モアイのためいき

日々のこと・ハンドメイド・若い頃の旅など

昔の雑誌・日本カメラ1979年11月号

2021-10-14 21:27:33 | 音楽・本

先日実家に行ってきた時に、80代の父から「これどうする?」と渡された物。

片付けていたら出てきたそうで、自分も半分忘れかけていた雑誌。

実家の誰も、カメラが趣味の者はいない。

ではどうしてこの雑誌があるのかというと・・・ここに自分がモデルとして写っているのだ

いや、正確にはモデルではなくて、野次馬的な根性で登場したわけだけれど。

もう40年以上も前、小学生だった昭和の平和な下校時間のこと。

小学校のそばで、おじさんが三脚立てて撮影をしておりました。

何を撮っていたのかよくわからないまま、小学生たちはカメラの近くに群がりました。

不審者とか、そういうことにまだ注意を払わない時代でした。

一つ年上のちょっときれいな女の子がカメラの前に立っていました。

彼女のことを撮影に来たのかなぁ~なんて見ているうちに、

おじさんは、「あなたも撮ってみる?」と多分、そんな感じで言ってきたと思うけれど、

お転婆だった自分は調子に乗って、写真を撮ってもらったのでした。

遊びに忙しい小学生時代、そんなカメラおじさんのことは気にせずに過ごしていたある日、

クラスの隣の席の男子が、「おまえ、雑誌に載ってたぞ!」と教えてくれたのですが、

「何の雑誌?」と聞いても、教えてもらえませんでした。

確かその少し後になって、母親から「どうも雑誌にあなたが載っているらしい」と言われ、

どうしてわかったかというと、母の知り合いが歯医者の待合室に置いてある雑誌をめくっていたら、

自分が載っていたので、劇団にでも所属したのかと思って聞いてきたそうです。

母はそれほど行動力がある方ではないけれど、

かかりつけでもないその歯医者さんに出向いて、雑誌を確認して、

その後、書店で取り寄せてもらったという事なのです。

その写真がこれ。

今とはずいぶん顔が違っているので、恥ずかしいけれどこのまま載せてみます。

(わざと暗くして、色もうすく加工しました)

