告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

医者からの危ない言葉

2009年01月24日 | Weblog
近藤誠医師の著書「新・抗がん剤の副作用がわかる本」を読んで・・・

「ガンと一緒に戦いましょう」
戦うということは、苦しむということを意味する。がん患者だけがです。
「最善を尽くしたい」
だが最善が明るい結果を示してくれるというわけはない。
「何かやったほうがいい」
あとで後悔することになる。といわれるとお願いしますという気持ちになる。
「念のためにやっておこう」
しこりは縮小した。患者は弱った。しこりは消えた。しかし患者は死んだ。
「しこりが小さくなる人がいる」
しこりが小さくならない人もいる。副作用だけは全員がうけることになる。
「点滴しましょう」
点滴するのは多分抗がん剤です。痛み止めのモルヒネと一緒に点滴される。
「再発予防のために飲もう」
再発予防という考え方自体かナンセンス。不安におびえるのは同じこと。
「今までのことが水の泡になる」
すでに治っていれば、これからもガンは発生しない。水の泡は何のこと。
「急に抗がん剤を止めると危ない」
善は急げ。急に止めた事で、どんな影響があるのでしょうか。
「飲まないのだったら、もう病院に来なくていい」
医師にとって、救うことではなく治療することが職業です。
「新しい薬があります」
これは、まず実験台だと思わなければいけません。治験薬の場合もある。

5年生存率が60%・・・40%の割合で5年は生きれないという標準治療を示した耳鼻科の医師は、はたして、これまで私と同じようなガンの患者を最後まで見てきたことがあるのだろうかという疑問がずっとあった。それを聞くのは失礼だと思っていた。医師を信頼しなければ治療を受けるということが出来ない。ガンが転移をしたときには、違う科での診察になる。再発したときでも「がんセンター」での治療を勧められるかもしれない。近藤誠医師はこうとも言っている。間違っても、再発した後に医師を変えて、のこのこと「がんセンター」などに行ってはなりません。それまでの交流もないので、被験者にされることはまず確実です。治験医たちの本音中の本音は、おそらく「どうせ死んじゃうんだから」ではないでしょうか。