モアイのためいき

日々のこと・ハンドメイド・若い頃の旅など

郵政博物館に寄ってみた。

2015-06-24 19:32:38 | 旅行

先日朝、相方(夫)が「東京スカイツリーに行ってみよう」と言い出しました。

相方の方から言ってくるのは結構珍しく、

雨でも降らなければいいが・・・と思いながら出掛けました。

夫婦ともに、列に並んだり、人ごみをかき分けたりするのが好きではないので、

あまりに並ぶようだったらツリーに上らないでもOK的な軽い気持ちで出かけました。

家から、電車を乗り継ぎ、押上(スカイツリー前)駅へは1時間20分くらい。

着くと、開業して3年たつのに、まだまだたくさんの人波。

スカイツリーの入場の整理券(4時間後)を一応手にして、

「さてどうしようか・・・、ソラマチをぐるっと見よう」と案内板を見ると・・・。

「郵政博物館」・・・自分は結構こういうのが好きなので、行ってみることにしました。

エスカレーターを乗り継ぎ、ソラマチ9階。

エスカレーターを上がるたびに人は減っていき、閑散としてきました。

入場料¥300。相方は入るかどうかちょっと逡巡しましたが(ケチ)、

時間つぶしに結局一緒に入場しまして・・・。

この日の企画展示は「前島密の生涯」でした。

切手に興味のある人は、切手のコーナーは圧巻かもしれません。

相方は昔の切手を探していたようでした(懐古趣味)。

ぐるりと回って最後にポストカードを作るコーナーがありまして、

普通なら、こういうコーナーはお子様方が喜ぶのでありましょうが、

郵政博物館・・・閑散としていましたので、オバサンの自分がこのコーナーにいても、OKっぽい。

それで、ポストカードを作ってみました。

こんな感じで、画像に自分の顔をはめ込むのですが、閑散としているから、

恥ずかしげもなくできる

ちなみにお子達にこのポストカードを見せたら「10頭身~」と大笑いされましたが。

相方もポストカードを作り、夫婦で盛り上がっていたら、

他の方も興味を示して近づいてきました。

皆さん、恥ずかしがらずにトライしましょう

近くにはラジオ体操(簡易保険に関係があるのかな?)の楽しそうな企画もありましたよ。

作ったポストカードに切手を貼って、ここから出してみました。

向島のスタンプがついて、我が家に無事届きました。

(財布にたまたま82円切手があったので使いましたが、通常は52円です)

郵政博物館・・・相方は「意外と面白かった」と申しておりました。

ソラマチの商業フロアはとっても混んでいたのに、ここは異次元のようでした。

となりのミュージアムショップで昔の切手などが30円で袋に入って販売されていたようなのですが、

自分は見逃してしまいまして・・・。

相方が「国立公園シリーズも袋に入っていた~価値が下がったのか」などと残念がってました。

もっとも、相方は引っ越しのどさくさの中で、切手帳を紛失したそうです

郵政博物館を出て、お昼ご飯と思いきや、

ソラマチのレストランはどこも行列で、外に出て、近くのイタリアンレストランで食事しました。

ウニのパスタがとってもおいしかったです

ところで、ソラマチには水族館もプラネタリウムもあるのですね。

そんな中、地味に郵政博物館・・・いいと思います

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ブラシの木(?)

2015-06-21 17:54:50 | 日記

少し前のことですが・・・。

職場の先輩だったSさんからメールが来まして。

「職場近くの遊歩道に変わった花が咲いてるよ~」って。

そして、たまたま仕事が早めに終わったある日、見に行ってきました。

Sさんは定年まであと数年でしたが、親の介護などもあり、この春に退職しました。

いつも穏やかな方で、自分とは草花の話とか、オフコースの話でよく盛り上がったものです。

さて、変わった花とは・・・「ブラシの木」というらしいです。

コップを洗う円筒形のブラシに本当によく似ています。

ハチが来ていたから蜜もあるのかな?

ブラシっぽいところのどこに蜜があるのかしら?