ちなみに、双子ではありません。

テクニックを使って、一人の人間を双子のように一つの写真にする・・ってことです。

カメラマンは矢花一弘さんという方です(日本カメラの雑誌による)。

前述したように、自分はお転婆だったので、

面白がって顔をつぶしたり変なポーズをとったりしたのでしょうね。

このテーマでほかの子供たちが何人か写ってましたが、

みんな普通に写っていて、おかしいのは自分だけでした

40年以上も前のエピソードをよく覚えているもんだと思いますが、

年を重ねるにつれ、忘れていくことも多いし、覚えることさえさぼりがちなので、

記録のためブログに記しておくことにしました。

ところで、この「日本カメラ」という雑誌は今年休刊になってしまったそうですね。

手元にある1979年11月号しかほとんど見たことはないけれど、

この号のコンテストのコーナーが好きで、当時、何度もページをめくったものでした。

子供ながら、いいと思う写真がたくさんあったのです。

あ、あとヌードの写真も結構載っています。

だから、隣の席の男子(G君)は雑誌の名前を教えてくれなかったんだろうな

ご家族のどなたかが、カメラが趣味だったのだろうけれど、

自分にとってはカメラが趣味というのは高尚な部類だったから、

「さすが秀才G君の家は違うなぁ」と思ったのを覚えています。

現在だったら、小学校の近くで知らないおじさんが声を掛けてくるなんて、

不審者で通報されてしまうかもしれない。

ましてや、カメラで撮影するなんて。

自分の子供が同じ事されたら、心配になるだろう。

おおらかな時代でした。

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読書*「ときどき旅に出るカフェ」近藤史恵

2020-05-04 17:45:04 | 音楽・本

たまに本屋さんに立ち寄った時に、文庫本の平積みの中から、

装丁や帯で手に取ってしまう本があります。これもその1冊です。

苺のスープがおいしそうだったもので。

そして、「かもめ食堂」など、カフェとかお店を舞台にした小説。

きっと、自分の中に「お店をやってみたいけれど、まぁ無理だな」という、

憧れがあるんだと思います。

若い頃、バイト先の近くに面白い喫茶店があって、

趣味の延長でやっているのか、お店は外装も内装も飛行機なのです。

メニューに「アーモンド・オ・レ」があって、その当時では珍しくて好きだったなぁ。

趣味の延長・・・というのは、行ってみても休みだったりするところとか。

商売っ気がないというか、そもそも、集客力のある立地ではなかったなぁ。

以前、「かもめ食堂」についてここで触れたことがありますが、

その後、映画と同じ小林聡美さん主人公で「パンとスープとネコ日和」というwowowのドラマを見て、

カフェを開くにはまず、土地と建物だ・・・と思ったわけであります。

こうした余裕(家賃の支払いの心配がない)・・・というのは失礼かもしれませんが・・・が、

小説やドラマの中で、独特のリズムを生んでいるのでしょうね。

自分はそういうのを嫌いではないので、こうした小説をまたしても手に取ってしまうのだと思います。

「ときどき旅に出るカフェ」もそういう要素はあります。

あっという間に読んでしまいました。出てくる食べ物も、とってもおいしそうだし。

実際には一人でお店を切り盛りするなんて、難しいことでしょうけれど、

そこは小説なので、すごいなぁと思いながら読んでます。

ただ、一番最後のエピソードは不要かなぁ

この本は、買ってからすぐに読んだのではなくて、

たまたま、外出自粛なんていう世の中になってしまって、

マスクとか、食べ物とかは買い置きをしてないのに、

本はたまたま買い置きしてあったという・・・

全く話はそれますが、以前「かもめ食堂」のことを記したときに、

小説読んだら主人公のイメージとして深津絵里さんも浮かんだ・・・と思ったのですが、

パスコのパンのCM、小林聡美さんから深津絵里さんになってるんですよね。

自分の中では「おぉ、やっぱり」と一人納得しているのであります。

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「風をあつめて」を口ずさむ・・。

2020-01-30 23:13:24 | 音楽・本

