安倍さん効果です。

「日本も（スイスと同じように）無制限金融緩和だ。」

この言葉一つで円安がどんどん進行中です。

日経平均も飛び上がりました。

日銀と大蔵省がどんだけがんばってもできなかった事を
やってしまいましたね。


もともとこの円高は大蔵省の「国債価格維持政策」によるもの。

円高対策よりも国債の価格が大事だったんですよね。

おかげで「ちょぼちょぼの金融緩和」しかやってません。


スイスが「無制限スイスフラン売り」といった時も日本は「出来
ません」とか「すぐにだめになります」とかいう論が大半でした。

でも安倍さんが「無制限・・・・」といったとたんにこれです。


まあ相場などというのはこんなもんですか。

やっぱり理屈よりも「人々の受け取り方」の方が大きいようですね。

サプライズでした。

野田さんもなかなかやりますね。

自民党も定数削減まではやるでしょう。

で、議員さん達の歳費２０％カットはどうなりますかね。

民主党の宣伝になるので、実行されないでしょうね、きっと。


「断固たる決意」のある山田さんや、「政治空白はだめ」のかのうさんは
どうするのでしょうか？

いちおう動きには注目しておりますよ。


ＮＹがあれだけ下げても東京はサプライズ効果で上昇しています。

いやあ、たいしたものですよ、野田さん。

エレベータのように上がったり下がったりしています。

うまくとらまえて少しは利益が出るといいのですがねえ。

転ばない様にがんばりたいと思います。

時間がないのでしょうね。

石原さんは「日本がだめになる。」ずいぶんとあせっておいでのようです。

日本に時間がないのでしょうか？

それとも石原さんに時間がないのでしょうか？


野田さんはまじめな事は認めます。

あたまもいいですね。

でも、大蔵省に洗脳されています。

財政再建による国債値段の確保が第一です。

この政策はとても認める訳にはいきません。


自然科学関係では日本人のノーベル賞はまずまずです。

でも経済学では一人もいません。

これは「経済システムについてはスタンダードを欧米におまかせ」と
いうことと一緒ですね。


世界の流れは財政再建一辺倒ではなくなってきていますよ、野田さん。

欧米はわからないように「ちゃぶだいをひっくり返し」ます。


消費税をあげて財政再建しても景気はよくなりません。

そこのところ、よおく考えていただきたいものですね。

来週も又ＮＹとヨーロッパ次第ですね。

ドルとユーロがまた値を下げてます。

ということは訳のわからない円買いがはじまってますね。


世の中不安になると円が上がります。

「当面いいだろう」というわけですね。

まあ緊急避難みたいなものです。


さて来週はオバマさんと議会の取引が焦点ですね。

どこの国でもチキンレースがはやりです。

やってることはみいんなおんなじです。

「俺の方が正しい。」

「いや、おれだ」とね。


そのたんびに株価は上がったり下がったり。

世の中はそうやって進み、今年も終わりが近くなりました。

なべて世は事もなし。

大きく見りゃそうですが、日々トレードしているこの身ではそうもいきません。

また明日から「読みの日々」ですね。

話はまるで逆ですね。

田中さんの主張は「大学の数が多すぎるから質が落ちた。」と。

だから「規制をして新しい大学を増やさない事にしましょう。」と。


きっと自分たちの事をかえりみてそう言っておられるのでしょうね。

「議員の数が多すぎて質が落ちた」と。


規制することで質の良い大学が出来るとはとても思えませんね。

話はまるで逆でしょう。

「自由競争があるから質の向上がある」と。

競走のない所に現状を改善する意欲は生まれません。

なにせ「今まで通りやっていれば食える。」のですからね。


もし規制することが唯一必要だとすれば、ペーパー大学でしょう。

授業の実体がなく、留学生を受け入れる事が仕事というやつです。


大学として最低限必要な事のみを規制すればいいのです。

それ以上のことは自由競争をさまたげるだけですね。


日本社会のＧＤＰを少しでも持ち上げようと、新しい大学をつくってくれる。

それに水をさす事を何とも思わない野田政権には経済対策など無理ですね。

田中大臣の起用といい、もう限界ですよ。

さっさと解散・総選挙といきましょうか、野田さん。