直木賞受賞作。
便利屋を一人で切り盛りする多田の元に高校同級生の行天が転がり込んで来てから、多田便利軒には次々と予期せぬ出来事が起こるのだった。
私は作品のモチーフとか作者の文体(態)とかを考えながら読むのが嫌いで、ほぼ感覚+勢いで読み進む性質(たち)なので、その意味からするとこの本は面白くなかった。ユーモア小説?と思ったらそうでもないし、二人の元妻と子どもとの回顧話からしみじみ系?と思ったらそうでもないし、風俗系?と思ったらそうでもないし、地方再生物?と思ったらそうでもないし・・・
最近、外れが多いので少々意気消沈気味です。
【追伸】
登場人物がみんな煙草吸い過ぎ



