週刊! 朝水日記

-weekly! asami's diary-

093.asayan的自作PCノススメ②:VGA・HDD・光学ドライブ

2010年05月30日 | サイバーワールドテクノロジー

-Cyber World Technology #07-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 何だがとってもお久しぶりですが、新PCも何とかマトモに動作するようになったので、今週から当ブログも再開です。 今もこのテキストを新PCで書いてるんですが、個人的にはいいカンジのマシンになってくれたと思います。
 新PCについては、いずれまた詳しく紹介させて頂きますが、これだけは言わせて下さい。
 Windowsメッセンジャーはインスコするなッ!!
 WindowsLiveをインストールする時は、メッセンジャーのチェックボックスを必ず外しましょう。 間違ってインストールしてしまったら、すぐにアンインストールしましょう。 スタートアップから外そうとすると、何故かOSがスタートアップエラーで落ちるので。
 それはともかく、まずは連載コーナーからいってみよー!


‐AS‐RadioHead(2010/5/29)‐

 今週のAS‐Radioは、Nomoredollsというロックアーティスト特集です。
 1曲目の『Electoric Sheep』は、スタンダードなロック。 ランニングタイム4:18、トラフィック188、スピードはイエロー~リング付オレンジと、楽曲も含めて難易度もフツーなカンジ。
 2曲目は『Another Girl』。 3:39、168、やはりイエロー~リング付オレンジが中心のスタンダードなロック。
 3曲目は、『Deadly Foe』。 3:36、193、スピードは前2曲と同じぐらい。
 3曲とも、難易度的にも楽曲的にもスタンダードなレベルなので、攻略そのモノは難しくありませんが、ちょっと物足りないカンジ。
 レポートしてませんでしたが、先週と先々週が良曲揃いだっただけに、それと比べると「もう一声!」という印象でした。
 いずれにせよ、以上3曲は6/4まで無料でDL&プレイ可能です。
 ASプレーヤーの皆さま、Don’t miss it!! ですぞ!


‐戦場のヘタレ司令官‐

 DoW:DC攻略、エルダーキャンペーン編は、PC新調作業のため休載中です。
 一応、動作確認は終了したので、次週から再開したいと思います。


‐Alice in Cyrodiil‐

 TESⅣ攻略日記は、ただ今メインクエスト攻略中です。
 ……が、PC新調作業のため、序盤からあんまり進んでません。
 メインクエストでは、序盤の山場となるクヴァッチ開放戦で、いきなり難易度高めの集団戦闘をしなければならないワケですが、これがレベル40以上という状態だと文字通りの“地獄”です。
 クリーチャーがテラ強ス
  ↓
 NPC即死亡
  ↓
 プレーヤーキャラがフルボッコ
  ↓
 そしてオワタ\(^0^)/
 てなカンジで、2、3回死にました。
 加えて、雨が降っていたり倒壊した家屋や炎など、オブジェクトやエフェクトが多いので、fpsが食われまくってラグるラグる。
 そのため、ちょっとでも気を抜くとあっという間にオダブツなので、かなりの集中力が要求されました。 そりゃあもううっかりSS撮影を忘れてしまうほど。(笑)
 一応攻略し、現在はミシック・ドーンのアジト潜入直前で止まっている状態。 ヘタレ司令官と同じく、次週から再開したいと思います。


 以上、今週の連載コーナーでした。



 それでは、今週のメイン記事。 asayan的自作PC講座の第2回です。
 今回は、え~っと、何だっけ?
 (前回の記事を読み直して)あぁそうそう、VGA、HDD、光学ドライブでしたね。(笑) いや~、3週間も前の事なんで忘れてたよ。
 あ、電源ユニットはまた次回というコトで。
 でわでわ、早速いってみましょう。


・VGA

 VGA、GPU、ディスプレイアダプタ、ビデオカード、グラフィックボード。 呼び方は様々にありますが、PCのグラフィック性能、特に、ゲームのグラフィックに大きく関係するのが、このグラフィックアクセラレーターです。(注:当記事では、以下VGAと呼ぶ事にします)
 前回の記事で記した通り、現在Intel社がラインナップしているCPUには、CPUにグラフィック機能を内蔵したモデルもあり、このグラフィック機能に対応したチップセットを搭載したマザーボードを使用すれば、VGAを別途用意しなくてもディスプレイ出力が可能になっています。
 しかし、この内臓グラフィック機能は、一昔前と比べると性能が上がっていますが、正直性能がいまひとつ。 特に、3DCGバリバリの最新ゲームをガンガン遊びたいのであれば、高性能なVGAを別途用意する必要があります。
 現在のVGAは、nVIDIA社とATi(注:CPUメーカーのAMDのVGA部門)が2枚看板となっており、ASUSやギガバイト、エルザといったVGAメーカーのほとんどにグラフィックチップを供給しています。(注:今回はnVIDIA社のVGAのみを取り上げます。話しが長くなるので。 ただし、ATiのVGAは、2008年頃から高い評価を得るようになり、現在はnVIDIAよりも高性能とされている。実際、ベンチマークテストでも高い数値を示し、3DMark06のベンチマークスコア世界ランキング1位のマシンは、ATiのVGAを使用している)
 Win98時代から、世界のVGA業界を牽引してきたnVIDIA社のVGAは、かつての主流だったGeForceシリーズの新しいVGAとして、GTXシリーズをラインナップしています。
Blog0602  GTX200系は、GTX系VGAの中でも最初にラインナップ(GTX100系は、後述の300系と同じく一般向けのリリースがない)された製品で、260、265、270など、様々な種類があり、正直どれを選んで良いのか初心者には難しいですが、基本的に、数字が大きくなればなるほど高性能なグラフィックチップが使用されています。
 ただし、GTX290とGTX295は、デュアルコアVGAとなるため、他のGTX200系とは根本的に異なる仕様なので注意が必要です。 また、実際に製品として各社からリリースされているモノも、グラフィックメモリが小さかったりコストパフォーマンスが悪かったりする事があるので、スペック表をよく読み込む必要があります。
 GTX200系の中では、GTX285が、シングルコアVGA最強と言われています。
 また、実際の製品で注意したいのが、搭載されているグラフィックメモリの容量です。
 前回記したメインメモリと同じく、容量が大きければ大きいほど良く、近年のゲームでは、512MB以上が“必須”になっているゲームも珍しくなくなってきているので、最低でも512MB以上が欲しいトコロ。
 もうひとつ注意点として、実際の製品でサポートしているディスプレイ出力の種類を確認する事をお忘れなく。
 現在のPC用ディスプレイインターフェースは、DVI‐Dというインターフェースが主流ですが、かつてのアナログディスプレイ(注:CRT)に使われているD‐Sub15は、変換コネクタを使ってもDVI‐Dとは互換性がありません。
 使っているディスプレイの入力がD‐Sub15のみの場合は、DVI‐Dにアナログ出力互換端子を内包した、DVI‐Iというインターフェースが、VGAに装備されている必要があります。 これと、変換コネクタを合わせて使えば、デジタル出力をアナログ入力のディスプレイに表示出来るようになります。
 これに加えて、近年のVGAはHDMI(注:HD解像度をサポートし、音声端子も内包したインターフェース。 配線が楽になるのが特徴)に対応しており、VGAのパッケージにDVI‐DをHDMIに変換する変換コネクタが付属したり、VGAそのモノにHDMIインターフェースを装備している製品も珍しくありません。
 ただし、HDMIはフルHD解像度(1920×1080pix)までしかサポートしていないため、それよりも高解像度のWQXGA(2560×1600pix。 既に対応ディスプレイが製品化されている)を利用したい場合は、DVI‐Dか、HDMIの後継インターフェースであるディスプレイポートが装備されている必要があります。
 また、アナログ出力のS端子やD端子は、地デジ時代の到来と共に消えてなくなる可能性が高いので、今後もこれらのインターフェースでしか動作しない製品の利用を考えているのであれば、対応のVGAを早めに入手しておく必要があります。(注:PCのみでは不要ですが、ゲーム画面をTVやプロジェクターに出力する時などは必要となる)


