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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

盛工 vs 天理

2006年12月27日 | 岩手スポーツ
今日から 全国高校ラグビー 開幕!

優勝2回、準優勝2回、32度目の出場を誇る、おらが 盛岡工業 が こちらも、全国制覇6回、出場59度目の名門中の名門 天理 と対戦。しかも、開会式直後の第1グランド開幕戦(12:00)!

勝ってけろー っと願わずにはいられない。

さて、盛工の全国制覇の相手は2度とも天理。
ゲンの良い相手だっ。

■1度目の全国制覇:1966年 盛工 6-5 天理

小生10歳、小学校4年の時だ。親父とテレビ観戦(NHK)。

得点経過の記憶が全くないが、当時は、トライ3点ゴール2点ペナルティーゴール3点ドロップゴール3点だったはずなので、盛工6点は2トライか、1トライ1PGか、2PG(DGはほとんどなかった時代)。天理5点は1トライ1G。

確か、6-5で盛工リードのまま迎えた終盤、停電だったか、中継の不具合だったかで・・・いずれにしても、TVが プチッ て(音は立てなかったと思うが)切れて、観戦不能に。。

「なして、こったな大事などきにーーー!」

と、叫ぶ わが親父(笑)。

で、親父はすぐに、NHKだったか岩手放送だったかに電話しまくり!

結果、盛工の初優勝を知って 大喜びの平舘親子でした~♪

■2度目の全国制覇:1971年 盛工 20-9 天理

小生も、おがって15歳(中3)。

この年から、トライが4点になったようだ。
して、大会開催時期だが、今のように年末~年始ではなく秋口あたりだったような気がするし、開催地も花園だったのか、少々疑問(?)

さて、さて、この年、(確か)工藤主将を筆頭に、後の明治大主将・笹田学(当時2年)、藤村朗など好選手を擁した盛工は、ホントに強かった!とんでもない強さだった!

ただ、何回戦だったか忘れたが、目黒戦で3-3の引き分け抽選となり、かろうじて勝ち上がった記憶がある。

いよいよ天理との決勝!
今では信じられないが、優勝候補の盛工に天理が挑む構図だったはず・・・

試合は、盛工のFWが電車道!
天理のFWが盛工の強力FWのパワーを支えることができずに、スクラムのままズルズル後退する場面が何度も!

「いぐぇー いぐぇー 盛工ー!」

いや~ テレビを見ていて、痛快この上ない試合展開だった。

解説者の一言が、また、岩手県民を喜ばせた。

「いや~、今の盛工だったら大学勢にも勝てると思いますよ」

で、見事 盛工2度目の全国制覇!!

数日後、盛岡駅に降り立った盛工フィフティーンは駅から大通へと 「優勝パレード」

小生も、2つ下、5つ下の妹を引き連れて開運橋たもとで声援を送った。選手一人一人と盛岡市民の喜びに満ち溢れた顔が今でも忘れられない

後にも先にも、全国優勝パレードを直に見たのはこれっきり。

そう言えば「優勝パレード」で思い出してしまったが・・・
S53一高甲子園出場決定の時は大学の体育合宿で蔵王に居た。今、思い返せば、なんとう言う運の悪さよ(涙)。

さーっ いよいよ初戦が始まる

名門 盛工 がんばれっ!

盛工ラガーOB会HP 見つけました。
  盛工の詳細がわかります!

【追伸】
選手名とか、諸々裏を取らないまま書いていますので、間違い等ありましたら気兼ねなくご指摘ください。追加等もよろしくお願いしま~すネっ hirafujiさん、tamakiさん(笑)。
職場のスポーツ通・数人に聞いてみましたが、昔のトライ得点やPG得点など、だいぶ皆さんあやふやでした~♪