香港気まま日記

気ままな不定期日記を写真とともに紹介します。

大型連休最終日

2007年05月06日 | Pro1
日本も中国も大型連休が終わってしまいましたね。

中国は明日まで休みというところがまだありますが、長すぎる休みはどうやって過ごしたらいいのでしょうね。

香港は連休ではなかったけど、私は週末ゴルフで充分に休暇を楽しみました。
ゴルフ友達の一人が帰国されるので送別ゴルフもありましたが、この連休を利用して9日間連続でゴルフをする猛者もいたり、普段の仕事より忙しい人が多かったかもしれませんね。

最近は長距離の移動も増えてきたので、以前にもまして健康には留意しているつもりですが、風邪をひいたのか少しのどの奥が痛くなってきました。(^。^;)

今日はもう一度遼寧省瀋陽市の五里河公園の写真をアップします。


ものすごく立派な入り口でした。


戦国時代の燕の国の名将、秦開の銅像。秦開って誰?東の異民族国家を滅ぼして現在の東北部を中国領土とした時の名将らしいです。東胡西戎南蛮北狄、中国の周りは全て異民族の野蛮人、それを滅ぼした人が漢民族にとっては英雄です。
勝者の歴史の象徴のような銅像ですね。


そういう公園ですが、連休にあわせてこういうものが作られていました。
神戸とか横浜にあるものとそっくりですね。(^。^;)


こういう形のものもありましたが、配置がシンクロナイズしていないところが中国のおおらかさでしょうか…。


芽吹いてきたばかりの木がまだまだ寒さを誘う瀋陽でした。

今日は脈絡のない写真になっちゃいましたね。(-_-;)

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歓楽谷の夕べ

2007年05月04日 | Pro1
日本も連休、中国も連休、香港は…

一応仕事日にはなっているので会社には出ていますが、電話もメールもほとんどなし。売った買ったと走り回る年代でなくなりつつある私にはいささか静か過ぎる一日でした。
と、言う訳ではないけれど、明日は香港在住のお客さんに付き合ってゴルフを入れちゃいました。(^。^;)
それって仕事?という声が聞こえてきそうですが、接待という意味では立派な仕事だと納得して明日は早朝から出かけることにしました。

NHKの国際放送では「その時歴史が動いた」という歴史番組で憲法施行60年の特集を行っていましたが、わが気まま日記では一足先に戦前の満州を特集しました。
中国と日本の間には歴史認識という結論の出にくい問題がありますが、かく言う中国も開放政策から30年近く経ち、文化大革命の否定という大手術を経て急速に変わってきました。

やたらたいそうな話題になっていますが、気まま日記には不向きな話題なので、今日の写真に話を戻します。
のどかな写真がしばらく続いたので今日は私には珍しくきれいなおねえさんの写真を載せたいと思います。

場所はシンセン。タイトル通り「歓楽谷」というところがあります。英語で言うハッピーバレーの直訳からきていますが、アメリカのハッピーバレーとは全く違って本当のハッピーバレー。言い換えれば遊園地です。

単なる遊園地ではなくいろんなアトラクションがあるので、そのアトラクションを楽しみに先日行ってきました。


ディズニーランドを思わせるところがありますが、かなり違うので、一回りだけしたあとは、歓楽谷劇場のアトラクションに向かいました。


いきなりミュージカルのようなショーが始まりました。


自転車の曲乗り。こういう大道芸的なものもありました。


予想もしなかったファッションショー。








コメントなしの写真4連チャンです。


京劇とミュージカルのチャンポンですね。


男性もいました。


派手な雑技もいろいろあって、あっという間に1時間のアトラクションが終わっちゃいました。

入場料150元は最初はすごく高く感じたけど、帰る時はすごく満足でした。他にもいろいろアトラクションがあるし、毎月中身が変わるらしいので、これから何度か行ってみたいなと思いながら帰りました。中国は広いですねぇ。

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東北中国の遅い春

2007年05月03日 | Pro1
今朝の香港は久々に太陽が出ています。

空にはまだ薄い雲がありますが、湿度は低めで久しぶりの爽やかな朝になりました。
6時45分の気温23度、今日の最高気温は29度ともう立派な夏という感じですね。

日本は今日から4連休ですね。
こちらはもちろん仕事、ですが、日本も中国も連休中なので、少々のんびりできるかなと期待しています。(^。^;)

