レベル999のgoo部屋

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プレミアムドラマ『珈琲屋の人々』第1回

2014年04月06日 22時52分17秒 | 2014年ドラマ

「人生を変える一杯」

内容
喫茶店“珈琲屋”のマスター宗田行介(高橋克典)
14年前、ある事件を起こし、服役。
半年前に出所し、亡き父の店を受け継いでいた。
“一杯の珈琲が人生を変えることもある”という亡き父の言葉を信じて。。。

ある日のこと、店に、ひとりの女(木村多江)がやってくる。
女は、行介を値踏みするかのように、見つめていた。
すると、店にいた、隣店の花屋の主人・島木雅大(八嶋智人)が女に声をかける。
「何にしますか?」
注文を聞き、行介は、珈琲の準備を始める。
「お待たせしました」
手を見つめる女。。。。“この手が、夫を。。。”
胸の内を悟られないようにしながら、女はカップに口をつけるのだった。

そこに、神妙な顔をしたクリーニング店の天野元子(渡辺えり)が現れる。
「主人が浮気をしているようなの」
夫・直道(岩松了)の様子がオカシイという。
浮気するはずがないと言う島木。
ちかくのカウンターにいた常連の元警官・秋元英治(小林稔侍)も同意。
それでも、納得いかない元子。
すると行介は、“いつもの”を。。。元子に出すのだった。
一息ついた元子は。。。。「一緒に尾行してくれない?」と行介に告げる。
戸惑う行介。
「良いと思いますよ」
そして見知らぬ女・冬子は、“柏木”と名乗り店をあとにする。

敬称略



原作は未読。

脚本は、渡辺千穂さん



ひとつの喫茶店で、交錯する人々。

店主には、過去があったが。。。。



そんな感じかな。

BSの“プレミアムドラマ”“プレミアムよるドラマ”枠で、
描いて来た作品群に、かなり似た“空気”を持っている作品ですね。

もちろん単発モノは、除きますが。


“のどが渇くと水が飲みたくなるけど、
 どうして珈琲って飲みたくなるんでしょうね

“珈琲の苦みが人生の苦みを中和してくれるそうです。
 みんなギリギリのところにいて、ふとしたことで
 一線を越えてしまいそうになる
 だけど、一杯の珈琲がちゃんと戻してくれることもある。


かなりベタな物語ですが。

途中で、なんども。。。“あ!”と。。。驚いてしまった。

もちろん、想定外の展開があったからです。


このあたりが、渡辺千穂さんらしいところですね。


話もシッカリしているし

物語に、ちょっとした軽い部分もあって、

シリアスな部分と、良いメリハリになっている。

俳優も良くて。。。。演出も丁寧すぎるほど丁寧。

良い“空気”も漂わせているし。


ほぼ、文句なしである。