの間、住民は真っ暗闇の中で復旧を待つ事になったそうな。 中には、復旧まで延々、エレベーターに閉じ込められた市民も少なくなかったらしい。
 原因は既に判明しており、島の電力を供給する大手の火力発電所で、ヒューマンエラーによって発電機に必要な石油の供給がたった2分間だけだがストップ。 これにより、発電そのモノが一時的に停止し、結果として送電もストップし、このような大規模な停電になったのだそうな。
 この事態を受け、台湾政府は担当閣僚が辞任。 市民に陳謝した。
 災害が原因ではないのが不幸中の幸いだが、それならばむしろあってはならない事。
 パニックを引き起こすのに、大げさな兵器も天変地異も要らない。 パニックを引き起こすのは、たった一つの小さなヒューマンエラー。 ただそれだけで十分なのだ。
 チェルノブイリやもんじゅも、やはり原因はヒューマンエラー。 人間が間違いを犯さなければ、機械は決して悪さしないのだ。
 ……かと言って、接客業までAI任せにしてしまうのはいかがなモノかと。
 そうは思いませんかヘンなホテルさん!


 トコロで、大盛況の内に幕を閉じた世界陸上ロンドン2017なんですが、……録画が未だに観終わらない。つД`)゚。
 毎日観てるのに、未だに日程の半分も消化出来てない。
 やっぱ、(日本時間深夜の放送のため)リアルタイムで観れなかったのがイタかった。
 いつになったら観終わるのか、未だにゴールが見えない状態ですが、終わり次第レポしたいです。


 といったトコロで、世界陸上が観たいので今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


Thanks for youre reading,
See you next week!

