宇宙論、ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論

ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論 etc etc

ブラックホール囲む「リング」確認 赤外線望遠鏡で観測 京産大など

2022-11-21 11:40:18 | 日記

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2022/11/19 0:15

 

https://archive.fo/vcvbJ

『・・・研究チームは2010年から、地球から6200万光年離れた渦巻き銀河「NGC4151」中心部の巨大ブラックホールを米カリフォルニア州のウィルソン山天文台で観測。周辺のガスが落ち込んでいるブラックホールの中心部から噴出する高エネルギーのプラズマ「ジェット」に対し、垂直の方向にダストがリング状に広がっていることを確認した。

 リングの半径は0.1光年。複数の赤外線望遠鏡を組み合わせ、高い解像度を実現することで確認できたという。 

 巨大ブラックホールの中心部には、周辺のガスが落ち込む円盤構造と、その外側にリング状のダストがあると予測されている。・・・』


さてこれは「複数の赤外線望遠鏡を組み合わせ、高い解像度を実現」という所に注目でしょう。

光望遠鏡であって、電波望遠鏡ではないはず、と思いますが、、、。

そうなると「得られた光の画像を干渉させた」と言う事になりそうです。

そこのところ、詳細を知りたいところですね。


画像の拡大図
https://archive.fo/1ve38


よくイラストで出てくる絵と同じですが、これは想像図ではなく実物です。

いや、ものすごいですね。

 

 

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地球から最も近いブラックホールの発見に天文学者たちは困惑

2022-11-21 11:38:57 | 日記

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https://archive.ph/DMqCZ

『・・・「私たちのジェミニ追跡観測によって、この連星が通常の恒星と少なくとも1つの休眠ブラックホールからなっていることが合理的疑いの余地なく確認されました」とエル=バドリーは付け加えた。「観測されたこの星系の軌道に、ブラックホールが1つもないことを説明できる宇宙物理学的に妥当なシナリオを見つけることはできませんでした」

この星系が奇妙なのは、ブラックホールの形成に関する科学者たちの現時点での理解と適合しなていない点だ。BH1は、恒星として生まれた初期段階で、超巨星へと膨張するのに十分な大きさだった。実際、その伴星が現在のような太陽類似星へと成長するはるか以前に、それを呑み込むことができるくらい膨張していたはずだ。

「この星系を通常の連星進化モデルでは容易に説明できないのは興味深いことです」とエル=バドリーは指摘する。「今回の発見は、この連星系がどのように作られたか、またこのような休眠ブラックホールがほかにいくつ存在するのかについて多くの疑問を提起しています」・・・』


休眠中のBHであればホーキング放射の観測が可能になると思われます。

しかしながら1600光年にある休眠状態のブラックホールの本当に弱いホーキング放射を地球から観測する、と言うのは「至難の業」であります。


「裏庭ほどの距離」地球に最も近いブラックホールが見つかる
https://archive.ph/uuaXx

 

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ブラックホールの“4本目の毛”?「渦度」を持つ可能性が示される

2022-11-21 11:38:00 | 日記
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ブラックホールの“4本目の毛”?「渦度」を持つ可能性が示される
https://archive.ph/WACoZ


「たられば」の連続の様な話ですが、新しいブラックホールの仮説が誕生した模様です。

Source
Gia Dvali, Florian Kühnel & Michael Zantedeschi. “Vortices in Black Holes”. (Physical Review Letters)

Physical Reviewにでたのですから、当方が唱える「ダークマターはプランクスケールの原始BHだ」仮説よりはずうっと業界受けが良い仮説なのでありましょう。

まあそれはさておき、いまだにダークマターを構成している新素粒子の発見はおろか、そのしっぽさえも、あるいは影さえも見つかってはいない様です。

そうしてまたイタリアの山の下に据え付けられたダークマター検出用の観測装置はもう動いていると思うのですが、第一報はまだですか?(注1)

首の長さが十分に伸びて、そろそろ限界に達しそうであります。

注1;グラン・サッソ国立研究所
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%BD%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80






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ブラックホールがなぜドーナツに見えるのか、今度こそ分かった!

2022-11-21 11:37:00 | 日記
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https://archive.ph/CeGpN


干渉計のデータから画像を復元する、と言う行為は


『・・・ 喩えていえば、土器のかけらから元の土器を復元するのに、かけらが足りなくてつなぎ合わせることができない状況です。仕方がないので、皿を作って割ったり茶碗を作って割ったりして、似たかけらが得られるかどうかで、元の土器の形状を推定しているわけです。・・・』

・・・というような「非常にあやふやな事を実はやっていた」という事の様です。

従って「その解析結果として得られた画像は、ほとんどがゴミのデータから誤った推定に基づいて得られた結果に過ぎない」という批判が起きるのはとても正常な事である、といえます。

まあその上で筆者は
『・・・今回のコラボレーションのように、敢えてデータを公開し議論を呼びかける姿勢に敬意を表します。』
とまとめています。

ちなみにフーリエ変換など具体的な解析手法については元記事を参照願います。


・・・という訳で、この件決着は当分先の話になりそうですね。

 
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M87中心部のブラックホール画像は間違い? 国立天文台が独自解析で異なる画像

2022-11-21 11:36:05 | 日記

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https://archive.ph/po3jr

『・・・観測データは公表されていて、国立天文台で独自に再解析したところ、EHTCが示したリング状の構造ではなく、中心部にある「コア構造」とそこから伸びる「宇宙ジェット」やジェットがあるとできることが多い「ノット構造」などが現れたということです。

国立天文台ではEHTCが解析の際に設定した視野が狭すぎたうえに、電波望遠鏡の配置がバイアスを生みやすくなっていたなどとして、「EHTCが公表したリング像はおそらく間違い」と指摘しました。・・・』


これはちょっと衝撃的ですね。

国際共同観測プロジェクトの「EHTC=イベント・ホライズン・テレスコープ・コラボレーション」は2017年4月に、地球上の8つの電波望遠鏡を結合させて、楕円銀河M87の中心の電波を詳細に観測。

そのデータを解析して、2019年4月にリング状のブラックホールシャドウとされる画像を公表していただけに、国立天文台の独自の再解析結果を受け入れるでしょうか?

そうしてまた、事実はどこにあるのでしょうか?

ちなみに国立天文台が独自に再解析した結果の拡大画像はこちら。

https://archive.ph/YhQ1p

国立天文台曰く『今後、計画されている電波望遠鏡の数を増やした追加観測などを通じて、より確かな知見が得られることを期待している』との事。

この件、続報が待たれます。

 

 

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