なんだかバタバタして、じっくりテレビを見るということが少ない。

そんな中、地味にチャンネルを合わせてしまうのが、

BS12の「ザ・カセットテープ・ミュージック」。

テーマに合わせて我々世代(4,50代)になじみがある歌が出てくるのです。

先日、娘A(27歳)とボーッと見ていたら、♪恋は桃色(細野晴臣) という歌で、

「この歌の声って、ほら、あの『街のはずれの・・・』っていう歌と同じ声」と娘Aが言いまして。

同じことを私も思って、「はっぴいえんどの ♪風をあつめて だよ。ボーカルは細野晴臣だったんだね~」と。

私は ♪風をあつめて をよく口ずさんでしまうのです。

でも、まともに全部歌えたことがないのです。

途中の歌詞と音程のはまり具合が難しくって。

そんなことを話したら、娘Aが歌詞検索を始めて、

あらためて 風をあつめて の歌詞を見たら、漢字の使い方も独特で、

二人で「これで卒論でも書けそうだね」ってことになった。

今までは「街のはずれの背伸びした路地を散歩してたら・・・」と

単純に散歩の歌かと思っていたら、「路地」じゃなくて「路次」だし。

歌詞の意味を考えていたら、わけが分からないことになりました

作詞・松本隆さん、おそるべし。

「これ、私が3歳の時に作られてるわ」と娘Aに言ったら、大変驚いてました。今っぽいって。

細野晴臣さんと言えば、私にとってはYMOの人。

歌というより、作曲のイメージ。

でもこの歌のボーカル(細野さん)は、歌ととてもマッチしてしていると思う。

この声だから、口ずさみたくなるのかなぁ。

リアルタイムでは3歳くらいだから、当然当時はこの歌を聞いてないわけで、

でも、ある時からよく口ずさんでいて、

ネット社会になって調べてみたら、

好きで聞いていた大瀧詠一さんとか、YMOと繋がっていたりして、

自分の好きな音楽って、知らないうちに系譜があるのだろうか。

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読書*垣谷美雨 『あなたの人生、片づけます』

2017-05-18 10:48:26 | 音楽・本

我が家はいわゆる「きれいな部屋」ではない。

だけれども、汚部屋というほど乱れてもいない(と思う)。

とはいえ、急に人が来ても「さぁさぁどうぞ・・・」というわけにはいかない。

ドラマのように刑事さんが「ちょっとお邪魔させてもらいますよ」と勝手に上がってもらっては困る。

もし仕事がこんなに忙しくなければ、部屋はもっと片付くのだろうなぁ、と

言い訳にして、片づけは後回しにしておりますです。

片づけたいのはやまやまだけれど、

テレビなんかで、「部屋を片付ける」企画とか、「断捨離」とか言ってると、

余計に焦燥感が生まれて、片づけという言葉を意識から遠ざけたくなっていた。

たまたま書店で、読みたくなるような本を探していた時に、

片づけの指南本ではなく、小説としてなら面白いかなぁと思って、手に取ってみました。

そして、買って、仕事帰りの電車の中で、数ページで吹き出しそうになりました

読み進めて、最終的に爽やかな気持ちで読み終えました。

小説にあるフレーズ、「片づけられない人間は、心に問題がある」。

自分は小説に出てくる人たちほどではないけれど、

思い起こせば、言い訳ばかりして片づけを後回しにしているのは否めない。

忙しくても片づけられる人は片づけているのだし。

とりあえず、この本を読んでからしたことは・・・、

自分の中・高校生時代の手紙を処分しました

逆に、今までよく保管してあったのだと思いますが、読み返してみると、

忘れていた事とかが蘇ってきて、恥ずかしくもあり、そして、友人たちに感謝する気持ちも生まれた。

もっと先になってから処分していたら、面倒くさくて読まずに処分していたかもしれない。

中・高時代の自分を少し思い出して、少し前向きになった気がします。

急に片づけようと思っても自分の性格上難しいので、

小説の中の人たちのように、前向きになることで、片づけを少しづつ生活に取り入れたく思いました。

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高中正義さんのライブ♪

2016-11-05 10:27:48 | 音楽・本

もう一か月近く前になるのだが、