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464.フリートークFX

2017年08月13日 | フリートーク

-Free Talk #99-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 お盆ですね! 皆さまいかがお過ごしでしょうか?
 今年は、昨年から始まった新祝日、山の日の関係もあって、8/11から最大で8/20までの9日間休みという方もいらっしゃるかと思われます。
 今年のお盆休みの特徴として、高速道路の渋滞が早朝から始まるという傾向があるそうな。 実際、帰省ラッシュのピークとなった8/11は、関東圏の各高速道路で午前7時頃(!)から渋滞開始。 午前中、トコロによっては夕方まで渋滞が続いたようです。
 しかし、そんな行楽気分に文字通り水を差したのが、台風&豪雨&猛暑!
 迷走&長寿台風5号は、列島各地に甚大な被害をもたらした後、8/9にようやく温帯低気圧に衰退しました。
 台風5号は、7/21に日本列島のほぼ真東、太平洋上で発生しましたが、太平洋高気圧の影響で身動きが取れず迷走開始。 北上し、西進し、南下したかと思えば東進しつつ再び北上。 小さく円を描く軌道で西に進路を取り、少しずつ南下。 ついには小笠原諸島を横切りました。
 その後、そのまま西進し続け、南九州の奄美地方に上陸。 北上して南九州を縦断すると、今度は東に急ハンドル。 四国を横断し、紀伊半島から本州上陸。 近畿、東海を直撃し、甲信静地方に向うかと思いきや、またもや急ハンドルで北陸地方へ。
 そのまま日本海に抜け、大陸の方に向うかと思いきや、さらに急ハンドルで今度は東北の日本海側に接近……した直後、ようやく温帯低気圧に衰退。 台風としての寿命を終えた。
 結局、台風5号は18日と18時間(!)という記録的な長寿台風となり、これは歴代3位の記録。(注:1位は1986年に発生した台風で、19日と6時間。 2位も、1972年の19日間) これなら、いっそのコト新記録樹立までいってほしかった。(笑)
 また、台風5号が発生した直後から、フィリピン沖で台風が11号まで立て続けに発生し、台風5号が日本列島に上陸する前に全て消滅したが、複数の台風が同時に発生していた記録では、5号と11号の6号差は観測史上最大の号数差。
 さらに、降水量となるとさらに記録的で、全国各地で1時間当り100mm以上の凄まじい豪雨を記録。 移動速度が遅く、影響が長時間になったため、累計の降水量もモノスゴいコトになり、24時間合計の降水量は、最大でなんと670mm! これは、8月に降る平均降水量の2~3倍(!!)にもなる降水量だというから驚きである。
 この猛烈な豪雨により、滋賀や新潟では河川が氾濫したり、全国各地で床上浸水が頻発した。 関西では、開幕予定だった夏の甲子園も台風の影響で開幕が1日順延した。
 筆者の在住地域でも、ほぼ直撃コースだったため、記録的短時間大雨情報が複数回出るほどの大雨が一晩中続いた。(注:直後は、夜明けから肌寒さを感じるほどの低温が続き、台風一過とは思えないほど快適な1日だった)
 また、愛知県や三重県では、台風がもたらす低気圧のカタマリ、スーパーセルによって竜巻が発生。 建物の屋根や外壁、窓ガラスが損壊したり、走行中のトラックが横転する被害も出た。(注:ただし、竜巻としては極めて小規模で、竜巻の規模を表すフジタスケールでは一番下のF1クラスにもカテゴリーされない“突風”程度のモノだった。 それでもこれだけの被害なのだから、“ホンモノの竜巻”がいかに恐ろしいモノか分かると思う。 詳しくは、1996年公開の映画『ツイスター』を参照の事)
 鹿児島では、強風にあおられて転倒した事により、2人も死者が出ている。
 かと思うと、台風がもたらした暖かく湿った空気により、台風の直撃を受けていない各地でフェーン現象が発生。 記録的な猛暑となった。
 島根では、台風の通過直後になんと39.3℃(!?)という記録的な猛暑を記録。 関東地方でも、群馬県館林市で38.8℃。 東京でも、37.1℃という、いずれも今年の最高気温を更新する猛暑になった。
 かと思うと、東日本では一転、どんよりとした曇り空や短時間の夕立が相次ぎ、猛暑ドコロか夏日にすらならない冷夏に。
 一方、西日本では今後も記録的な猛暑が続くという予報。
 豪雨と猛暑。 この相反する二つの気象現象が予測不可能な周期でランダムにやってくるという異常気象の夏は、今月いっぱいまで続くようです。 今後も、突然のゲリラ豪雨や異常なまでの猛暑に十分警戒して下さいますようよろしくどうぞ。