Blog0603  nVIDIAのVGAは、GeForce7の頃から、2枚のVGAを相互接続し、マルチコアCPU様に処理を分散化して処理速度を上げるSLIという機能が標準実装されています。
 GTX200系のVGAは、これにさらにもう1枚、すなわち3枚のVGAを相互接続する3‐WeySLIという機能(注:左図参照)に対応しており、1枚のVGAで性能が足りなかったら、もう1枚追加してSLI化。 それでも足りなくなったら、さらにもう1枚追加して3‐WeySLI化も可能という設計になっています。
 ただし、その場合は追加する分のPCI‐Exスロットや電源の容量が問題となってくるので、マザーボードや電源ユニットがSLIに対応している事を予め確認しておく必要があります。


 nVIDIAのVGAは、本来CPUで演算、処理するプログラムの一部を、VGAで演算、処理するという機能に対応しています。
 実を言うと、VGAに使われているグラフィックチップの演算処理能力は、現在のCPUよりも高く、どんなに処理の重いゲームでも、実際にはフル動作する事無く、多少余裕のある状態で動作しているそうです。
 この余っている部分で、本来CPUで処理するプログラムの一部を処理し、CPUの負荷を減らす、あるいはより高速に処理する事が可能になるワケです。
 ゲームや流体シュミレーションプログラムなどに使われている物理演算をグラフィックチップで処理する機能を、nVIDIA社ではPhysXというプログラム(注:VGAのドライバに内包され、コントロールパネルから設定出来る)で行っています。
 また、動画のエンコーディング処理、特に、FLVやWMV、MP4をエンコードする際、ファイル容量の割りにやたらと時間がかかって困っている人も多いでしょうが、CPUとVGAを併用する事で、これを高速化する事が可能です。 CUDAというツールソフト(注:ドライバには内包されていないので、別途用意する必要がある。 nVIDIAのウェブサイトより、無料でDL可能)を使ったあるテストでは、エンコーディングにかかる時間が、最大で約3分の2(!)にまで短縮されたそうです。 ホームビデオの編集なんかをやりたい人は、試してみる価値があると思います。
 ただし、ローエンド向けVGAでは、逆に遅くなる事もあるので注意が必要です。


 nVIDIA社のVGAは、今年1月に新開発のグラフィックチップを搭載したGTX400系(注:GTX300系は、メーカー製PC用の企業向けバルク版のみで、自作PC向けのリテール版が出荷されていないため、一般では入手不可能)がリリースされました。
Blog0604  最新のDirectX11に対応するだけでなく、3D映像エンジンを実装しており、対応のディスプレイ(注:リフレッシュレート120Hzのデジタルディスプレイ)を使用し、専用の3Dメガネを使えば、全てのリアルタイムレンダリング3DCGを3D映像にしてくれるという機能があります。
 実際の製品も、グラフィックメモリ1.5GBの製品がほとんどなので、最新のゲームをフルスペックでトコトン遊べます。
 ただし、まだ高い製品(注:5万以上。6万台が中心価格。中には7万を超える製品も)なので、予算との兼ね合いが難しいかもしれません。


 以上のように、VGAは製品の種類も多く、目的や予算との兼ね合いなども含めると、初心者には選ぶのが難しいパーツですが、同じグラフィックチップでも、メーカーや製品によって価格に大きな差が出る事も多いので、単純に価格で決める事が出来ません。
 実際に遊びたいゲームや、動作させたいアプリケーションの要求スペック表(必須ではなく推奨を参照しましょう)をよく読んで、それよりも高性能なVGAを選べば、まず間違いはありません。
 ちなみに、個人的にはゲーム用、動画編集、デジ絵ならGTX275、280、285辺りがオススメ。 290、295は、コストパフォーマンスが悪いので選択肢から外してもおk。
 予算に余裕があるなら、GTX400系や、SLI構築を選択肢に入れても良いと思います。
 また、予算的に余裕がない、あるいはゲームをフルスペック動作させる事無く、ある程度妥協出来るなら、GeForce9でSLIというのも、ひとつの手です。 VGAは、CPUやメモリと違って比較的交換も簡単なパーツなので、将来的にGTX200系や400系にアップグレードする事も視野に入れれば、初期投資はかなり低く抑える事が出来ます。
 ちなみに、nVIDIA社のVGAには、GeForce系とは異なるワークステーション向けウルトラハイエンドVGAとして、QuadroというVGAがあります。
 飽くまでもワークステーション向けなので一般で使用する価値は全くありませんが、スペックは物凄いの一言です。
 一応、自作PCにも使用出来るようにリテール版がリリースされていますが、1枚20万以上(!?)します。


・HDD

 ハードディスクとは、OSを含めたソフトウェアを記録しておき、必要に応じてプログラムを実行するためのデバイスで、現在のPCでは必須となっています。(注:本来は不要だが、OSがリムーバブルディスクの容量で納まらなくなってしまい、加えてそれに合わせて各種アプリケーションも大容量になったために必須となった。 HDDが無いと、アプリケーションを実行する度にディスクを入れ替える必要があるため)
 HDDにはいくつか種類があり、主に中に入っているディスクのサイズ(注:容量にもよるが、アルミで出来た磁気記録ディスクが、3枚ないし4枚程度入っている)により、3.5インチと2.5インチに分けられます。
Blog0605  3.5インチHDDは、デスクトップ用内臓HDDとして、現在主流となっています。
 HDDのスペック表でまず確認したいのは、容量ではなくディスクの回転数です。
 これは、1分間にディスクが何回転するかを示していますが、数値が大きければ大きいほど回転数が高く、読み込みや書き込みの速度が速くなります。
 5400rpmと7200rpmが現在の主流ですが、10000rpmを超える製品もあります。
 ただし、10000rpmオーバーの製品は、確かに高速な読み込み/書き込みが可能ですが、その分回転による騒音が大きく、発熱量も高くなり、また需要が少ない事もあって極めて高価(注:同じ容量で、7200rpmの製品の約2倍)なので、よっぽどのこだわりが無い限り、選択肢から外しても構いません。
 7200rpmは、ある程度騒音と発熱量を抑える事が出来ますが、飽くまでも10000rpmと比較して、というレベル。
 5400rpmは、騒音と発熱量を抑えられる代わりに、読み込み/書き込み速度が遅くなります。
 容量との兼ね合いもありますが、1TB程度で1万5千円程度を目安にすると良いのではないかと思います。
 回転数と同じく、インターフェースも重要です。
 現在のHDD用インターフェースは、SATAに完全移行しましたが、このSATAにも、前回マザーボードの項で述べたように、3Gbpsと6Gbpsがあり、3Gbpsにはほぼ全てのマザーボード、及びHDDが対応していますが、6Gbpsは対応製品が少ないのが現状です。
 HDDの大手メーカーのウェスタン・デジタル社は、ハイエンド向けHDDとして7200rpmの6Gbps対応の製品をラインナップしていますが、容量のバリエーションが無く、1TBモデルのみになっています。
 他のメーカーも似たようなラインナップなので、6Gbpsを利用しようとすると、選択肢がかなり限られるのが現状です。


 HDDには、3.5インチ以外にも、2.5インチという規格があります。
 本来はモバイルPC用の規格で、PS3に利用されているHDDもコレです。 しかし、対応のブラケットを装着する事で、デスクトップの3.5インチベイにも取り付ける事が可能です。
 回転数は7200rpmと5400rpmがあり、6Gbpsに対応していない製品がほとんどですが、コンパクトな関係上、マイクロタワーやベアボーンのケース(注:いずれも詳細はまた今度)でも内部に余裕が出来るため、エアフローや配線の取り回しが楽になるというメリットがあります。
 ただし、小さい関係上、3.5インチと比べるとやはり容量が少なくなり、現在は1TBが限界のようです。
 まあ、3.5インチでも2TBになると1TBの倍以上の価格になるので、選択肢から外される事が多いですが。


 さらに、近年注目を集めているのが、磁気記録媒体ではなく不揮発性メモリー(注:いわゆるフラッシュメモリー。 通電が途絶えても、記録された内容が消えないICメモリーの事。 ソニーやセガが、ゲームのセーブデータ記録用のメモリーカードにこれを採用した事で一気に一般化した。 これに対して、CPUのキャッシュやメインメモリは、通電が途絶えると内容が消えてしまうため、揮発性メモリーと呼ばれる)を利用したSSDというハードドライブです。
 物理的に動作する部分が一切無い関係上、騒音がまったく無く、加えて極めてコンパクトに出来る(注:取り付けの関係上、2.5インチHDDと同じサイズだが、厚みが半分ぐらいにまで薄くなる)上、読み込み/書き込み速度が極端に速いというメリットがあります。
 ただし、不揮発性メモリーの生産コストの関係上、現在はまだまだ高過ぎるぐらい高いのが現状。
 32GBや64GBでは、正直OSとゲーム2、3本(注:最近のゲームは10GBを超えるタイトルも少なくないのだ!)しかインストール出来ないので問題外。 しかし、実用的な128GBクラスで4万程度。 256GBになると、製品によっては8万を超える(!!)事があるため、まだまだ選択肢に入れられないのではないかと思います。
 ただし、メインPCとしてデスクトップを持っていて、サブPCとしてモバイルを使用しているのであれば、モバイルの方をSSD化(注:e‐SATAインターフェースで接続して、バックアップソフトでクローン化すれば、再インストールの必要なく交換出来る)するというのは、選択肢としてはアリだと思います。 モバイルPCは、ただでさえ処理速度が遅いので、SSDの恩恵を受け易いから。