先日行った東北地方、瀋陽という都会には満州時代の日本の香りが充満していましたね。
今日は瀋陽から200km強西にある小さな町、錦州の朝の写真です。
つい数日前でしたが、朝の散歩の時は6度前後とまだ寒さを感じる気温でした。北海道南部と同じ緯度にある錦州、香港からの来訪者にとっては心地よい寒さでした。


部屋からの眺め。ようやく数日前から木々の緑が芽吹いてきたところだそうです。


ホテルの前の通り。目抜き通りではありませんが、まだ活動は始まっていませんね。道路のど真ん中で写真が撮れました。(^^;)


まだまだロバ車が現役です。この交通手段も80年変わっていないんでしょうね。


通りを歩いていくと鉄道の駅がありました。バイクタクシーが待機していますね。
駅名は「錦県」錦州の旧地名です。中国の県は市の下の行政単位。日本で言えば錦町って感じでしょうか。このホテルには何度も泊まってますが、駅が近くにあることははじめて知りました。(^。^;)


思い切って駅の中に入ってみました。駅の雰囲気は日本とも同じですね。時刻表を見てビックリ。上り2本、下り3本しか列車が止まらない駅なんですね。


改札口が開いていたので、駅員に声をかけてホームに出てみました。しばらくして6時57分着の列車が到着。駅長が直立不動でかっこよく列車を出迎えています。この列車のあとは17時01分まで上り列車はありません。


駅名表。隣の駅までの距離が書かれてありますね。次の駅まで11km!ものすごく駅間距離が長いですね。
実はこのあと、駅員が駅に鍵をかけちゃったのですが、しばらくホームにいて別のホームに止まっていた貨物列車が動くのを待っていたら、駅長か誰かが飛んできて「身分不明の者が勝手に駅に入って写真を撮ってはいかん」って怒鳴りつけられました。(^。^;)
一瞬カメラを取り上げられるかと思いましたが、ひとしきり怒鳴り散らしたあと、「早くあっちの正門から出て行け」と言って去っていきました。(^^;)
社会主義中国では鉄道は国家機密。最近はそれほどでもないと思っていましたが、片田舎ではまだ厳しいようでした。


駅を離れ、裏通りに出るとリアカーで朝食の材料が売られていました。市民の活動が始まる時間のようですね。


目抜き通りの交差点には珍しいものがありました。交通整理用のやぐらのようです。


最後に珍しい交通標識を一つ。写真の左側の大きな通りと直角に交わる小さな道のための標識です。

写真を撮ってホテルに戻る途中、駅で最初に声をかけた駅員が自宅に戻る途中だったのか、すれ違いざまに「まだ写真撮り終えてないの?」ってニコニコして声をかけてきました。
怒鳴りつけてきた駅員もいるのに、のどかな錦州の朝でした。

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過去へのタイムスリップ

2007年05月01日 | Pro1
中国はメーデー。今週は日本と同じく大型連休です。

香港はと言えば、休みは今日だけで明日から仕事になります。
例によって今日は広い緑の敷地を独占してクラブを振り回してきましたが、今日の日中は久しぶりにいいお天気に恵まれ、午後は異常に暑くなりました。

そろそろ真夏に入っていくのでしょうが、日本より早く梅雨に入る香港では、もう少し雨に警戒しなければなりません。

今日は一昨日紹介した満州シリーズ。
遼寧賓館を詳しくアップしてみようと思います。なぜかと言うと私が15年以上前に何度か泊まったことがあるから、という理由だけです。
思いっきり戦後生まれの私ですが、戦前の空気に勝手に浸ってきました。(^^;)


威厳のある瀟洒な外観から。


横断幕が少し興ざめでしたが、玄関は大変な人だかり。誰か偉い人が来るのかなと思って近づいていくと、結婚式でした。


入り口横には「大和ホテル旧跡」として1996年に保存対象施設に指定されたと出ていました。


玄関のホールから玄関を見ています。


玄関から中を見ています。突き当りのホールが結婚式場ですが、参列者が入り始めました。


式場入り口では洋楽の生演奏。プロ並みの腕前の人たちで、演奏にしばらく聞き惚れてしまいました。当時もこんな華やかなパーティーがあったんでしょうか。


結婚式には呼ばれてもいないので、2階のエレベーターホールに上がってきました。


たかが階段、ですがお洒落ですねぇ。


1階両翼にはこんな廊下があって、実は以前、うちの会社の事務所がありました。

80年前に日本がこんなお洒落なホテルを建てていたこともすごいし、それを80年後の今もホテルとして立派に使っている中国もすごいなと思いました。

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