 さて、警戒と言えばキタ!
 先日のミサイル発射についに国連が激怒! その制裁措置(注:正確には追加制裁)として、鉄鋼や海産物など、キタの主要産業の禁輸を決議。 キタの外貨獲得産業の約3分の1(!)を輸出禁止とするこれまでに無い極めて厳しい制裁措置で、これまで北朝鮮を擁護してきた中国やロシアも同意した。
 今さらだが、ロシアや中国もいい加減キタを持て余している事を認めたようだ。
 トコロが、この制裁決議に今度はキタが激怒! アメリカに難クセをつけて(←ナゼアメリカに!?Σ(゚Д゚;))、日本でもハワイと並んで常夏の観光地として人気の高いグァム(注:駐留米軍基地がある)に向ってミサイルを4発動時発射(!)し、日本の中国、四国地方上空を縦断して(!!)、領海外の30~40km付近に着弾させる発射計画を発表。 今月20日頃に実行するとしている。
 この計画発表に、今度はアメリカが激怒。 トランプが、ミサイルを発射した時は報復する決意を公表した。
 もうホントいい加減にしてくれ!ってカンジ。(´Д`)ウンザリ
 キタもそうだけど、アメリカも挑発に乗ってどうするよ?  同じ土俵で戦って勝てる相手じゃないんだから。 ジョンウンとトランプの挑発の応酬を見ていると、なんだかどちらがホンモノのジョンウンなのか分からなくなってくるほど、二人はとてもよく似ている。
 ……あ、そうか。 だからお互いにキライなんだ。 同族嫌悪ってヤツですね。(笑)
 日本では、上空数百kmをミサイルが通過するだけで、しかも上昇中なので迎撃ミサイルで打ち落とすのはまず不可能(注:迎撃する場合、通常はミサイルが落下地点に向って降下中に打ち落とすのが定石)なので、仮にミサイルが発射されても日本に直接的な影響はまず無いが、打ち上げ失敗などの不測の事態に備え、自衛隊は岐阜や三重に配備されているPAC3を中国、四国地方の合計4県に配置転換。 事態収拾まで配備されるそうな。
 もうね、ホントいい加減にしてほしいですよ。
 ってゆーか、アメリカとしても同じ心境だと思う。 むしろ、軍事行動を実行できるだけの決定的な“レッドライン越え”をキタにやってほしい、というのが本音かもしれない。
 確かに、有事となれば韓国や日本は大変なコトになるし、駐留、あるいは滞在しているアメリカ人に被害が及ぶ可能性は極めて高いが、結局は極東の島国と猫の額ほどの半島での出来事。 アメリカ本土からは遠く離れているワケだし、もしも実際に核弾頭搭載のICBMがアメリカ本土に飛んできても、迎撃能力は十分に備えているワケだし、アメリカにとっては何が起こっても痛くも痒くもない。 むしろ、キタを潰せる大義名分を得られるので、トランプはやるなら早くやれ!と考えているのだろう。
 いったいどうなりますコトやら……。
 一応、今月20日(注:次の日曜日)が、キタが定めた“期限”なので、来週もこのブログが皆さんの下に届いているようなら、とりあえずの脅威は去ったモノとお考え下さい。


 一方、そんな世界情勢もどこ拭く風、日本の国政では、相変わらずチンタラした時間のムダでしかない議論が続いている。
 10日には、先日稲田が辞任に追い込まれる事になった自衛隊PKO派遣部隊の日報問題の監察結果が発表されたが、これを受けて再び閉会中審査が行われた。
 しかし、改造内閣発足で新たに防衛大臣に就任した小野寺防衛相は、安定した答弁能力に定評がある彼らしい、無難な答弁で野党の追及をのらりくらりとかわし、案の定、真相解明には至らなかった。
 予想通りだ。 これ以上は、何をどうやっても真相は分らず仕舞いに終わる。
 ぶっちゃけ時間のムダ。 やるだけムダ。 閉会中審査と言えど、開くだけでかなりの税金使うんだから、野党も決定的な証拠を掴んでない以上、税金のムダ使いにしかならないのでもうやめてほしい。
 そんなんだから、民進党が空中分解寸前になっている事を早く自覚してほしいですね。
 そして、その空中分解が決定的になるかもしれない離党や、新党結成を前提とした“日本ファーストの会”なる政治団体の設立が公表されたりと、来年に予定されている自民党の総裁選、そして総選挙を睨んだ動きが加速している様子。(注:国政政党は、“5人以上の現役国会議員”が必要だが、毎年元旦付けで国政政党と認められると、年度初めに所属議員1人当り2000万円もの政党交付金というのが国から貰える。 国政政党は国会議員最低5人なので、1政党当り最低1億円が、毎年政党交付金として税金が使われている事になる。 これを受け取るためには、年内に新党を結成して議会に申請、認められないといけない。 まだ1年も先のハナシではなく、国会議員にとっては、年内こそが最初の勝負なのだ)
 そんなコトやってる場合じゃないんだけどねぇ。(´・ω・`)
 新しく大臣になった人たちの中には、最年長のアノ人が早速やらかしてるし。(注:まあ、アレを“失言”と言ってしまうのはちょっと酷な気がしないでもないが。 言葉足らずなのは確かだけど。)
 いずれにしても、夏休みが終わるまではとりあえず様子見ですよね。 キタも国政も。


