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電王戦FINAL・第3局はやねうら王の勝ち

2015-03-30 11:03:49 | 日記
これで人類軍は2勝1敗です。

COM君、最後のふんばりが効きました。


ところで「やねうら王」の作者のやねさん。

対局開始直前まで本気で「負けたかな」と思っていた様子です。

「電王戦FINALへの道」という動画で「飛車を呼び込まれて仕留められた」という映像の影響ですね。

乱数を使った研究対策をしていない「やねうら王」でしたので、かなりの確率でその筋に呼び込まれる可能性があったのでした。

でも「戦運のつよいやねうら王」ですから、今回も将棋の神さまが味方してくれたようです。

序盤から「研究ではあまり現れなかった力戦形」を引き当てました。


さて対局者の稲葉さん、そこで最初の衝撃を受けます。

それでもめげずに「飛車呼び込み作戦」を敢行しました。

でもこれはタイミングが早すぎましたね。

このミスは「本戦というプレッシャーに稲葉さんが負けた結果」の様であります。

そうして結局は呼び込んだ飛車も仕留めることはできませんでした。


さて事前に公開されていたPVでは「棋士のプライドを捨てなくても勝てそうだ」とのご発言。

「これは勝ったな」と早合点の理事さん御一行、勝利の酒盛りのあとで函館山に登っての夜景見物のご予定でした。

まあでも勝負というものはいつの時代でも「相手をなめた方が負ける」のであります。

そうして今回の対局も結局そうなりましたね。


こうして「人類軍対COM君」という団体戦の決着はつぎの第4局に持ち越されたのでありました。


PS
>対局開始直前まで本気で「負けたかな」と思っていた様子です。

対局直前の朝インタビューでそう語っていますね。
そうして、それを聞いた時は少々驚きでした。

大抵の人は心の中で「負けるかな」と思っていてもインタビューでは「勝ちに行きます」とかなんとか言って「お茶を濁します」ね。

でもやねさんはそうしません。
「どんなお気持ちですか?」と聞かれれば本当に思っている事を口から出します。

そうしてそれが誤解のもとになるのです。
「また負けた時の逃げを作っている」とか「本当は勝ちたいくせに」とかね。

まあでも「世の中は広く」て、そうして「思っている事をそのまま口に出す お・と・な」の存在もどうやら認めなくてはならない様であります。


PS
「やねうら王の1三角」関連記事を2つほど

電王戦 第三局の感想<--リンク

電王戦FINAL第3局観戦記 船江恒平五段<--リンク

やねうら王トラップが一枚上手だった模様です。


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