高中正義さんのライブに行ってきた。

デビュー45周年記念ということですが、高中さん現在63歳らしいです。

・・・自分も年取ったけれど、高中さんも年を重ねたということですね(感慨深い)。

自分はギターに全く詳しくはないけれど、

高中さんの音楽を聴いていると、解放された気分になれるのだ。

ただそれだけで、今でもドライブ中のBGMでよく聴いている。

ただし、お気に入りの曲ばっかり聴いているので、

知らない曲も結構あるのかもしれない。

高中さんのライブに行くのも、実はたった2回目。前回は2002年のことだった。

NHKホールで、その2日前にはこれまた好きだったパットメセニーグループのライブに

NHKホールに来ていたので、なんとゴージャスな日程だったものだ。

子育て真っ最中だったが、お子達は相方(夫)が見ていてくれたのだったか・・・

さて今回のライブ、「THE BEST」とうたっている割には、

これがBEST?的な曲もあった。周りのお客さんの反応からもそんな気がした。

もちろん、テッパン曲の演奏はありましたが。

高中さん、途中で寝っ転がったりしてましたが、年には勝てないものなのか

でも、自分的にはそれでもOKです。

ライブに来ているお客さんも、それぞれ年を重ねているように見受けられる。

自分もオバサンだが、周りもオッサンが多かった。

さて、高中さんの有名な曲と言えば、数多くありますが、

自分の中でかなり好きな曲なのに、あまり表に出てこない曲、

 アクアプラネット 

ゆったり感、メロー感、南の島に行きたくなる。

ほかにも、海を感じられる曲が多いですね、高中さんは。 

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サディスティックス♪on the seashore

2013-08-04 13:04:30 | 音楽・本

中学・高校時代・・・30年ほど前の頃になるわけですが、

よく聴いていたのはユーミンやオフコース、大滝詠一さんなど。

あとは、高中正義さんとかもかなり好きでした。

レコードを手軽に買える年代ではなかったので、テープにダビングするのが主流でしたが

それらのテープはいまだ我が車に積んであり、

ドライブの際に愛用しております。

同僚にそのことを話したら、最近の車はカセットが付いていないらしいのね

車を買い替えたらどうしましょ~。もっと昔のようにラジカセ積むか

その頃、TVK(テレビ神奈川)ではミュージック系の番組が多くて、

洋楽、邦楽のPVを見るのが好きだった。

残念ながらその頃はビデオデッキが家になかったのですが、

現代、インターネットの動画で見られることもあるのだね。こんな時代が来るとは

こうして、たまに昔好きだった曲探しをするわけですが、

題名も歌手もわからず、歌詞の一部で検索してわかった時は感激した~

その一つ ・サディスティックス「on the seashore」。

ラジオから流れていたのを途中から急いで録音したので、

誰の歌かわからないまま、すごく好きになったのです。たまに口ずさんでしまうほどに。

サディスティックスは高中正義さん、高橋幸宏さん、後藤次利さん、今井裕さんのバンド。

on the seashoreは女性ボーカルが入っていて、その方は桑名晴子さんだった。

曲が分かったのが昨年のことだったのですが、

やはり、CDが欲しくなって先日買ってしまいました~。

やっぱり名曲だわ~、これを聞きたいがために、ミニドライブに行ってしまった 

高中正義さんの曲はドライブ中しょっちゅう流れております。

ですので、サディスティックスのベストのCDも20年ほど前から持っていたのに、

その中に、何故「on the seashore」を収録してくれていなかったのかしら

そしたら、もっともっと早くに曲が判明していたのにね。

on the seashoreの作詞は高橋幸宏さん・作曲は後藤次利さん。

なんておしゃれな曲なのかしら~。

先月、WOWOWでYMOの面々のライブ番組が放映されていましたけれど、

・・・音楽のことは詳しくないけれど・・・高橋幸宏さん・・・なんだかすごい人だな。

YMOの時は「みんな変わった顔をしているおじさんたち」と思っていたけれど。

コメント (3)