 それはそうと、連日熱戦が伝えられる世界陸上ロンドン2017、皆さん観てますか?
 皆さんがコレを読む頃には、もう最終日も終わっているかもしれませんが。(^ ^;)
 僕は、もう夜更かしがツラいトシなのでさすがにリアルタイムでは観れていませんが、全部録画して初日から順番に観てます。
 ……が、今回はいつも以上にOAが長いので、一向に進まず。 未だに、3日目の男女マラソンが観終わらない。つД`)゚。
 なので、今回の観戦記は“遠日”という事になりそうだが、その分タップリと楽しみたいと思う。
 てなワケで、録画した世界陸上が観たいので、ちょっと短いですが今回はこのヘンで。


 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


Thanks for youre reading,
See you next week!

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453.フリートークEX

2017年08月06日 | フリートーク

-Free Talk #98-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 8月ですね! まさに夏真っ盛り! 皆さまいかがお過ごしでしょうか?
 前回、「ハチに刺された!」と書きましたが、1週間経って何とか自然治癒しました。 2日目、3日目辺りが一番ヤバかったッスね。 ハチ毒と温熱じんましんでハンパ無いほどパンパンに腫れ上がり、拳が握れないほど。 トイレでケツを拭くのも(指が曲がらないので)一苦労でしたよ。(笑)
 しかし、4日目辺りから日を追う毎に腫れは引いていき、現在はほぼ完治。 刺されたトコロが水膨れになったため、皮膚が剥がれてきていますが、これが全部剥がれれば、刺された痕も分からないぐらいになるかと思われます。
 いずれにしても、ハチにとってはこれからが最盛期。 アシナガバチはもちろん、ハチ類最強のスズメバチも、これから最も活発に活動する時期に入ってくるので、皆さんもハチには十分お気を付け下さいませませ。


 そして、これからが最盛期と言えばやっぱりコレ。 そう、台風です!
 8/2、平年より1週間遅れで東北、北陸地方も梅雨明け宣言され、いよいよ夏本番という季節になったが、それは同時に台風シーズンの本格スタートも意味する。
 今年に入ってからというもの、台風の発生数が遅いし少ない! と、思っていたが、7月に入って立て続けに台風が発生。 7月だけの1ヶ月間で、実に8個もの台風が発生(!)した。 7月に発生した台風としては、1971年の7月に並んで観測史上歴代タイ記録(!!)だというのだから驚きである。
 加えて、台風5号は日本とほぼ同じ緯度の太平洋で発生したが、まさに“異例尽くし”の台風となった。
 この台風5号、発生したのは7/21。 通常、長くても1週間~10日程度で消滅するハズの台風が、すでに発生から2週間以上が経過したのにまだ生きてる! しかも、勢力が衰えるドコロか逆に増している状況。 記録では、過去に生存日数19日間(!?)という台風があったが、それに迫るドコロか、記録更新すら有り得るイキオイなのだ。
 また、台風は通常、赤道付近の南太平洋で発生し北上するのが普通だが、今回の台風5号は、北太平洋で発生して、北上とは逆に南下した。
 太平洋で発生した台風が南下するという例は、去年だったか一昨年にもあったが、今回はさらに異例で、南下したあともう一度北上し、太平洋上で時計回りに1回転(!)するという、超迷走コースをたどった。
 また、スピードも非常に遅く、天気予報では速度が遅過ぎて移動速度を明記出来ず、“非常にゆっくり”という表記になった。(注:気象用語では、“時速10km/h未満の意”) 時には、移動が確認出来ず、“ほぼ停滞”という表記になった事さえあったほど。
 このスピードで、ゆっくりゆっくり、まるで滴り落ちる水の雫が砂岩に穴を穿つような速度で、台風5号は次第にその進路を西に向け、にじり寄るようにじわりじわりと日本列島に接近。
 小笠原諸島では、2日間に渡って暴風に見舞われ、この週末は奄美地方で猛威を振るい、週明けから来週にかけては、南九州から北九州、四国、中国地方を縦断し、日本海に抜けると見られている。
 気圧は940hPa。 風速は45m/s。 瞬間最大風速は65m/sにもなるかなり勢力の強い台風で、降水量は24時間で最大350~500mm(!?)にもなるというのだから驚きである。
 九州北部を襲った線状降水帯による記録的豪雨も記憶に新しい……というか、被災地では未だに復興が進んでいない現状で、この台風による2次災害、3次災害が非常に心配される。
 また、台風の直撃を受けなくても、台風の北東(注:天気図で言うと、台風の右上)には降雨帯が伸び易く、今回の台風で言えば、九州直撃中に紀伊半島を中心に近畿、東海、北陸、もしかしたら関東までの広い範囲で台風並みの激しい豪雨が続く事が予想されている。
 直撃しないんだから大丈夫、などと考えず、最新情報を常に確認し、不要な外出や海、川の行楽を控え、大雨に十分過ぎるほどご注意下さい。
 また、台風がもたらす暖かい空気によって、全国各地で記録的な猛暑になる可能性もあります。 中には、雨の予報が出ているのに予想気温が35℃を超えている(!)トコロもあるようです。 大雨と同時に、熱中症にもくれぐれもご注意をッ!


