人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

鍾乳洞の階段

2016-07-18 | 人工股関節

とんだカイダン話です。

福島県の「あぶくま洞」という所に寄りました。
入る前から、
「私は階段が苦手なので、キャンセルしたい」

旨を言っていたのですが、

「大丈夫、 無理せずゆっくり行けばいいのだから」

と励まされ・・・・・



いや~、想像以上に階段が多かった。
ほとんど階段と言っても過言ではない。

2人のボランティアさんのうち、お一人が皆さんの案内役、もうお一人が私の介助役専門でした。


片足(右足)で一段上がり、その後で左足を揃え、一段一段上がるという状態。
足を交互にあげることはできない。
「両手を手すりにつかまって」
「降りるときは後ろ向きがいいですよ」

助言をいただきながら、一段一段。
それだから時間がかかり、私の後に列ができてしまう。
子どもは正直だから、イライラしている様子がうかがわれる。

入らなけらば良かったという後悔の念におそわれるが、ボランティアさんの励ましで、全行程を歩くことが出来た。

最後には腿がパンパンにこわばり、足が重い。
ボランティアさんにマッサージやメンテナンスをしていただく。

あぶくま洞には今まで3回は来ていると思う。
その時の足の状態により、歩行は色々だったが、今回のように階段を一段づつという事はなかったような気がする。
痛さをこらえながらも可動域はまあまあだったから。
人工になってから、特に左足が上がらない。

平地は難なく歩くことが出来るようになったが、今回の事で自分の弱点をはっきり認識せざるを得ない現実を知った。

観光ボランティアさんにはご迷惑をかけました。
ありがとうございました。