評価5
再読(前回2020年8月13日)。
紀元前312年、ローマ水道の安定供給システムを確立したのは街道を立案し敷設したアッピウスだった。利用率の4割は私用が占めており、導管の円周率による水道料金が徴収された。そして、医療や教育においても様々な制度が確立していた。
教育についての記述が面白い。
すでに紀元前3世紀頃から子弟の教育を家庭教師に託すのがあたりまえとなっており、家庭教師の最上ランクはアテネ生まれでアテネで学んだギリシア人、その次が小アジアで学んだギリシア人だった。なお、カエサル家は名門貴族ではあったが経済的に裕福というわけでもなかったので、ギリシアで学んだガリア人を家庭教師としていた、ということである。
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再読(前回2020年8月13日)。
紀元前312年、ローマ水道の安定供給システムを確立したのは街道を立案し敷設したアッピウスだった。利用率の4割は私用が占めており、導管の円周率による水道料金が徴収された。そして、医療や教育においても様々な制度が確立していた。
教育についての記述が面白い。
すでに紀元前3世紀頃から子弟の教育を家庭教師に託すのがあたりまえとなっており、家庭教師の最上ランクはアテネ生まれでアテネで学んだギリシア人、その次が小アジアで学んだギリシア人だった。なお、カエサル家は名門貴族ではあったが経済的に裕福というわけでもなかったので、ギリシアで学んだガリア人を家庭教師としていた、ということである。
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