 さて、それとは関係ないが、異例と言えばまたしても発射されたキタのミサイル!
 7/28に発射された北朝鮮のミサイルは、韓国もアメリカもICBMと判断したが、今回は異例尽くしの発射となった。。
 今回発射されたのは、以前発射されたICBMと同じ火星14型の改良型。 前回と同型の2段式長距離ミサイルだが、どうやら2段目に改良が加えられたらしく、ロフテッド軌道で発射されたミサイルは、前回より高い高度3500kmまで上昇。 約45分間飛行し、発射された北朝鮮西部、中国国境付近のチャガンドから約1000km東の日本海、北海道の奥尻島沖150kmの海上に着弾。 もちろん、排他的経済水域=EEZ内である。
 発射したのが深夜という異例の時間帯だった事もあり、奥尻島の地元報道によると、市民の何人かが「火柱が見えた」と証言したそうな。
 ただ、着弾したエリアは漁場から外れており、漁船や日本海フェリーなどが被害に遭うことはなかったそうだ。
 元々、7/27が北朝鮮が“戦勝記念日”と称する朝鮮戦争休戦協定締結の日に当る事から、この日に合わせてミサイルを発射するのではないかと、日米韓が警戒していたが、幸か不幸か北朝鮮上空に非常に勢力強い低気圧が現れ、大雨のため発射は延期。(注:予定はされていた。 ジョンウンの承認サインが入った7/27付けのミサイルの発射実験命令書が公開されている) 結局何も無かったかと、関係者がムネを撫で下ろした28日深夜になって発射。 関係各国を驚かせた。
 また、発射が深夜だった事もあり、いつもは丸1日以上遅れる事もある北朝鮮国内でのTV報道も、発射からわずか半日という異例の速さで、翌日昼頃にはOAされた。
 アメリカは、発射されたのがICBMと認めた上で、北朝鮮への圧力政策に消極的な中国を批判した。
 韓国は、ICBMの可能性を示唆した程度だったが、これまで対話政策重視のため延期、あるいは中止も検討されていた迎撃ミサイル、サードの追加配備を承認。 対話政策を重視しつつも、強硬政策を受け入れる方向に方針転換した模様。
 日本では、この直前に稲田防衛大臣の辞任に伴い、1週間限定で外務大臣との兼任に同意した岸田外務・防衛兼任大臣が就任したばかりだったが、イキナリ半徹の大変な激務となったようだ。
 とは言え、いずれにしてもキタの暴挙を止める事は出来ない。 キタは、最早何があろうとも自分達が予定した通りにミサイル開発を粛々と進めていくだけだ。
 もう何度も書いているが、これを止めるには、最早北朝鮮という国を地図から消し、韓国が島国になるぐらいの事をする以外には無いと思われる。