それにしても、面白く、可愛いらしいお花でした。

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2015・我が家のあじさい

2015-06-09 11:18:54 | 素人のベランダ

今年もあじさいは咲いてくれました

我が家の日当たりの悪いマンション1階のベランダ庭で。

10数年前にここに引っ越してきたときに、

母友たちが鉢植えのあじさいをくれて、

ベランダ庭に植え替えたものが大きくなったのです。

剪定の失敗を繰り返しながらも、枯れずにいてくれたことに毎年感謝しています。

難を言えば、剪定失敗の為か、枝が間延びして、まばらな印象。葉っぱだらけ。

いや、これでも、今年の花数は過去最大かもしれない

こんもりと育ててみたいなぁ

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わたらせ渓谷鉄道

2015-06-07 15:17:06 | 旅行

先日、わたらせ渓谷鉄道に乗ってきました。

テレビ番組でも風光明媚な車窓のローカル鉄道としておなじみの路線です。

実は、以前から乗ってみたい路線でした。

というのも、鉄道ファンなら誰でもご存じの宮脇俊三さんの名著、

「時刻表2万キロ」の中で、宮脇さんが最後まで乗り残して、

そして、乗り終えた区間だったからであります。

中学生の時にこの本を読んで以来、

「乗り鉄」とまではいかないにしても、車窓を見たり、ガタゴト揺られるのも楽しんだり、

学生時代は、似たような友達がいたお蔭で青春18きっぷや周遊券であちこち鉄道に乗ったものでした。

近年はさっぱりご無沙汰でしたが、

たまたま職場の仲間から「平日ならすいてますよ~」と聞いて、

気候のよいこの季節、乗りに行く事を決めたのでした。

同じ関東地方とはいえ、わたらせ渓谷鉄道は本数が少ない。

念のため、家を6:00a.m.頃出て、横浜から湘南上野東京ライン(だっけ?)で小山へ。

両毛線に乗り換えて、桐生へ。

そこからいよいよ「わたらせ渓谷鉄道」に乗ります。

今どきの人は、鉄道に乗るときにはネットで時刻検索するのでしょうけれど、

自分は、やっぱり紙の時刻表のほうが見やすいので、JRのコンビニで買うつもりでいたのですが、

たまたまなのか、ポケット時刻表は売っていなかったようでした。

(大きいのはさすがに恥ずかしいし重いので買いません。)