 もうひとつ注意点として、HDDのディスク1枚あたりの記録密度も、読み込み/書き込み速度を決定する重要な要素です。
 例えば、同じ1TBの容量のHDDでも、内部の記録ディスクが2枚よりも1枚の方が、記録密度が高いため、内容を読み書きするヘッドの移動量が物理的に小さくてすむので、より高速な読み書きが可能になります。
 ただし、HDDはメーカーや製品、容量やサイズに関係なく、HDDはどれも見た目が全く変わらない上、分解して調べる事も出来ない(注:HDDの磁気記録ディスクは、タバコの煙が当たっただけでダメになるほど繊細。 指紋やキズなどもっての外!)ので、メーカーが公表しているスペック表を読み込むしかありません。
 後は予算との兼ね合いですが、回転数を加味した上で、容量で決めてしまっても大丈夫だと思います。
 システムドライブ(注:OSがインストールされているドライブ)として利用するのであれば、500GB~1TBもあれば十分です。
 ネットから落とした動画や画像、動画編集用の素材、録画した番組、デジ絵の元ファイル、さらにはDLしたフリーソフトのZIPファイルなど、OSやアプリケーションに左右されないデータは、PCがクラッシュしてHDDから取り出せなくなる可能性を考えて、外付けのリムーバブルドライブに記録し、内臓HDDはOSやアプリケーション、ゲームなどのソフトだけを入れるようにしましょう。


・光学ドライブ

 現在のPCでは、実は不必要なデバイスの一つです。
 光学ドライブとは、CD、DVD、BDに記録されたデータを読み込むためのリムーバブルドライブの一種で、フロッピーディスクドライブ(FDD)の延長線上にあるデバイスです。
 元々は、FDDと同じくHDDにソフトウェアをインストールする際に必要でしたが、FDDで提供されていたソフトウェアがCDやDVDに移行したためにFDDが不要(注:実際、ソニーはフロッピーの生産終了を宣言した)になり、インターネットを利用したソフトウェアのDL販売が普及(注:光ブロードバンドの普及により、ゲームのような大容量のファイルも簡単にDL出来るようになったため)した事に伴い、PCを構成する上では不要になりつつあるドライブです。
 実際、いわゆるネットワークPCと呼ばれる小型モバイルPCには、FDDどころか光学ドライブもありません。 無くてもHDDだけで動作可能だからです。
 しかし、実際には映画やアニメなどのDVDソフトを鑑賞する時や、編集した動画をDVDやBDに焼く時には必須となるので、現在のPCではまだまだ必須なデバイスです。
 現在の光学記録媒体は、CD、DVD、BDの3種類(注:MOやMD、UMDなどもあるが、現在は使われていなかったりPCでは利用出来ないメディアなので捨て置く)があるワケですが、BDはDVDの、DVDはCDの上位互換メディアなので、BD対応のドライブであれば、DVDもCDも利用出来るのは、皆さんもご存知の通りです。
Blog0606  光学ドライブのスペック表で注意したいのは、まずインターフェースです。
 元々、光学ドライブはUATAインターフェース接続が主流でしたが、BDの登場に伴い、それよりも高速にデータの送受信が行えるインターフェースが必要になったため、光学ドライブのインターフェースもHDDと同じSATA接続が主流になりつつあります。
 また、それに伴ってマザーボードもUATAインターフェースなし、SATAインターフェースのみという製品が増えてきたので、インターフェースが合わないためにせっかく買った光学ドライブが、最悪使えないという事もあり得るので、その製品のインターフェースがUATAなのかSATAなのかを必ず確認しましょう。
 この他に、スペック表には読み込み/書き込み速度が倍率で表記されていますが、正直どれでも大差ありません。
 実際、CDの読み込み速度は、32倍以上は対して変化しないと言われており、個人的にもその通りだと思います。
 また、書き込み速度はともかくとして、読み込み速度は等倍(1倍速)であっても、映画やアニメのDVDを観る分には全く問題ないワケだし、ソフトのインストールにしたって、結局はHDDの書き込み速度の方が重要なのであって、光学ドライブの読み込み速度はあんまり関係ないので、56倍速で速い!みたいなドライブは、正直不要と考えます。
 とりあえず、BDに対応していれば、今後10年は問題なく使用出来るでしょう。
 ちなみに、価格はBDの書き込み対応で2万程度。 BD未対応のDVD書き込み対応で1万弱程度になります。



 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ



きょーのはちゅねさん♪


このコーナーは…

Th3094 Thanks for youre reading,
See you next week!


‐参考資料‐
※今回のブログ記事は、以下のウェブサイトの情報を参考資料として適宜参照しました。

nVIDIA

WesternDigital

I/O Data

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またまた休載のお知らせ

2010年05月23日 | その他(指定なし)

 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 すまぬ。 今週も休載なんだ。
 PCを組み上げて、必要なアプリのインスコやら設定をしていたら、何かを間違えたらしく再起動やシャットダウンでスタートアップエラーが頻繁に発生するようになってしまったため、ムカついたのでHDDをキレイさっぱりフォーマットしてOSごと再インスコ。 ただいまアプリのインスコ&設定をイチからやり直し中なのです。
 クソ‥‥。 Windows Liveめ‥‥!
 てなワケで、今週もお休みさせて頂きます。
 本当にごめんなさい‥‥。
 来週こそ! 来週こそは復帰します!
 ‥‥したいです。

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休載のお知らせ

2010年05月16日 | その他(指定なし)

 皆さんおはこんばんちは!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 突然ですが、先週お知らせした通り、今週の『週間! 朝水日記』はお休みさせて頂きます。
 …うむ。 届いたのだ。 最後のパーツが。 昨日。
 長かった…。
 というワケで、asayanただいま新PC組み立て中。 ってゆーか、組み立てて旧PCの機能を移設中。 コレがまた時間がかかるんだ。
 新PCの詳細は、『asayan的自作PCノススメ』内で、いずれまたご紹介したいと思います。 それまでしばしのお待ちを。(注:いや~ん、「待たねぇよ」とか言わないでぇ~)
 次週、5/23の更新は普段通り行います。
 それではそれまで、CU~!(・ω・)ノシ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

092.asayan的自作PCノススメ①:CPU/マザー/メモリ

2010年05月09日 | サイバーワールドテクノロジー

-Cyber World Technology #06-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 今年のGWは暑かったですなぁ~。 地域によっては、今年の真夏日並みの最高気温を記録したトコロもあったようです。
 僕の在住地域も暑かったですが、潮干狩りに行った方はさぞや気持ち良かったコトでしょうね。
 あっしはいつも通り仕事オンリーでしたが……。
 それはともかく、以前からお知らせしている通り、現在asamiはPC新調に向けて目下準備中なんですが、先週からパーツの発注を開始しました。
 量が多い上、今回はかなりの“大物”が多いので、ショップに行って買うよりも通販の方がラクだろうと思い、複数のショッピングサイト(注:お馴染みのamazonと楽天。 楽天で買うのは数年振り)で発注したんですが、GWを挟んだのはマズった。
 おかげで受注メールすら頂けないショップが多数。 当然、パーツの到着もGW明けまで待つ事に。つД`)゜。
 しかし、そんな中でも一部のパーツは届きました。(↓)
Blog0594  これでだいたい半分ぐらい。
 今回の最大級の大物がまだ来てませんが、間もなく届く予定です。
 懸念していたモノも、発送完了したらしいし、週明けにはほとんど届くでしょう。
 しかし、全く心配していなかったパーツの出荷が今週末になるとの事。 うぅ……早く組みたいのに……。
 仕方なく、現在はマザーのマニュアル(注:英語)を見ながら組み立て手順をシュミレートする毎日で悶々としてます。
 ……まあいいか。 届くまでに、部屋の片付けでもやろう。(笑)
 そうそう、その関係もあって、次回のブログは休載するかもしれません。 最終的にパーツが揃うのがいつになるのか、まだ分からない状態なのでアレですが、休載になったらPC組み立て中だと思って下さい。
 休載しなかったら、「あぁ、まだ来てないんだな」と思って下さい。(^ ^;)
 ってゆーか察して下さい。つД`)゜。


 でわでわ、まずはいつもの連載コーナーから行ってみましょう!