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本 「元素図鑑」

2013-07-16 23:34:07 | 音楽・本

本屋さんでふと見つけた本

 「元素図鑑」:中井泉著 

以前から、元素の本がほしかったのです。

娘A(大学3年)も自分も文系人間なのですが、

よく高校や中学の副読本に載っている元素の写真を好むタイプ。

二人で元素の図鑑を欲しがっていたのだけれど、

お値段が高くて、分厚くて重いので、躊躇しておりました。

そんなときに、新書版のこの「元素図鑑」。

軽くて、安くて、内容も難しくないぞ

2013年初版のようです。

我々の思いが届いたのでしょうか、著者に。そんなわけない ですけれど。

さて、先週は夏本番と思われる気温と湿度で、

仕事も忙しく、早くも夏バテするかと思われた。

夜はエアコン入れて、この元素図鑑をパラパラめくると、

数ページで睡魔に襲われ・・・熟睡  

ゆっくり読み進めるのも、また一興。早く進めるのはなんだかもったいない。

いい買い物しました

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高校時代に聴いた曲探し♪

2012-06-05 20:04:26 | 音楽・本

八神純子さんのライブに行ってから、

自分が高校時代あたりに聴いていた・・・というか、

見ていたPV(プロモーションビデオ)を思い出すにいたりました。

およそ25年くらい前、部活を引退し、「さぁ、受験勉強だ」と、

一応張り切っていた頃、

勉強の合間に、TVK(テレビ神奈川)で流れていた音楽のPVを見るのが、

自分の中では癒しになっておりました。

当時、家にはビデオデッキなるものはなかったので、

リアルタイムで見るしかなかったのです。

TVKでは、PVがよく流れていました。

現代のようにパソコンもなかったので、

何の曲が流れてくるのか情報もなかったわけで、

好きな曲が流れてきた時にはラッキーと思える時間が好きでした。

その時に印象に残っていたPVをふと見てみたくなり、

・・・しかし、歌手の名前や題名もあいまいだったり、

さびの部分は覚えているけれど・・・、なんていうのもありで。

試しに検索かけてみるかぁと。

するとすると、

思いがけず、ヒット、ヒット、ヒット カキ~ン

ユーチューブやニコ動にあるのですねぇ~。

ちなみに、どんな曲かというと・・・。

・マリコ with CUTE 「氷河期」

・DATE OF BIRTH 「思い出の瞳」

・岩崎元是&WINDY 「夏の翼」

・・・この岩崎元是さんには結構はまって、ライブ3回くらい行ったな

・バービーボーイズ 「負けるもんか」

・・・このPVには妙な遊園地の映像が出てきて、シュールだった記憶があり、

見てみたいなぁと思ったら、

記憶のとおりにやっぱり妙な遊園地(ロシアの?)が出てきた

あと、ラジオで流れていた歌は出だしとサビしか分からなかったけれど、

検索をたどっていったら・・・見つかった

・サディスティックス 「ON THE SEASHORE」

・・・この歌はたまに口ずさんでしまうのだけれど、

確か高中正義さんが出ていたラジオで流れていたので、

高中さんに近い歌だとは思っていましたが、サディスティックスだったのですね~。

アルバムは1枚持っていますが、そこには入っていなかったなぁ。

何年か前にも検索かけたけれど引っかからなくて、

今回ユーチューブで聴けて、感激しました

ボーカルは桑名晴子さん、

おしゃれな歌詞は高橋幸宏さん、都会的な曲は後藤次利さんだった。

今聴いてもやっぱりいいわぁ

いやぁ、今の時代はすごいなぁ。

そして、広い日本、自分以外にも同じ曲に興味を持って、

動画サイトにアップする人がいてくれることにも驚いております。

昔のPV探し、ちょっとマイブームかも

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八神純子さんのライブ♪

2012-06-04 13:57:54 | 音楽・本

先週のことになりますが、

行ってきました八神純子さんのライブ。ハーモニーホール座間にて

八神純子さんのライブは初めてで、

今回のライブに関しても、チケットは衝動買いのようなものでございました。

(ファンの方、すみません)

