白黒ブログ~続カウンターの内側から~

カウンターの内側目線&店の外のマスターの顔

祝・映像化

2023-05-17 00:00:00 | Weblog
丸山正樹さんの小説
『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』が
韓国で映画化され
さらにNHKでも草彅君主演でドラマ化される
ということがついに発表された!



『デフ・ヴォイス』シリーズの1冊目、2冊目の
巻末に載っている推薦の言葉を
ろう者の両親のきらめく世界を紹介した
映画『きらめく拍手の音』のイギル・ボラ監督が書いて
同映画の日本での上映の時に初めて
丸山さんとボラは会った。

その時に我々夫婦は
丸ちゃんのお供でついていき
ボラと仲良くなったわけだ。

ボラはコーダであり、
『デフ・ヴォイス』の主人公もコーダ。

そして
ボラの映画公開時や
同タイトルのエッセイが日本語版で出た時も
丸山さんは推薦の言葉を寄せたり
2人で対談をしたりしている。

そして今回の『デフ・ヴォイス』の
韓国での映画では
ボラはシナリオにアドバイザーとして
関わっている。

縁てすごい!

この映画やドラマを通して
日韓両国で
ろう者やコーダのことが
もっともっと広く知られたら良いな。

ろう者は
障害者とか、かわいそうな人とか
ましてや差別の対象になる存在ではなく
手話(手語)という独自の言語と
独自の文化を持った人たちだということ。

そしてその親のもとに生まれた聴こえる子
つまりコーダは
どんな人生を生きているのかということ。
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