「万寿子さんの庭」 黒野伸一さん著
本屋さんにて、装丁に惹かれて手に取った本です。
若い女性と老年の女性の友情は成立するのか?
・・・ということを軸に物語は進みます。
自分自身を振り返っても、
祖母と同じ年代と友人のように付き合った経験はないわけで、
この著書のように、気楽に付き合いができるのかは疑問です。
ただ、今所属しているパッチワークやバドミントンのサークルには、
自分の母親と同じ年代も多くいらっしゃって、
私から見ると、友人というには垣根が低すぎる。
う~む、やっぱり、友人ではなく、先輩だな。
物語は「そう、うまくいくかいな?」という疑問も含みながら終わりました。
優しさ、悲しさ、若さ、むなしさ・・・
色々味わえる物語です。