 それとはさらに関係ないが、先週は政界に大きな動きがあった。
 森友問題じゃないッスよ? 籠池夫妻の逮捕は、まあ意外と早くてビックリしたのは確かですが、もう時間の問題でしかなかったですからね。 遅かれ早かれ、こうなっていたのは確かです。
 ただ、より罪の重い詐欺罪での逮捕というのは、予想外で驚きましたがね。
 ……おっと! 築地場外市場の火災でもないッス。 すでに閉店した店舗からの出火で、消火に8時間、鎮火宣言まで15時間(!)、7棟、900平米以上を全焼し、周辺では2次災害防止のため、200棟の送電をストップ。 停電が続いた。
 一方ドバイでは、ドバイ名物の超高層ビル群でも火災が発生し、富裕都市の象徴であった超高層ビルの一つが炎に飲み込まれた。
 どちらも大きな火災で、今のトコロ死傷者ゼロというのが不幸中の幸いだったが、それよりも大きなニュースになったのがコレ。
 第3次安倍内閣第3改造内閣発足!
 今年の国会を大いに湧かせたPKO日報問題、森友学園問題、加計学園問題に加え、数多くの暴言、失言で複数の大臣が辞任し、都議会選挙では自民党惨敗、小池都知事率いる地方政党、都民ファーストの会が大勝するなど、問題山積で支持率が急落した与党の建て直しを図るべく、丁度1年ぶりに実行された今回の内閣改造。
 元々から、問題のある初入閣組を減らすために行われた内閣改造なので、菅官房長官や麻生副総理・財務兼任大臣を留任させたのは納得出来るし、知名度や人気よりも、過去に実績のある大臣経験者を再入閣させる事で、失言、暴言、不祥事の無い内閣を目指したのは納得出来るし、堅実な選択だったと思う。 実際、安倍総理自身も今回の改造内閣を「仕事人内閣」と呼んでいる。
 ただ、意外だったのは、筆者の地元、岐阜県出身の野田聖子を入閣させた点である。 自民党内では安倍総理の天敵とも言える石破派に属し、安倍総理と同期ながらもこれまで“水と油”の関係で、“与党内野党”とまで揶揄された野田を入閣させたのは、あるいは“獅子身中の虫”となり得る可能性を秘めていると言え、かなり冒険した選択だったように思う。
 実際、野田は入閣決定後の記者会見でも、来年に予定されている自民党総裁選に自身が出馬する意向を表明。 早速与党内に波紋を広げている。
 安倍総理としては、野田を自陣に取り込む事によって、自身を批判し続ける石破の孤立化を狙ったのかもしれないが、最悪の形で裏目に出る可能性を孕んだ、極めて危険な賭けと言わざるを得ない。
 個人的には、地元選出の野田ではあるが、言動、行動が独特過ぎる人なので、正直歓迎はしていないが、……はてさて、どうなりますコトやら……。
 ちなみに、小野寺が防衛大臣に“復帰”したのは大歓迎。 防衛大臣経験があり、惜しまれて退任した彼なら、亀裂が生じた内閣と防衛省の関係修復に良い結果をもたらすだろう。
 その他の皆さんは……まあ、とりあえずは様子見ですかね?
 いずれにしても、今週、もしくは来週とも言われている臨時国会で、今回入閣した大臣、特に、防衛相と文部科学相がどんな答弁をするのか? ハラハラドキドキのスリルとサスペンスの連続になる事を期待……いやいや、心配しつつ、その時を待ちたいと思う。