‐AS‐RadioHead(2010/5/8)‐

 5/8うpのAS‐Radioは、Cyphertalesのミニ特集+VAでした。
 1曲目の『Move Your Soul』は、ブレイクビーツライクなハデな音色が特徴的なコア楽曲。
 ランニングタイムは4:15、トラフィックは264。
 トラフィックがやや高めで、RPで11万程度のスコアですが、最高速が少なく、スピードはオレンジ程度が平均値なので、難易度はそれほど高くありません。
 縦ブライドも緩めなので、AS向きの良曲なのではないかと思います。
 2曲目の『The Beautiful』は、ややインダストリアルチックな音色が特徴的なコア系サウンド。
 ランニングタイムは5:31で、スピードもオレンジが平均値。 加えて縦ブラインドも緩めなので、難易度は低めですが、トラフィックが329とかなり高めで、RPでも27万以上、上手い人なら30万オーバーも可能な久々の高トラフィック楽曲。
 音楽的にもブロック配置的にも、かなりAS向きな楽曲だと思います。
 3曲目は、Dom the Bearというアーティストによる『Oceania2010』。 ゴスペルライクなエレクトロニカ寄りのアンビエント。
 ランニングタイムは4:16、トラフィックは96. RP2万程度という低難易度。
 楽曲的には個性があって良いと思うんですが、ASにはやや向いていないのではないかな?と。
 いずれにせよ、以上3曲は5/14まで無料でDL&プレイ可能です。
 ASユーザーの皆さま、Dont’ miss it! ですぞ!


‐戦場のヘタレ司令官‐

 DoW:DC、エルダーキャンペーンの攻略を開始する予定でしたが、今週は後述のTESⅣに終始したため、初期状態から全く進んでません。
 なので、今週のこのコーナーはお休みします。
 もしかしたら、再開は新PC組み立て後になるかも。


‐Alice in Cyrodiil‐

 TESⅣプレイ日記です。
 先週から攻略を再開したダンジョン探索型装備MOD、『Hentai Mania』なんですが、一応終わりましたっ!!
 ノーマル、スペリオールクラスのダンジョンは、敵が弱いのでサクサク進みますが、エリートクラスからは全く油断出来ないほど敵が強くなるため、ひとつのダンジョン攻略にやたらとまー時間がかかるかかる。
 ひとつのダンジョン探索で1時間以上かかり、時には2時間近くかかる事も。
 特に、スーパーエリートクラスのダンジョンは、既存部分の奥にオリジナルパートが追加されていて、これがまた広くて極めて複雑な構造をしており、道に迷って右往左往する事もしばしば。
 加えて、ボスNPCがかなり強く、中々死んでくれないので戦闘にもかなり時間がかかる。
 しかし、そんな困難を乗り越え、隠しダンジョン以外ではラストダンジョンとなる『Ruin of Tarnesia』(注:これは完全オリジナルのダンジョン。かなり構造が複雑で迷い易いので注意)に潜入。 そして、最深部でAliceちんが目にしたモノはナント……ッ!
 ……これ以上はネタバレになるのでナイショです。(笑) ご自分の目で確かめて下さい。
 いずれにしても、良く出来たMODだと思います。 ノンクエストではなく、(ダンジョンの場所を探すのが大変なので)クエストMODにする必要性を感じますが、蒐集出来る装備も種類が多く、アイテムコレクターなプレーヤーにはたまらないモノがあると思います。
 一応、全てのアイテムのSSも撮影済みですが、以前にも記した通りエロいのが多いし、何よりネタバレになるので、SSの掲載は自重します。
 ちなみに、ラストダンジョン攻略中に、弾かれて落とした刀が次元の狭間に落ちてしまい、回収不可能になってしまいました。つД`)゜。
 うぅ……気に入ってたのに……。
 仕方がないので、刀を変えると共にそれに合わせて他の装備もコーディネート。 装備を一新する事にしました。
 で、どんな装備になったかと言うと、こうなりました。(↓)
Blog0595_2  今度はこの装備で、今までほったらかしにしていたメインクエスト攻略に挑戦したいと思います。(`・ω・´)/
 ……って、レベル40オーバーでクヴァッチ解放戦か。
 闘技場以上の地獄だな。(笑)



 さて、以上連載コーナーでした。
 今週のメイン記事は、asayanただ今PC新調中という事で、asayan的自作PC講座をシリーズでお届けしていきます。
 第1回目の今週は、PCの心臓部とも言うべきCPU、マザーボード、メモリに関して記していきます。
 今週も、最後までよろしくネ☆


・CPU

 自作PCの構成でまず最初に決めなければいけないのはCPUです。
 ご存知のように、CPUはPCの頭脳に当たる重要なパーツですが、CPUによってそのCPUを動作させるために必要なパーツが異なるため、これが決まらないと他が決まらないというのが主な理由です。
 現在、CPUはIntel社とAMD社が2枚看板としてほとんど全てのPCのCPUを供給していますが、業界第1位は現在もIntel社です。(注:今回は、AMD社製CPUはスルーします。ハナシが長くなるので)
 2010年5月現在、Intel社は今年1月にリリースしたi5、i3系を含めたマルチコアCPUをラインナップしており、昨年まで主流だったCore2系は、DuoもQuadも生産終了となり、今後はiシリーズが主流になるそうです。
 新しいiシリーズがリリースされた事に伴い、現在のIntel社製iシリーズCPUは、以下のようなラインナップになっています。
Blog0596  これで全部というワケではありませんが、生産終了などにより入手困難なモデルもあるので、今回は上記のモデルに限定して解説していきます。
 LGA1366ソケット(注:詳細は後述)対応のCPU、ブルームフィールド系は、iシリーズの中でも最も早くリリースされたモデルですが、現在もデスクトップ向けCPUのトップモデルに君臨しています。
 4コアマルチスレッド、8MBL3キャッシュを搭載し、ハイエンドPCを構築するのに最適なモデルです。
 プロセッサーナンバーは900番台で、開発プロセスは45nm。 900番台のi7は、全てブルームフィールドになります。
 最上位モデルの975は、エクストリーム・エディションという特別仕様で、リテール版に付属するCPUクーラーも、他のモデルより高性能なモノが付属します。
 また、上図の表にはありませんが、これよりもさらに特別仕様な980というモデルもあります。
 コア数6コア(!)、L3キャッシュ12MB(!?)という、まさにエクストリームと呼ぶにふさわしい仕様ですが、その分価格も特別仕様です。
 クロックスピードをご覧頂いても分かる通り、i7‐900系は高速なCPUですが、デメリットがないワケではありません。
 消費電力が130Wにも達するため、大容量の電源ユニットを必要とします。 また、発熱量も尋常ではないため、クーリングにはカスタムクーラーが必要です。
 もちろん、価格も高めになるため、予算との兼ね合いで妥協も必要になるかもしれません。


 LGA1156ソケット対応のモデルは、ほとんどが今年1月にラインナップされたばかりの最新モデルです。
 i7‐800系は、LGA1156ソケット用のモデルで、名前こそ“i7”ですが、先ほどのi7‐900系とは全く別物です。開発コードも、リンフィールドという別のコード名になっています。
 対応メモリーに違いがあり、消費電力が100W未満に抑えられていますが、クロックスピードが900系に劣る上、後述の内臓グラフィック機能もないので、もしかしたら今後消えるかもしれません。 存在意義が微妙。
 ちなみに、開発プロセスは45nm。
 同じリンフィールドのi5‐700系は、これのHT機能を省略した、機能限定版という位置付け。
 で、今年1月にリリースされた最新モデルは、i5‐600系とi3‐500系で、新規開発の32nmプロセスで開発されたクラークテールというコアチップを利用しており、グラフィック機能を内蔵しているのが最大の特徴。
 消費電力も低く、発熱量も(比較的)低いので、省エネPCを構築するのに最適です。
 ただし、HT機能は標準実装していますが、コア数が2コアになるため、スレッド数は半分の4スレッドになります。
 また、L3キャッシュも4MBしかないので、ブルームフィールドやレンフィールドよりも新しいCPUですが、どちらかと言うと廉価版的な位置付けになっています。