たまたま仕事で外回りをしている時に、

ライブのチラシを見かけて、

「チケットの発売開始日・・・今日じゃん?」というわけで、

試しに電話してみたらチケットが取れてしまったのです。

八神純子さんがザ・ベストテンで歌うのをとっても楽しみにしていたのは、

自分が小学生だった頃かしら。

その後、自分が高校生の頃、

TVK(テレビ神奈川)でPVを流す番組で八神さんの歌(FUN CITY)が流れて、

やっぱり いいわぁ・・・と思い、

子育てであたふたしている時期には、

妹が「昔好きだったでしょ?」とCDを貸してくれて、よく聴いたものでした

さて、ライブ。

あえて、予習をして行かなかったのだけれど、

もう、圧倒的な歌唱でひきつけられっぱなし

あまり知らない曲も退屈になるということはありませんです。

ちなみに、基本的にずっと着席して聞いておりまして、

アンコールの「パープルタウン」でスタンディング

そうそう、客層は・・・主に40代以上かな~

なので、スタンディングが長いと少々辛い世代と見た。

自分も、着席でゆっくり聞いていたいタイプなので、よかった~。

八神さん、かっこ良すぎます。

年齢を重ねると声が出にくくなる歌手の方もいらっしゃいますが、

八神さんの声はなんとも心地よく、力強い。

最後にアカペラでも歌われましたが、声の魅力ってすごいなぁと呆然となりました。

個人的には、やはり昔の曲のほうが「八神サウンド的」で好きかな。

観客の男女比は、半々くらいだったかしら。

前後左右は男性だったし(多分同世代)、

右隣の男性はしきりに双眼鏡・・・あ、オペラグラスか?・・・で、ステージを見ていたけれど。

八神さんの生き方も素敵。目標にしたい人です。

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放射線の怖さとは・・・。

2011-04-12 06:30:30 | 音楽・本

新学期が始まって約一週間がたち、日常が戻ってきました。

中三になった末っ子息子は朝読書の時間に、

先日買った「虐殺の世界史」を持って行くらしい。

いつまでたっても幼い・・・末っ子息子。

さて、この本が怖いとほざく息子に、

「本当に恐ろしいのはこういう本だよ」・・・と薦めてみたのが、

冒頭の本です。

原発の放射能漏れが気になった昨今ですが、

以前、核燃料を作っている工場で放射性物質の臨界事故があった件、

その時に被曝された方の治療記録です。

最初に読んだのはこの本が出てすぐのことなので、10年位も前になりますが、

ときどき、手に取っています。

NHKで放送された番組をまとめたものですが、

被曝した体にどういうことが起きるのか、

・・・破壊された染色体の写真を見て、

目に見えない放射線の恐ろしさをまざまざと見せ付けられました。

それ以来、人間の力でコントロールできなくなるような

原子力発電所には疑問を持っておりました。

だからといって、

今回の原発の件について、怒っているわけではありません。

むしろ、この本を読んでいたからこそ、

報道の仕方が人々を混乱させたのではないかと、

冷静にニュースを見ることができたように思います。

今回被曝された方が、何事もないよう、願っています。

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読書嫌いの息子は。

2011-04-03 12:34:36 | 音楽・本

4月に入って暖かくなったかと思ったら、

今日は朝から冷え込んでおります。

春休み、

娘B(新・高2)は約1週間、ダンスの大会を兼ねて渡米しております。

日本が大変な時に行けるのかなぁ・・・と思いましたが、・・・旅立ちました。

大学の入学式が延期になった娘Aは、気ままに過ごし、

新・中3の末っ子息子は、

部活動から、きれいな言い方をすれば身を引き、

率直に言うと、さぼりつづけてフェイドアウト状態で、

本当に文字通りゴロゴロしております。

現在、自分の中で心の片隅にいつも引っかかっているのが、この自堕落息子です。

あんまりにもゴロゴロしているもので、

先日、「おいしい物を食べに行かないか?」と誘ったところ、

一応着いてきまして、中華のバイキングで腹を満たしておりました。

お店で「中学生ですか?」と聞かれた息子・・・そう、息子はかなり幼いのです

食べ物に釣られて出てくるあたり、見かけだけではなく精神的にも幼い。

その後、少しは本でも読んでくれないかと本屋に立ち寄り、

一緒に行った本好きの娘Aに誘われて、

読みやすそうな雑学系の本を選んでおりましたが・・・。

それが冒頭の1冊。

成績も芳しくない息子は、唯一、社会科だけは人並みで、

これなら食いつくのではないかと、娘Aが勧めてみたらしい。

だからと言って、もう少し身になりそうな本はないのかと思いましたが、

自分でも多少読んでみたい気もして・・・、

いえ、自分は決して残酷な部類には入らないとは思いますが・・・。

読んでみると、あっという間に読み終わり・・・というか、

熟読ではなく、流し読みしてしまったのですが、

背景を掘り下げて読んでみたいエピソードがあったりしました。

後半はあまり虐殺と関係のない章ですので、

思ったよりは「ド~ン」とは来ません。

自堕落息子は、恐ろしい部分は少しづつ読むのだとうそぶいております。

これが恐ろしいのだとすれば、アマちゃんだなぁ。

読むのが面倒くさいのだろうね、多分

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『日経 おとなのOFF』 2011年2月号