 また、個人的に気になったニュースとしては、経済界に大きな動きがあったのが気になった。
 まずは、東芝の東証2部降格。
 以前から可能性が示唆されていたが、いざ現実にそうなってみると、やはり驚きを禁じ得ない。 名門家電メーカーを襲った悲劇に、経済界全体に動揺が広がっている。
 ただ、東芝を弁護するワケじゃないが、今回の東芝の巨額損失の最大の原因は、やはり3.11にあるのだと思う。
 3.11以前から、東芝は原発開発で世界進出を画策しており、アメリカ最大手のウェスチングハウス社(注:つい最近就役したアメリカの最新の原子力空母の原発も同社製)と提携したが、3.11が発生し、世界的な脱原発ブームが巻き起こった事で、受注していた原発開発のキャンセルが相次ぎ、今回のような巨額損失になったのは間違いないと思う。
 大地震という不確定要素によるモノなので、誰が悪いと犯人探しするのは酷だと思う。
 もちろん、原因はそれだけでなく、未だに去年の決算が確定しないとか、分社化した事業の売却先がなかなか決まらないとか、他にも色々とあるのだが、最大の原因となったのは、やはり3.11だと思う。
 ちなみに、日本郵政が海外展開を狙って買収したオーストラリアの運送会社の経営不振によって、同じような損失を出しているが、アレは単なる目算違いで、経営陣の判断ミスである。
 いずれにしても、今回は2部降格という事になったが、このまま決算を確定出来ない状況が続くと、年内にも上場廃止の可能性(注:すなわち、東芝株がただの紙切れになる)もあるワケで、名門家電メーカーの苦悩はまだまだ続く。
 それとは対照的に、トヨタはつい先日発表された世界販売台数ランキングで世界3位に転落したが、巻き返しを図るべく、これまで技術提携のみだったマツダとの資本提携に踏み切った。 これで、トヨタを中心に、ダイハツ、スバル、マツダが傘下に入った事になる。 日本の自動車メーカーは、トヨタグループと、三菱を傘下に吸収したニッサングループ、独立を維持しているホンダの3グループに再編された事になる。 販売台数でも、マツダは新型ロードスターが国内外で好調なので、グループ全体で世界1位に返り咲く日も近いと言えるだろう。
 こうした業界再編の背景には、世界的な脱石油ムーヴメントがある。
 内戦が絶えず、緊張が続く中東諸国に依存している原油市場は、遅かれ早かれ行き詰まる可能性が高い。 これを乗り越えるには、石油に依存しない原動力の開発が急務で、しかし日本の自動車メーカー各社は、ハイブリットカーでは世界的なシェアを握っていても、ゼロエミッション車となると、アメリカのテスラを筆頭に世界に遅れを取っているのが現状だ。
 この現状打破として、互いの技術力を合わせて、ゼロエミッション車の開発を促進し、なおかつ会社を資本を融通し合う事で会社を存続させようという、生存策でもある。
 日本を代表する自動車メーカーと言えども、世界的な視野で見ると、このような生存策が必要な時代に突入したのである。
 今回のトヨタとマツダの資本提携は、これを象徴する出来事になっているように思う。
 いずれにしても、2010年代も残すトコロあと2年半。 2020年代に向って、未来を見据えた世紀末ならぬ“年代末”が始まったのではないか? と、asayanは何となく思ったのであった。


 それとは全く関係ないが、2年に1度のスポーツの祭典、世界陸上ロンドン2017が、現在開催中です!
 前回、書くのをすっかり忘れていましたが、今回は2012年のロンドンオリンピックも記憶に新しいロンドンで、いったいどんなドラマが生まれるのか?
 今大会での引退を表明している男子100mの世界記録保持者、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)のラストランに注目が集まっているが、他にも見どころはふんだんに有り、今回も目が離せない内容となっています。
 また、TBSの独占中継も、今回で20年目、11大会連続。 今回は、合計なんと90時間以上(!)の生中継を予定! 決勝レースだけでなく、モーニングセッションで行われる予選も全て放送するとの事。
 最早地上波のレベルを超えてる!Σ(゚Д゚;)
 放送が深夜なので、あっしは恐らく録画でしか見れない(注:もう夜更かしツラいです……。つД`)゚。)ですが、皆さんもぜひ一度、陸上競技の本当の面白さを観て頂きたいと思います。
 ……TV朝日も、世界水泳でこれを見習ってほしいですね。(笑)


 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


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