 このようにラインナップされているIntel社のiシリーズCPUですが、選ぶ時に注意しなければならないのは価格ではありません。
 まずはクロックスピード。
 動作周波数は、1秒間に2進数をどれだけ演算出来るかを示し、数値が高ければ高いほど高速なCPUという事になりますが、それはPentium4時代までのハナシ。
 実際、僕が今現在使っているPCのCPUは、P4の3.8GHzで、ターボブースト時のi7‐975EX(注:3.6GHz。表参照)よりも速いハズですが、実際には圧倒的に遅いです。 何故なら、iシリーズはマルチコアCPUで、L3キャッシュを8MBも備えていますが、P4はシングルコアCPUで、L3キャッシュはそれ自体がありません。(注:L2キャッシュまで。 しかも2MB)
 このように、現在のCPUはクロックスピードではなく、マルチコアやキャッシュ(注:CPUの最も近くで動作するメモリの事。 メインメモリに読み込まれたプログラムは、小分けにされてキャッシュに読み込まれ、CPUに転送されて初めて演算処理が行われる)といった、クロックスピード以外の部分を強化する事で、一度により多くの演算を行えるようにし、処理速度を上げています。
 さらに言うなら、ターボブースト(注:いわゆるオーバークロックの一種だが、Intel社が作動保障するオーバークロック技術の事。 BIOSなどからではなく、OS上で設定出来るらしい。 CPUは、元々安定性を考慮して限界クロックを高めに設定してあり、この安全マージン内であれば、オーバークロックしても問題はない。 ただし、BIOS側でオーバークロックしたり、メーカーが定めた最大クロックを上回るオーバークロックは作動保障外となる)を利用する事で、クロックスピードを処理するプログラムによって一時的に上げる事も可能で、現在のCPUは、P4時代ほど単純な性能比較が出来なくなっているのが現状と言える。
 さらに、最新のクラークテールでは、それまでチップセット(注:後述)内臓やマザーオンボードだった内臓グラフィック機能をCPUに内蔵する事で、PCの構成を単純化し、より安価に構築する事が可能になっています。
 ちなみに、内臓グラフィックの性能は、i5‐661が最強。 GPUクロックが900MHzに達しているのは661だけ。
 ターボブーストで最大までクロックスピードを上げれば、クラークテール最強CPUになると思う。


 このように、CPUを選ぶ際はCPUのスペック表をくまなく読み込む必要がありますが、もう少し単純にすると、インターネットやメール程度ならば、i3‐500系で十分です。 光ブロードバンドと組み合わせれば、ストリーミング動画も問題なく鑑賞出来るでしょうし、オフィススイート程度のアプリケーションならば、問題なく動作し、コストも10万未満で構築可能です。
 ただし、ゲームは完全に諦める必要があります。
 来年からいよいよスタートする地デジ時代に向けて、HDDレコーダーとしても利用したいのであれば、i5‐600系が必要になります。 動画のエンコーディングには、高速なCPUが必要になるからです。
 グラフィックカードを追加すればゲームも遊べますが、フルHD解像度は恐らくムリでしょう。
 コスト的には、他の構成パーツにもよりますが、15万程度になると思います。
 DVCの動画編集や、デジ絵をやりたいのであれば、リンフィールド以上が必須になります。 当然、リンフィールドにはグラフィック機能がないので、グラフィックカードを別途用意する必要があります。
 コストは20万以上となりますが、ゲームもそこそこ遊べるマシンになるハズです。
 最新の3DCGゲームを最高解像度でガンガン遊びたいのであれば、ブルームフィールドが必須です。 また、それに見合ったメモリやグラフィックカードも必要です。
 30万以上というコストが必要になりますが、フルHD解像度で最新のゲームがサクサク動きます。
 目的に見合った予算が用意出来れば、以上のような基準でCPUを選べばおkだと思います。
 もちろん、PCの性能はCPUだけで決まるワケではないので、他のパーツを吟味する必要がありますが、基準としては上記を参考にして頂ければ良いかと思われます。


・マザーボード

 CPUが頭脳ならば、マザーボードはPCの骨格と言えるでしょう。
 マザーボードは、CPUと違ってASUSやギガバイト、MSIなど、様々なメーカーから多くの製品がリリースされており、しかもどれもこれも似たようなモノばかりなので、初心者には選ぶのが難しいパーツですが、既にCPUが決まっているなら、マザーボードは2種類に分けられます。
 すなわちCPUのソケットタイプです。
 Intel社のiシリーズは、大きく分けてLGA1366ソケットとLGA1156ソケットの2種類に分けられます。
 どちらもソケットの端子の数を表しており、LGA1366ならば、端子が1366本あるという事になります。(注:ちなみに、僕のP4はLGA775ソケット。 いずれ消える存在)
 先ほどの表で言えば、i7‐900が前者。 それ以外が後者となります。
 ソケットが違うとCPUそのモノが取り付け出来ないので、マザーボードのスペック表では、まず最初にこれを確認しましょう。
 ソケットの種類を確認したら、次はチップセットを確認します。
 チップセットとは、CPUを含めたマザーボードに接続する全てのパーツを監視、管理するICチップの事で、基本的にはCPUメーカーがCPUと一緒に開発し、マザーボードメーカーに供給しています。
 このチップセットがサポートしていないCPUだと、ソケットが合っていても動作しません。 また、チップセットによっては何らかの機能があったり無かったりするので、マザーボードを選ぶ時は重要な選択基準になります。
Blog0597  CPUがi7‐900系の場合は、選択の余地無しにX58チップセットになります。 これは、現在i7‐900系をサポートしているのが、X58チップセットだけだからです。
 左図はASUS社の製品ですが、他社の製品でもこれは同じで、i7‐900系=LGA1366ソケット=X58チップセットと考えてもらっておkです。
 しかし、ASUS社を始め、ギガバイトなどの大手マザーボードメーカーは、様々なニーズに応えるため、X58チップセットのマザーボードをかなりの種類ラインナップしており、迷い度はLGA1156ソケットマザーボードと対して変わりません。(笑) 僕も大いに悩みましたが、選ぶ基準は他にもあります。(注:詳細は後述)
Blog0598  LGA1156ソケットのCPUを選んだ場合、チップセットはP55とH57とH55の3種類があります。
 P55は、クラークテール以前のチップセットで、クラークテールも動作しますが、内蔵されているグラフィック機能に対応していません。 なので、内臓グラフィックを利用したいのであれば、P55チップセットは選択肢から外しておkです。
 ただし、P55はマルチグラフィックカードに対応しており、nVIDIAのSLIやATiのクロスファイアを利用出来ます。
 H57は、クラークテールと同時に開発された新しいチップセットで、P55とほぼ同等の機能を持ち、なおかつ内臓グラフィックにも対応しており、クラークテールの機能をフル活用出来るチップセットと言えるでしょう。
 H55は、H57の機能限定版で、言わば廉価版。 内臓グラフィックには対応していますが、一部の機能が省略されており、加えてマイクロATX規格(注:詳細はまた今度)の製品が多いようです。 低価格PC向けですね。
Blog0599  チップセットが決まったら、他の機能、特に拡張性を確認してみましょう。
 現在、グラフィックカードはPCI‐Exという拡張インターフェースを利用していますが、x16レーンがグラフィックカード用になっています。
 左図はASUS社の製品ですが、一際長い3本のスロットがそれです。
 PCI‐Exには、これ以外にビデオキャプチャカードやサウンドカード、ハイパフォーマンスネットワークカードに利用するx1レーンというのがありますが、x16をx1として利用する事も可能なので、無くてもベーシックおkです。
 ただし、x16が3本あるからと言って、3ウェイSLI(注:グラフィックカード3枚挿し!)が構築可能かと言うと、そうではありません。
Blog0600  左図(注:よりにもよってコレが600枚目か!)は、ASUS社製のマザーボードのスペック表の一部を拡大したモノですが、『3x PCI Express2.0(x16/x16x1またはx16/x8/x8)』となっています。
 これは、3本あるx16スロットに接続したデバイスを自動識別し、x16を2本+x1を1本、もしくは、x16を1本とx8を2本として動作するという意味で、この2パターンでしか動作しない事を意味します。
 つまり、x16を3本としては動作しないという事です。
 そのため、グラフィックカードの性能をフル活用して3ウェイSLIを構築しようと思ったら、x16を3本として動作させられるマザーボードが必要というワケです。(注:構築そのモノは可能。ただし性能が落ちる)
 また、レイアウトも重要です。
 先ほどのマザーボードでは、3本のPCI‐Exの間にPCIスロットがあります。
 PCIスロットは、古いビデオキャプチャーカードやサウンドカード用のインターフェースで、現在は基本的に使用しないインターフェースなので、大型のヒートシンクを備えたハイエンドグラフィックカードを装着してPCIスロットが使えなくなっても問題ありません。
 ですが、x16やx1といった現在主流となっているスロットがx16の直下にあると、せっかく買ったビデオキャプチャーカードがスロットに空きが無いため使えないという事になりかねません。
 なので、自作PC製作時、あるいは将来的にインストールを考えている拡張デバイスをラインナップしておき、それに見合ったレイアウトの拡張スロットを備えているマザーボードを選ぶ必要があります。


 現在のHDD、及び光学ドライブは、かつてのウルトラATAに利用されていたIDEインターフェースから、SATAインターフェースに主流が移行しています。
 このSATAにも、現在は3Gbpsと6Gbpsがあり、より高速にデータを送受信出来る6GbpsのHDDを買っても、マザーボードのSATAインターフェースが3Gbpsだけだと、性能をフルに発揮出来ません。
 6GbpsHDDを導入するのであれば、マザーボードが6GbpsSATAに対応しているかどうか確認しておく必要があります。
 また、今年に入ってようやく規格が定まり、製品への実装が始まったUSB3.0ですが、これに対応しているかどうかも、選ぶ基準になります。
 現在は、USB3.0専用のデバイス自体がまだありませんが、将来的にはビデオキャプチャーユニットやビデオコンバーター、DVCなど、これまでIEEE1394aに頼っていたデバイスがUSB3.0に移行すると思われるので、そういったデバイスの導入を考えているのであれば、これの対応も選択基準になるでしょう。


