黒笑小説ー東野圭吾 2018年06月17日 | 読書 評価3 東野圭吾の短編集「X笑小説」シリーズを三部作だと思っていたのだが、実は四部作だったのだ。ってことで「怪笑小説」「毒笑小説」「黒笑小説」と来て、本作品にてオーラス。 全12編、全部小説編集者と小説家、それを取り巻く人々の物語。他の3作と比べてブラックな味が薄れて物足りないが、小説業界の裏側がわかってかなりためになる一冊!巻末広告も作品の一部で、熱海圭介、唐傘ザンゲの名前と「撃鉄のポエム」「虚無僧探偵ゾフィー」の題名に大笑い。←四部作を読んだ人にしかわからない話(笑)。