桐生駅11:07発、大間々行の列車に乗りました。乗客5名。

観光目当ての人はこのあとの11:28発に乗る人が多いのでしょうけれど、

桐生駅で自分は時間を持て余してしまい、とりあえず大間々に行ってみることにしたわけです。

時間に余裕があれば、途中下車しようかと思いましたが、

どうやら、散策するほどの余裕はなさそうなので、終点の間藤まで行って、折り返すことになりそうでした。

久しぶりのディーゼルの感じ

とはいえ、大間々まではローカル線の風情はあまり感じられません。

序章という感じで、大間々11:20到着。

できれば駅弁などを調達したいところですが、見たところなさそうな・・・。

今どきの人なら事前に情報収集するのでしょうけれど、自分はあまりそういうことをしないので。

幸いなことに、駅近くにコンビニがあり、おにぎりを買っておきました。

一応、群馬県にちなんだ味のものを・・・(正確な銘柄は忘れました)。

そして、大間々駅では、わたらせ渓谷鉄道のグッズが販売されていました

少しでも鉄道維持のお役にたてれば・・・という殊勝な気持ちというわけではないけれど、いくつか買ってみました。

ハンカチとか(冒頭の写真)。よくわからないけれど、インスタントカレーも買ってみました

結果的に、大間々駅まで来たのは自分的にはこうしたお買い物ができて良かったです。

ちなみに、大間々の周辺は散策してもいいところがあるらしい。

たまたま我が家でその時使っていた頂き物の「にほんいち醤油」の醸造元もあってちょっとびっくり。

さて、大間々から、終点間藤に向かう列車に乗り込みました。11:44。1輌編成。

心配していた座席の確保も、ロングシートは空いていたので座れました。

さすがにボックスの方は年配のご夫婦や、女性の数人のグループなどでいっぱいでした。

土日ならトロッコ列車が運行していますが、平日は車内も落ち着いた雰囲気。

さすがに、中年女性ひとり(自分のことです)というのはいませんでしたが。

座席に斜めに腰かけて、ずっと車窓を見ていても飽きることはなく、

おにぎりをほおばっても恥ずかしさを感じることなく、

渡良瀬川と新緑の美しさを眺めていました。

渡良瀬川と言えば、我々の世代には公害(足尾銅山)のことで授業で習ったものですが。

途中駅「神戸(ごうど)」で、かなりの乗客が降りました。

ここには「レストラン清流」が駅にあって興味がありましたが、時間の都合で断念。

周辺にも見所がありますが、本日の目的はあくまでも終点まで乗ること。

乗って帰ってこなくては、夜が遅くなって、翌日の仕事が辛いのであります

神戸を過ぎると長いトンネル区間があって、さらに渡良瀬川に沿って進み、

終点、間藤(まとう)には13:05に着きました。

ここで降りた乗客は多分4人くらい。どうやら、みんな折り返す雰囲気でした。

間藤・・・何もありません ・・・というか、工場っぽいのはあるけれど、よくわかりません。

駅舎は多分古くなくて、地元のカルチャーセンター的に使われていたりするのかな?

トイレは別棟なのかな~と思っていたところへ・・・ドヤドヤドヤ・・・

観光バスから30人くらいの年配女性集団が

そして、添乗員さんみたいな女性がなかば切羽詰って「トイレはどこですか」と尋ねてきました。

「多分、あの建物・・・ かな?」と答えてから、

しまった・・・まだ自分もトイレを済ませていないと思って、集団が行く前にささーっとトイレに駆け込みました。セーフ

よく考えると、自分も観光客で、トイレの場所を聞かれても困るわけだが。

トイレから出て、駅舎の中を見てみると、

「宮脇俊三さんの時刻表2万キロ終着駅」の展示物があり、書き込みのノートも置かれていました。

それらを読んでいたところで、ふと気づいた・・・あの観光バスの集団、鉄道に乗るのではないかと。

果たしてそのとおりで、

1輌ほとんどが観光バスの集団に座られていた~

所在無く、列車の外で発車まで時間をつぶしていると、

ヘルメットをかぶったオジサンが…「神戸まで行くのかい?」と聞いてきて、

「いえ、桐生から乗ってきて、折り返して戻るのです」と答えると、ちょっと笑われました。

おばさん一人で、珍しいと思われたのかな?

オジサンの話 「目の前のあの山、今は木が生えているけれど、前は全く生えてなくて、

ヘリコプターで、種を混ぜた土に接着剤を混ぜたものを打ち付けて、そしたら木が生えてきた」。

その話、なんだか感動してしまった

家に帰ってから「時刻表2万キロ」を見てみると、確かに、「禿山」との記述がありました。

オジサンとは、廃線(間藤から先の貨物線)の話もして、有意義な時間を過ごせました。オジサンありがとう

13:28に間藤駅を出発。

折り返しで同じ列車に乗っていたご夫婦は、観光バス集団に混じって、ロングシートに座れたようでした。

自分は、多分この集団は「神戸」で降りるから、30分くらいは立って車窓を見ていようと、

最後尾からレールと景色を見ていました。これは結構楽しいです。

バラスト(レールの敷石)が少ないな~、錆色だな~とか。

おそらく、もうここに来ることはないのかなぁという感慨深い思いも芽ばえます。

さて、神戸に着いて、思った通り集団は降りていきました。ここから観光バスに戻るのでしょうね。

車内はすっかり静かになり、自分もボックス席に移って、ここからはのんびり過ごしました。

運転席には多分見習いか研修中かの運転士さんがいて、ベテランにチェックされていました。

車内販売(わたらせ渓谷鉄道グッズ)のお姉さんもやってきて、つい、また買ってしまった

こうして、14:53桐生に戻ってきました。わたらせ渓谷鉄道の旅は終了です。

帰りは両毛線で高崎に出て、湘南新宿ラインで帰りました。

この日、列車に乗っていたのは、約10時間か。運賃は7500円くらい。

青春18きっぷが使える時期ならもっと安く済んだと思うけれど・・・気候の良い時期に行ってよかったと思います。

自分の携帯電話にはカメラがついていないのでここでは風景などの写真をアップできませんが、

写ルンですで撮影したので、現像したらアップできるかな(どこまでアナログ人間なのかと自分でも笑えますが)。

宮脇俊三さんは当時の足尾線のことを「月並みな」とか、「公害の・・・」と記述されていますが、

観光の名所路線になるとは当時は思いもよらなかったことでしょう。

終点、間藤の終着駅感もまた、自分にとっては乙なものでした。 おしまい。

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