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チリモン&プチモン写真館

チリモン・プチモンの写真集です。種類別にカテゴリーを作っています。どうぞゆっくりと楽しんで下さいね。

<170>ツボダイ

2009-03-18 | 珍しい魚
珍しい形の魚が出ました。
ツボダイという魚で「カワビシャ科」という聞きなれない科に属しています。

お腹が白いのは、ちりめんジャコをたくさん食べているからです。

形はマトウダイなどに似ているのですが、専門家の方によると、「マトウダイの体の表面はツルツルしているのだそうです。
この写真の個体はゴツゴツしていて、背鰭と腹鰭が黒いのも特徴です」とのことでした。

成魚になると、干物になったりするようですが、ヒレが硬いのが特徴だそうです。

(09年1月中旬  和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)

成魚の写真はこちらで




 

<121> ウナギギンポの仲間の子供

2009-02-12 | 珍しい魚
専門家に写真を見ていただいたところ「ウナギの仲間のようです。体にシマシマ模様があるので、もしかしたらウミヘビ科の魚かも?」 とのことでした。

最近「チリモン図鑑」に「ウナギギンポの仲間の子供?」という写真が載り、とてもよく似ていました。

(08年7月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


これはチリモンとは呼べない大きさですが、カタクチイワシ漁の網に入ったそうですので、「とても珍しい例」ということでUPします。
ウナギギンポの子供です

上の写真に比べれば、とても大きいです!!

体の真ん中辺りの模様です。


そして、鋭い歯の並ぶ口元。



成魚は80センチにもなるそうです。
海のそこの方にいる魚ですが、仔魚の頃は、しばしば浅いところに上がってくるという説明が有ります。


(2012年9月 和歌山県有田市辰ケ浜沖の漁)



<117> ニザダイ科の魚の稚魚?

2009-02-11 | 珍しい魚
チリモンを扱っている業者さんも初めて見られたそうです。
色々な意見が出ましたが、専門の方に写真を見ていただくと、たぶんニザダイ科の魚でしょうとのことでした。

その後、某掲示板で写真を見ましたが、間違いなくそっくりでした!
死滅回遊魚の仲間のようです。


(08年7月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


大人の姿の参考です
こちら

<108> トラギス科???

2009-02-05 | 珍しい魚
クラカケトラギスだ! と教えてくれた人がいるのですが、専門家に見ていただいたら「トラギス科であることを否定は出来ないけれども、そうだともいえない」とのことでした。

なので、トラギス科の稚魚???と「?」をたくさんつけておきます。

(08年5月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


<46> イトヒキアジ?

2009-01-08 | 珍しい魚
少し壊れているし、体の表面がはげているので、イトヒキアジの幼魚特有の模様が確認できません。

もしイトヒキアジなら、生きている時はヒレももっと長くて、これをなびかせて泳いでいる姿の写真を見ると、うっとりと眺めてしまいます。

(07年11月(?)和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


<40>チョウチョウウオの仲間の稚魚

2009-01-05 | 珍しい魚
チョウチョウウオは、暖かい海の魚のなかでは一番北まで住んでいるのだそうです。
カネ上さんは、和歌山の沖合いでも網を引かれるので、黒潮の流れからはじき出された死滅回遊魚かも?

(07年11月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


こちらはチリモンを始めて2度目の出現です。
種類が違うようです。

トリクチス幼生と呼ばれる時期で、仔魚(ごく幼い頃)から稚魚へ変化していく頃だそうです。
ヘルメットをかぶっているような頭の様子が特徴です。

乾燥してしまうと、この黄色が抜けて、向かって右のような色になってしまいます。


(09年8月下旬 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)
(09年9月下旬 鹿児島県東シナ海・吹上浜の漁)


よく似ていますがこんなのもでました。

顔のところの黒い色がとても薄いか、無いかです。

(10年4月下旬前後 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)


これはチョウチョウウオの仲間のごく小さい時の姿です。

7ミリほどしかありません。
大きさの感じです。

何物か全くわからなかったので、稚魚の専門家に見ていただき、チョウチョウウオの幼体と聞き、驚きました!

(09年10月 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)


大人の姿の参考はこちらで
なお、こちらの中に、上の黄色いのにとてもよく似た稚魚の写真が載っています。
はこふぐさんが発見して教えてくださいました。


今回は、鹿児島からやってきた仲間です。

真っ黒で、精悍な感じがしました。
なかなか立派な鎧をまとっています。
口もとの様子も面白いですね。


(13年5月 鹿児島件東シナ海 吹上浜沖の漁)

<37> ギンカガミの稚魚(幼魚?)

2009-01-04 | 珍しい魚
お腹の部分は何かに食われたのか、壊れていますが、面白い形の魚でしょう?
「ギンカガミ」というのだそうです。

これも大きく区分するとスズキの仲間です。

きれいな姿をしています。

成魚の姿はこちらで見られます

(07年11月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


上の写真よりはもう少し小さいのも出ました。

上のは青い四角が5ミリ四方ですので、約2,5センチくらいですが、こちらは1,5センチくらいです。
(12年9月上旬 大阪湾淡路沖の漁)


どちらもおなかがなくなっているのは、どうしてでしょう?
おなかが柔らかくて食べられやすいのでしょうか?

<36>キハッソクの稚魚

2009-01-03 | 珍しい魚
キハッソク(稚魚)・・・・体が黄色いのでこんな名前?
いいえ、そうではないのです。

とてもまずい魚で、昔に料理をするのに木(燃料)を八束も使ってもまだ美味しくならなかった、というのが名前の由来だとか。
でも、実際に食べてみた人は、案外美味しかったとおっしゃっています。

大きく分けるとスズキの仲間です(スズキ目ハタ科キハッソク属)
南日本からサンゴ礁域に暮らしているようです。
いつも「チリモン入りのチリメンジャコ」を送っていただくカネ上さんの所は紀州ですから、沖の黒潮に乗って流れてきたのでしょうか?


黄色いこの魚、よく見ていると時々もっと小さなのなどが見つかります。

(07年11月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


大人の姿はこちらですとても意外です!