 この他に、e‐SATAやHDオーディオ、内臓グラフィックを利用するのであれば、ビデオ出力インターフェース(注:現在のディスプレイインターフェースはDVI‐Dが主流だが、製品よってはHDMIのみという製品もあり、DVIーDが使えない事がある。 別途変換コネクタを買えば済む話しだが、メンドクサいと言えばメンドクサいので)、USBインターフェースの数などをチェックし、選択基準とすると良いでしょう。


・メモリ

 メインメモリは、大容量であればあるほど良いとされていますが、これはマザーボード、と言うか、CPUとチップセットによってある程度選択肢が絞られます。
 先ほど記したLGA1366ソケット専用のX58チップセットは、トリプルチャンネル(注:言うなればメモリのマルチスレッド化)に対応しているため、X58チップセットのマザーボードはメモリスロットを3本ないし6本実装しています。
 逆に言えば、X58チップセットの場合、メモリは必ず3枚ないし6枚買わなければならないので、メインメモリを大容量に出来る反面、コストが高くなります。
 LGA1156ソケットのチップセットは、トリプルチャンネルには対応しておらず、デュアルチャンネルのみ対応しているので、メモリスロットは2本ないし4本になっています。
 メインメモリを大量に購入する必要が無いので、コストがかからない反面、大容量のメモリを導入しようとすると、トリプルチャンネルよりも逆に高く付く(注:メモリ1枚当たりの容量を増やす必要があるため。 2GBのメモリは1GBのメモリの倍の価格だが、4GBのメモリはさらにその倍以上の価格になる。 結果的に、2GB2枚よりも4GB1枚の方が高い)事があるため、デュアルチャンネルでハイパフォーマンスを実現しようとすると、結果的にコストパフォーマンスが下がる事になります。
 また、そのメモリの容量ですが、現行のOSであるWin7はともかく、Vista以前のOSでは、実質的には3GBまでしか制御出来ない仕様になっているため、それより大容量のメモリを積むのは、正直無意味です。
 ただし、現在はデュアルチャンネル、トリプルチャンネルが主流になっている関係上、1チャンネル当たりの容量を3GBまで引き上げておくと、制御出来るのは3GBまででも、1チャンネルで処理する容量に余裕が出来るため、メモリの作動温度を抑える事が出来、結果的に処理速度が向上するそうです。
 ただし、現在市販されているメモリは、1枚当たり1GB、2GB、4GBと等比数列になっているため、1チャンネル当たり1GBを3枚、2GBを2枚、もしくは4GBを1枚という構成になります。
 1枚当たりのメモリの容量は、全て同じにしておくと良いらしいです。
 また、メモリの規格も重要です。
Blog0601  ブルームフィールド系のCPUは、DDR3‐1066という規格に対応していますが、リンフィールドやクラークテールはDDR3‐1333という異なる規格になるため、規格が違うと正しく認識してくれなかったり、最悪動作自体してくれません。
 左図に示したのは、Corsair社のブルームフィールド向けの製品ですが、3枚セットで販売されており、レンフィールドやクラークテールがサポートしているデュアルチャンネルには使用出来ないようになっています。
 メモリのメーカーサイトのスペック表には、そのメモリが使えるCPUやチップセットが示されているので、それを確認して間違えないように注意しましょう。
 もう一つ注意点として、メモリは製造メーカーが重要です。
 メモリは高く付くので、低価格ないわゆるノンブランド品もありますが、これはどんな理由があっても選択肢から外して下さい。 メモリの容量が違う程度ならかわいいモノですが、正常に認識してくれない、全く動作してくれないなどの不具合で泣きを見るぐらいなら、多少高くてもちゃんとしたメーカー品を買うようにしましょう。
 Corsair以外にも、日本のバッファローやI/Oデータの製品も、ブランド品として高い信頼を得ている製品です。
 ちなみに、メモリもCPUと同様にオーバークロックで動作させる事が出来ます。 ただし、その場合は発熱量がハンパなく増大するので、左図の製品のようにヒートスプレッダ(注:メモリ用のヒートシンクの事)を装備した製品を選んでおくと良いでしょう。
 また、ヒートスプレッダが無いメモリでも、別売りのヒートスプレッダを装着する事が可能です。


 とまあ、以上のように長々と書きましたが、今回はPCを構成する上でも極めて重要な3つのパーツについて考察、解説しました。 皆さんのパーツ選びの参考にして頂けたら幸いです。
 さて次回は、HDD、電源ユニット、光学ドライブ、そしてビデオカードについて考察、解説していく予定です。



 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ



きょーのはちゅねさん♪


棺じゃないけどクロ。

Th3093 Thanks for youre reading,
See you next week!



‐参考資料‐
※今回の記事は、以下の雑誌、及びウェブサイトを参考資料として適宜参照しました。

・パソコンの自作‐2010年春号
※日経WinPC増刊として、年4回発行されている自作PCの情報誌。この号は、CPU特集でした。

Intel公式サイト

ASUSTeK公式サイト

リンクスインターナショナル公式サイト(Corsair日本正規代理店)

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

091.Happy Syndrome

2010年05月02日 | 棚から一掴み

-Asami's Music Colection #06-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 ゴールデンウィークですね!
 皆さまいかがお過ごしでしょうか?
 あっしはシフトの交代もなく、特に何の代わり映えもしないGWです。(笑)
 それはさて置き、先日の事、Steamブラウザが久々に大幅アップデートされました。
Blog0593  いつもは機能の一部やレイアウトが仕様変更になるだけですが、今回のアップデートはインターフェースそのモノが変更になるほどの大規模なモノ。 かなりの部分が仕様変更されました。
 使い易くなったカンジはありませんが(笑)、それぞれの項目の詳細情報がポップアップで表示されるようになったり、ゲームのプレイデータがライブラリで確認出来るようになったりと、ずいぶん多機能になった感はあります。
 ただ、ブラウザに利用されているAdobeFlashが専用設計になったらしく、IE用のFlashプレーヤーではなく、IE以外用のFlashプレーヤーをDL、インストールする必要があるようです。
 ストアなどのスライドショーが上手く表示されない場合は、ほとんどの場合これが原因なので、既にIE用のFlashプレーヤーを導入していても、Adobe社のHP(→コチラ)から、『Flash Player 10 for Windows Other Browsers』をDL、インストールして、Steamを再起動しましょう。
 ちなみに、これに先立ってL4D2も大幅アップデートされ、新キャンペーンや新ゲームモードが追加されました。
 新キャンペーンをやってみましたが、1作目の“あのヒトたち”がNPCとして登場! なかなか面白かったです。


 さて、それでは恒例の連載コーナーからいってみよーッ!


‐AS‐RadioHead(2010/5/1)‐

 今週のAS‐Radioは、トランスアーティストのJusticeZ特集です。
 1曲目の『Polaris』は、4つ打系トランスの王道的なミックスで、トランス特有のシンセパートのためにスピードはリング付レッドとかなり速め。
 ランニングタイムは3:58、トラフィックは204で、縦ブラインドもかなりフラットなので、スピードが速いという以外は難易度はそれほど高くないです。
 ただ、楽曲的にはあまり良くない。 もうひとひねり欲しいカンジ。
 2曲目は『This is My Jurisdiction』。 これは良曲!
 1曲目と同じく王道4つ打トランスですが、ハッピーなノリがイイカンジ。
 スピードはマックスリング付レッド。 トラフィックが273と高めで、縦ブラインドは比較的フラットですが、トラフィックが高いのでマッチ21が狙えます。 ってゆーか出ました。今年に入って5回目。 ただし、直後にステルスが取れなくなったので、リトライしたため記録には残ってません。つД`)゜。
 ランニングタイムが3:18と短めなのが残念ですが、AS向きの良曲です。
 3曲目の『Retribution』は、パープルからリング付レッドまで、スピード落差が激しい4つ打トランス。 ただし、トラフィックが134とかなり低めなので、比較的フラットな縦ブラインドという事もあり、難易度はかなり低め。
 ランニングタイムが4:38と適度な長さで、比較的AS向きの楽曲だと思います。
 4曲目はトランステクノスタイルの『Cosmic Dust』。
 ランニングタイムこそ5:07と、今回の4曲中最長ですが、スピードがマックスオレンジ程度で、イエローが平均値。 しかも、トラフィック129とかなり低めなので、RSでも9万程度。
 ただし、トランステクノ特有の激しい縦ブラインドがキツいパートが多く、ニガテなヒトには難易度が高く感じるかも。
 いずれにしても、今週は先週ほどではありませんが、比較的AS向きのラインナップになっていると思います。
 以上の4曲は、5/7まで無料でDL&プレイ可能です。
 ASユーザーの皆さま、Dont’t Miss it! ですぞ!


