Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

チャリティーコンサート

2008年06月14日 | masudaizumi.com
今日はチャリティコンサートにご来場くださった皆様、ありがとうございました。

2回目となるチャリティコンサート、まずは天候に恵まれ、一安心。
前回コンサートへお越しくださったかたからは、ポスターを見て「あ、この、、、雪の人」といわれていたそうです。

制作スタッフの皆様、お疲れさまでした、ありがとうございました。

最初は、小さなお子様が聞いてくださることに、私のほうが緊張してしまった。
なぜなんでしょう、赤ちゃんをみると、うるうる、っときて、のどがきゅっと緊張してしまうのです。緊張でうまくいかなかったところもありました。がっかりさせてしまって、ごめんなさい。
なんて幸せそうな赤ちゃんなんだろう、とお母様が抱っこしている様子を観るだけで、こちらのほうが、すっかり感動して、まいっている状態です。

次回は、もっともっと、のりのりで歌えるよう努力します。

今日は気持ちのこもったお手紙と、バラのハーブティをいただきました。
わざわざお越しくださって、お時間作ってくださって、ありがとうございます。


私がバルナバ病院にお世話になったお礼の気持ちをこめて、開催させていただいているコンサートですので、不定期の開催ですが、次回は9月の土曜日で検討中です。

いつも気になっていることは、会場にお越しくださっている方々が、必ずしもハッピーなかたばかりではない、病院内という会場である、ということです。

私自身も、産婦人科という場所に、張り裂けそうな思いを抱えて来院したことがあるので、とてもその点をきにしています。

もう、めぐり合うことは出来ないかも、、、それでも前を向いていくしかない、と思っても、顔を上げることさえ出来なかったとき、ネットの掲示板で、同じような苦しみを持ったひとの書き込みを見つけて、自分だけじゃないんだ、と自分で自分を奮い立たせていた時期。

支えてくれたのは、いろいろなアーティストの歌う、自分の未来を諦めないメッセージ。そして、私の場合は、歌を聞いてくださる場があったことも救いでした。暖かく迎えてくださった皆様の拍手で、とても元気を頂きました。

そんな体験があるので、私にはどこまで出来るかはわかりませんが、聞いてくださった方が、いろいろな感情を浄化してもらえれば、と願って歌っています。

そして、いま、母というテーマで、曲を選んで歌っていることは、私にとって大きな意味をもつことです。


必ずしも私自身は、母と仲良しだったわけではなく、愛されすぎて逃げ回っていたし、全く考え方の違う娘に成長してしまったため、変な親子関係だったと思います。

それでも、彼女から学んだもの、愛情を注いで、育ててくれたこと、その後、反抗しながらも、一番影響を受け、歌を私の身体に沁み込ませ、いま私がこうして存在することは、母なくしては考えられない、と認めることが出来たのは、自分が子供を授かってから。

さらに、ここが、大阪でなかったら、そこまで自分を素直に見つめることも出来なかったかもしれません。

大阪という土地のエネルギー、そして、大阪に暮らす皆さんにいつも感謝しています。

ありがとう。


また九月に。お時間あったらお越しくださいね。

ありがとうございました。