2011-01-27 22:22:10 | 音楽・本

先日、眼科の待合室に置いてあったこの雑誌。

鉄オタとまではいかないけれども、鉄道好きの自分には、

手にせずにはいられません。

そして、期待を裏切ることなく興味深い内容でした。

結局、同じものを買ってしまいました。

職場で部署は違うけれども昼休みによく顔を合わせる同世代のYさんは、

ご主人が鉄オタサークルに入っている影響で、

鉄道好き(乗り鉄、撮り鉄)になったそうです。

彼女に「こんな雑誌買ってみたのだけれど・・・」と見せたら、

とっても食いつきが良く、「まだ売ってるかなぁ?」と。

正直、彼女にとってはこのくらいの鉄道知識は序の口なのかも・・・と、

見せるのも躊躇しておりましたが、

楽しそうにページをめくっているようで、嬉しかった~ 同士って感じで。

コアな鉄オタにはゆるい内容かもしれませんが、

自分にはジャストミートでございました。

あ~ のんびり汽車旅したいねぇ。

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『D列車(ドリームトレイン)で行こう』

2010-11-28 08:48:23 | 音楽・本

「D列車(ドリームトレイン)で行こう」  阿川大樹著

ここしばらく、学生時代の旅の思い出をブログに綴っていて、

北海道の鉄道について、思い起こしていたところ、

書店でたまたま平置きになっていたこの文庫本。

あらすじを見ると、

「廃線が決定したローカル鉄道を救いたいと・・・」という記述。

帯には「元気が出る・・・」とあるし、

たまには前向きな小説もいいかな~と思って読み始めました。

通勤電車の数駅で読み進めていたので何日かかかりましたが、

とても読みやすく、

内容は、「こんなにうまくいくわけないよな~」と思いつつも、

うまくいってよかったと、ローカル鉄道を応援しておりました。

「この疑問点はクリアされていないけれどどうした?」的な部分も数点ありましたが。

20数年前、北海道を鉄道で回ったときには、

もうすぐ廃線の路線にも乗りましたし、

車両内に数人しか乗客がいないという状況もたまにありました。

まだワンマン列車がないときには、

車掌さんがグッズを売りに来たりとか。

深名線(深川~名寄)では、

「ばからし切符」という切符を勧められました。

「しらかば」という駅名を逆さに読んで作ったという切符

買いませんでしたけれど。

車内販売では、今は懐かしいオレンジカードはよく買っていました。

それが北海道の路線を救うことになるのかはわからなかったけれど、

廃線は少ないほうがいいなぁとは思っていました。

本題に戻って・・・D列車・・・

時代背景が現代なので、廃線を救う手法はインターネットがかなり主になっていますが、

帯にもあるように、人を動かすのは人の情熱。

自分に置き換えると、

自分の普段の仕事はこの本のようには大きくないけれど、

些細なことにも気持ちをこめれば相手に伝わる・・・かなと。

仕事が忙しくなる年末だからこそ、心掛けます

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内田百「百鬼園随筆」

2010-06-08 23:42:59 | 音楽・本

通勤・・・と言っても、電車で数駅なので、

ボーっとしているうちに目的地に着いたりするのですが、

たまには文庫本を読んだりしております。

以前から読みたいと思っていた、

「内田百」先生の随筆。

短編なのですぐに読み終えるかと思ったら、

バッグの中に3ヶ月くらいは入っておりました

借金にまつわるエピソードや、

学生たちにだまされる(乗せられてしまう?)話や、

汽車の中での乗客を観察する話など、

くだらないこと、面白いことを書いてありますが・・・。

借金をしてなかなか返そうとしない話などは、

イライラしてしまい

なかなか読み進みませんでした。

大人気ない随筆だとは聞いておりましたが・・・。

しかし、笑かそうとか大袈裟な表現もなく、

淡々と書かれているのに、

読みきってしまえたのだから(時間はすごくかかったけれど)、

やっぱり惹きつける何かがあるのでしょうね~。

3ヶ月もバッグに入れていたから、

カバーをかけていたにもかかわらず、

なんだかボロッちくなってしまい、

古本屋にも持ってゆけまい

表紙の絵は、芥川龍之介氏による、

百先生の絵のようです。似ています

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『万寿子さんの庭』

2010-03-03 23:51:49 | 音楽・本

「万寿子さんの庭」  黒野伸一さん著

本屋さんにて、装丁に惹かれて手に取った本です。

若い女性と老年の女性の友情は成立するのか?

・・・ということを軸に物語は進みます。

自分自身を振り返っても、

祖母と同じ年代と友人のように付き合った経験はないわけで、

この著書のように、気楽に付き合いができるのかは疑問です。

ただ、今所属しているパッチワークやバドミントンのサークルには、

自分の母親と同じ年代も多くいらっしゃって、

私から見ると、友人というには垣根が低すぎる。

う~む、やっぱり、友人ではなく、先輩だな。

物語は「そう、うまくいくかいな?」という疑問も含みながら終わりました。

優しさ、悲しさ、若さ、むなしさ・・・

色々味わえる物語です。

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