‐戦場のヘタレ司令官‐

 DoW:DCのシングルプレイ攻略は、カオスマリーンキャンペーンがようやく終わりました!
Blog0580  長かった……。
 最後の領地を占領すると、自動的にエンディングになってしまうので、SSはラスト直前の状態ですが、この後本拠地に立て篭もっていたスペースマリーンを撃破し、クロノス星天下統一を達成しました。
 最後の本拠地攻略は、速攻戦では絶対に返り討ちに遭うと思っていたので、最初から超じわりじわり作戦でいきました。
 が、強固な抵抗を覚悟していたワリには、HQ直前までのCPを結構アッサリキャプチャー出来た感があります。
 最後のHQにしても、確かに部隊やタレット(特にタレット! 数多過ぎ)に多少苦戦しましたが、スクワッドもメカもフル状態でラッシュをかけたら、結構アッサリ終わりました。
Blog0581  ラス前やラス前々のあの苦労はいったい何だったんだ?
 いずれにせよ、クロノス星はこれで我がカオスマリーンが統一。 カオス神に生贄の血を捧げるのだ! がはははははッ!!
 ……などと言ってるヒマも無く、カオスマリーンは攻略したので今度は別の種族で天下統一を目指します。 さて、その種族とは……。
 ダララララララララ(←ドラムロール)
 ダンッ!
Blog0582  エルダーであります隊長!
 実はエルダーって結構好きな種族だったりするんだよねぇ~。 コマンダー女性キャラだし。(笑) かなり男クサいこのゲームの一服の清涼剤のような。(笑)
 スクワッドやメカも多少弱い印象があるけど、ロケーターを上手く使えば逃げるのは上手そう。(笑) 
 いずれにしても、カオスマリーンとは一味違った戦略が求められそうなので、最初は手間取るかもしれませんが、今度はエルダーでクロノス星統一、がんばりたいと思います。(`・ω・´)/
 ……トコロで、DoWのエルダーコマンダーは、なんで顔出しNGなんですかね? DoWⅡでは目消しすら無いのに。


‐Alice in Cyrodiil‐

 続いてはTESⅣプレイ日記。
 先週攻略中だったKotN、こちらも終わりました!
Blog0583  クルセイダーの剣取りに行くダンジョンって、結構長かったんですね。 忘れてたよ……。
 しかし、KotNは剣を回収するとあとはラストダンジョンを残すのみとなるので、ココまで来れば終わるのは早いです。
 んで、問題のラストダンジョンなんですが、予想通り敵が強い強い。(笑)
 案の定、最深部にたどり着いた頃にはせっかく集まった味方は一人を残して全滅。 SSに写っているのは、ほとんど新たに集まったメンバーです。
 すまぬ皆の衆、Aliceちんのレベルを上げ過ぎたばっかりにこんな事に……。
 とは言え、ナインの聖騎士団は再建され、見事ウマリルの進攻を阻止。 世界の危機は終わりを告げました。
Blog0584  攻略時のAliceちんの状態は、左図のようになりました。
 レベル38!
 高過ぎッ!!(笑)
 以前にも書きましたが、TESⅣは場所やクエストに関係なく、PCのレベルが上がる事によって敵も強くなっていくというゲームシステムですが、クリーチャー系の敵はレベル30までしか設定されていないので、30を超えれば安定しますが、人間系の敵、盗賊や暗殺者、ネクロマンサーなどは、30を超えるとレベルに合わせてヘルスやマジカ、スキル値が上がっていくため、クリーチャー系の敵よりも強くなっていきます。
 結局、一番恐いのは人間なのです。
 ちなみに、集めたクルセイダー装備は修道院の地下に飾って置きました。 使うのもアレなんで。(笑)
 んで、キャンペーンが終わったら恒例の家購入。 今回はレーヤウィンの家を購入しました。
Blog0585  レーヤウィンは、アンヴィルと同じく港が近いので、交易などで比較的裕福な階層の市民が多い街です。
 なので、レーヤウィンの売り家もさぞや豪華な家が……あるワケではありません。(笑) レーヤウィンで購入出来る家は、ブラヴィルに次いで安いみすぼらしい家です。
 平屋……。 しかも壁がコ汚い……。
Blog0586  外見通り、内装も質素でコ汚いです。
 収納も少なく、ブラヴィルの家とほぼ同等。 買える家具も少ないです。
 まあ、レーヤウィンはシロディールの中でも一番端っこにある街なので、ココに拠点となる家があるというのは、ゲームを続ける上でも強みになるコトは確かなんですが、正直宿やギルドに泊まった方が良いぐらいかも。
 そう言えば、KotN攻略中、労せずしてデイドラの心臓が大量に手に入ったので、予てから集めておいたヴァンパイアの遺灰と合わせて、メイジ大学のラミナスのトコロへ持って行きました。
 そして、ラミナスから許しを得て、晴れてメイジ大学復学を果たしました。ノ゜∀゜)ノイェイ
Blog0587  Aliceちん、マジメに授業を聞くの図。(笑) 制服着てるしな!
 これでまた魔法作ったりエンチャントアイテム作ったり出来る。
 しかし、学生生活を満喫するのもいいですが、やっぱりキャンペーン攻略していかないといけないし、そろそろ装備を替えたいなぁ~と。 思ったので、中断していたHentai Maniaを再開しました。
 獲得出来る装備が、MOD名通り色々とアレなので、SSは自重させて頂きますが、ノーマルクラスは攻略済みなので、スペリオールクラス(5ダンジョン)から再開。 現在、エリートクラス(9ダンジョン)を攻略中です。
 ってゆーか、エリートクラスまで来るとボス戦がかなりキツいです。 両手で数え切れないぐらい死にました。 ザコも結構強くなってきたし。
 装備品の方は、順調に集まっています。 かなりヤーヴァイのもありますが、カワイイのやカッコイイのも結構あります。 装備品コレクターなプレーヤーにはオススメです。
 ちなみに、ノーマルからスペリオール、スペリオールからエリートに進む際、ボスが落とすカギが必要になりますが、ドロップ率が30%に設定されているので、最大でもボス戦4回目でカギをドロップするハズなんですが、僕はスペリオールのボスが5人目になってもカギを落としてくれなかったので、もう1周してようやくエリートクラスのカギを頂きました。
 そう言えば、スーパーエリートクラスに行く時はどうすればいいんだろう? なんだかよく分からない、捨てられないクエストアイテムは拾ったんですが?(´・ω・`)
 ちなみに、レベル40超えました。
 ついでに、プレイタイムも100時間超えました。



 以上、今週の連載コーナーでした。
 それでは続いて、今週のメイン記事。 久々の『棚から一掴み』のコーナーです。
 今回は、RED ALiCEと共にHARDCORE TANO*Cシリーズの中心メンバーとして活躍するアーティスト、源屋の特集です!
 今週も、最後までお付き合い下さいませませ。


・Biography

 源屋は、同人アーティストとして2005年頃から活動を始め、RED ALiCEが主宰するハードコアタノシーに参加。
 TANO*Cシーシリーズはもちろん、RED ALiCEのサークルであるALiCE’S EMOTIONの東方アレンジアルバムなどにも楽曲を提供する傍ら、2006年には自身のサークル、MINAMOTRANCEを立ち上げ、東方アレンジを中心としたアルバムのリリースを開始します。
 並行して、オリジナルソロアルバムの製作、リリースも開始。 同年には、アレンジを含む1stソロアルバム、『CORE!!』をリリース。
 これ以降、COREシリーズとしてオリジナルソロアルバムを多数リリース。
 TANO*Cシリーズへの楽曲提供や、クラブイベントのTANO*C STRIKEでのパフォーマンス、他のサークルのCDへのゲスト参加など、現在も精力的に活動を続けています。

※注:もっと正確な記事を書きたかったんですが、プロフィールをリサーチしきれませんでした。 すまぬ……。つД`)゜。


・What is “Happy HardCore”?

 ではココで、源屋が得意とするジャンル、『ハッピーハードコア』について簡単に解説しておきましょう。
 ハッピーハードコアは、テクノ/ハウスを中心に、ある意味無節操なまでにクラブミュージックジャンルが派生、細分化されていった1980年代後半から1990年代前半に生まれたジャンルで、ロッテルダムテクノに代表されるガバを起源とする派生ジャンルと言われています。
 BPM160以上という高速ビートに、ウラ拍を強調したシンセを重ねる点は、ロッテルダムテクノとよく似ていますが、ロッテルダムテクノがインダストリアルノイズ系のガチャガチャしたノイジーな音色を多用し、ダークで精神障害的な音作りを基本としているのに対し、ハッピーハードコアはリズムセクションはそのままに、シンセやメロディパートを強調し、明るく楽しく、ポップでキャッチーな曲調に仕上げるのが特徴になっています。
 ロッテルダムテクノに限らず、ハードコアテクノの拠点がロッテルダムからロンドンへとその中心を移行したことから、トランスと融合した事でUKハードコアやトランスコアへと派生していく事になり、現在では明確な区別がつかなくなっているように感じますが、現在でもUKでは人気の高いジャンルで、日本でもポップでキャッチーなメロディが広く受け入れられ、比較的ハードコアに馴染みのない一般にも支持され、UKに次ぐハッピーハードコアの中心地として、日本は海外からも高い注目を集めているほどです。
 アーティストとしては、今回の源屋はもちろん、HARDCORE TANO*Cの主催者であるRED ALiCEや、TANO*CクルーのM-Project、RaverRose、さらにはbeatmaniaⅡDXに楽曲を提供したRyu☆(注:コナミが一般公募したコンテストで優勝し、4thSTYLEに『StarMine』という楽曲を提供した事がキッカケで高い人気を得るようになった。 後に、TANO*Cシリーズにも楽曲を提供している)など、高い人気と評価を得るアーティストが多数おり、現在も活動中です。


・Discography

 それではココからは、源屋とMINAMOTRANCE名義のアルバムをいくつかご紹介していきましょう。
 全部紹介していると数が多くてキリがないので、今回はオリジナルソロアルバムシリーズのCOREシリーズ5枚を紹介していくコトにしました。
 これ以外にも、東方アレンジ盤がいくつかありますが、今回はあえてスルーで。(^ ^;) ってゆーか、以下の5枚を紹介したかったので。


‐CORE!!‐

Blog0588  2006年にリリースされた初のオリジナルソロアルバムは、タイトルもそのモノズバリのこのアルバム。
 ハッピーハードコアを中心に、トランスやトランスコア、さらにはマキナなど、バラエティに富んだ9曲+ボーナストラック1曲の全10曲を収録。
 オリジナルソロアルバムですが、アレンジモノも収録されており、定番(?)の『Kanon』や『FFⅥ』、さらには『ひぐらし』まで(!)、源屋らしいポップでキャッチーなリミックスながら、「これをこうするか!?」みたいな楽曲もあり、良い意味で笑える楽曲も収録されています。
 全体的に、トランスやトランスコア色が強いのは確かですが、マニアック過ぎないのでハードコア初心者にもオススメの一枚。
 個人的には、ボーナストラックの『Dancing Night』がかなりのイキオイでツボでした。
 これぞ90’sテクノ!
 ジュリアナ世代の僕としては、どこかで聴いた事のあるフレーズのオンパレードに、思わず笑っちゃうぐらいハマりました。
 ……って、ハッピーハードコアじゃなくてハイパーテクノですが。(笑)


‐CORE DUO!!‐

Blog0589  2ndアルバムは、何やらサイバーチックなジャケットが特徴のこのアルバム。
 TANO*Cシリーズにも収録された『Moonlight Night』や『into the night』など、1stアルバムと同じく全9曲+ボーナストラック1曲の全10曲を収録。
 全体的にトランス色が強くなり、UKハードコアやフリーフォーム(注:これも、UKハードコアと同じくハッピーハードコアからの派生ジャンル)系の楽曲が中心となり、中には『Tech Glitch』のような、ある意味源屋らしくない楽曲(注:トランステクノらしいですが、どちらかと言うとインダストリアルテクノに近い印象。面白いと言えば面白い楽曲ではある)もあったりしますが、ジャンルよりはバラエティ重視といった印象があります。
 個人的には、『Everybody Feel Now』がツボ。 70’sファンクをそのまま現在の技術で作り直したようなハウス楽曲で、「そのまんまじゃねぇか!(笑)」とツッコミを入れてしまいたくなるボイストラックがとても良い。
 ハードコアのハイスピードも良いですが、たまにはこういうグルーヴも新鮮で良いですなぁ~。
 ちなみに、『Moonlight Night』は、同人アーティストとして高い人気と評価を得るヴォーカリスト、小宮真央がヴォーカルを務めている。


‐CORE斬!!!‐

Blog0590  お気付きの方も多いかもしれませんが、COREシリーズのアルバムタイトルは数字をもじったモノが使われています。 2ndアルバムが“DUO”(注:2つ、2個、対の意)なので、この3rdアルバムは“3”をもじった“斬(ざん)”。 エクスクラメーションマーク(!←コレ)も3つです。(笑)
 TANO*Cシリーズにも収録された名曲、『Blue Sky』(注:ヴォーカルは、これまた人気の高い野宮あゆみが務めている)が収録されている他、源屋らしいUKハードコア、トランスコアを中心とした7曲+ボーナストラック2曲を収録。
 ゲストアーティストとして、2曲で源屋と競作したDJ‐TEKKAや、『into the night』のリミックス曲を提供したkors k、『Blue Sky』のリミックス曲を提供したnadecoが参加しています。
 個人的には、やっぱり『Blue Sky』が一番良いですね。
 TANO*Cシリーズに収録されたオリジナルミックスも良いですが、コチラに収録されたエクステンディッドミックスも良いですな~。
 しかし、トランスコア系の楽曲は、ASでプレイするとリング付レッド当たり前の超高速高難易度になってしまうので、注意が必要です。
 ……って、話し代わってる話し代わってる。(笑)


‐CORE QUAD!!!!‐

Blog0591  案の定と言うか予想通りと言うか、もうコレしかないだろうというタイトルの4thアルバムは、2009年にリリース。
 これぞUKハードコア!と言っても過言ではないほどの王道派ハードコア、『here i go』や、コナミのDDRの“アノ人気曲”をフィーチャーしたハイパーテクノライクな『Jump!』、motokoが歌うポップでキャッチーなダンスポップ、『Shooting star』など、全10曲を収録。
 また、ゲストリミキサーとして、DJ-NorikenやThanatosが参加しており、その影響からかハッピーハードコアやUKハードコア色が薄れ、それよりも源流のガバやロッテルダム色が強くなり、ジャケットとは裏腹にかなりマニアックな楽曲が多くなったように感じました。
 ってゆーか、やはりThanatosが参加したのが一番の原因ではないかと。(笑) 名曲『Blue Sky』をこうするか!? 思わず自重しろと言いたくなります。(笑)
 とは言え、それがThanatosイズムと言えば確かにそうなんですが。
 それにも増して、源屋自身も『domin8or』や『Sound of trouble』でアンナコトやってるし。
 いったい彼らは何処に行ってしまうんだろうというハラハラドキドキ感がスリルとサスペンス。
 まあ、方向性の転換ではなく、新たなる可能性の模索と思いたい。


‐CORE BREAK!‐

Blog0592 てっきり“GO!!!!!”かと期待したら壊されました。(笑)
 2009年末にリリースされた5thアルバムは、DJ490とnadecoによるリミックストラック3曲を含む全10曲を収録。
 『Party Like Us!』や『Lunascape』など、本来のメインストリームであるハッピーハードコア、UKハードコア、あるいはトランスコア系の楽曲が中心となり、バラエティよりはジャンルにこだわった構成になっているように感じました。
 ……まあ、中には『Heaven to Hell』みたいなよく分からない楽曲があったりもしますが。(笑)
 また、『Moonlight Night』のリバイバルリミックスが収録されたり、DJ490による『into the night』のリミックスや、nadecoによる『Madness Fucker』のリミックスが収録されるなど、ある意味これまでの集大成的な内容になっている感もあります。
 ちなみに余談ですが、ジャケットは表の方は結構フツーですが、裏の方はおっと! ってゆーカンジです。(笑)
 お見せして差し上げたい!
 でもダメです。


 とまあ、以上5タイトルを紹介しましたが、源屋に限らず、ハードコア系アーティストがこうして高い人気と評価を得て、広く認知されている現在の状況は、ハードコアファンとして嬉しい限りです。
 さらに言うなら、源屋のようにメジャーではなく同人メインで活動しているアーティストが多いというのも、やはり同人音楽ファンとしてはめでたい限りです。
 今後も、彼らの変らぬ活躍を期待&応援していきたいですね。



 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ



きょーのはちゅねさん♪


MICK。

Th3092 Thanks for youre reading,
See you next week!



‐参考資料‐
※今回の記事は、以下のウェブサイトを参考資料として適宜参照しました。

・Wikipedia日本語版
 検索ワード:ハッピーハードコア

MINAMOTRANCE公式ウェブサイト

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする