告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

ゴボウの種とトウモロコシの種

2010年04月29日 | Weblog
国立がん研究センター東病院でのマウスを使った実験で、漢方薬の解熱剤などに使われるゴボウの種子「牛蒡子」に、膵臓ガンの増殖を抑える作用があることを突き止められた。これから臨床実験にはいるとのこと。 がん細胞のうち、酸素や栄養分が少ない環境で生き残るタイプは、抗がん剤が効きにくく、がん再発の原因になる。培養した膵臓ガン細胞に、牛蒡子に含まれるアルクチゲニンを加えると、ガン細胞が激減することを発見した。通常、生後55日ですべて死ぬマウスが、牛蒡子を1回50~100マイクロ・グラムずつ週5回投与したところ、生後100日を過ぎても半数が生き残った。 4月25日のニュースより


野菜には抗酸化作用があり、ごぼうにはデトックス効果がある。種や実のほうに薬効が高いということになるのだろうか。米や玄米は食べるが、稲わらを食べる人はいない。クコの実、ハスの実、なすびの実。これから思い出したのはトウモロコシである。


スイートコーンにはガンを抑制することが証明されている。キューピーでの研究。ガンを植えつけたマウスにスイートコーンの粉末を1週間食べさせて3週間後に調べたところ、食べさせなかったマウスに比べてガンの大きさは1/3に抑えられていたというもの。次にスイートコーンの粉末を1週間食べさせた後のマウスに対してガン細胞を移植し、3週間後に調べた。与えなかったグループのマウスの100%にガンが認められたが、スイートコーンを与えたマウスでは20%しかガンは出来ていなかった。これには腫瘍壊死因子(TNF)=サイトカインが関与しているらしい。しかもスイートコーンはきわめて安価。



ピシバニールという選択枝

2010年04月27日 | Weblog
①胃ガン(手術例)患者及び原発性肺ガン患者における化学療法との併用による生存期間の延長。
②消化器ガン患者及び肺ガン患者における癌性胸水・腹水の減少。
③他剤無効の、頭頸部ガン(上顎ガン、喉頭ガン、咽頭ガン、舌ガン)及び甲状腺ガン。 
④リンパ管腫。 

ガンの免疫療法剤であるピシバニールの効能書にはこうしるされてある。用法は筋肉内、皮下注射、皮内注射、腹腔内など、どこでも可能のようだが、頭頸部ガン、甲状腺ガンに対してだけは毎日または数日に1回、腫瘍内または腫瘍周辺部に注入するという用法が書かれてある。ガンの大きさが1センチほどだったのが1.5センチほどに大きくなって耳管を圧迫していると宣告されたときに、丸山ワクチンに加えて何か選択枝がないかと考えたのがピシバニールだった。エビデンスがある正式の抗がん薬剤である。中耳炎の治療を受ける際に医師に、いざとなったらこの治療をおこなってくれるかどうか尋ねてみたことがある。その時がくれば考慮しますといってくれた。いままでに一度だけ治療をおこなった経験があるという。「(患者にとっては)かなりつらい治療みたいですよ」と言われた。

海老名卓三郎博士のネズミの培養組織での実験によると、生物由来製剤(この場合はクレスチンだったが)を直接、原発ガン組織に注射したところ、近隣の転移ガン組織も縮小したとある。生物由来製剤を直接ガン組織に注射すれば、リンパ球や好中球、各種のサイトカインが呼び寄せられて、活性酸素や抗体が放出される。体の中で戦争状態になることが想像される。発熱や疼痛がでることも容易に理解できるところである。きわめて脳みそに近い部分。今の段階で試してみることは止めておくことにした。

文献サイトでピシバニールのエビデンスを調べてみることにする。ピシバニールの薬剤名はOK-432である。


雑感

2010年04月25日 | Weblog
テレビでおじいさんが紹介される。その後で年齢も聞かれる。私とあまり違わない年齢だった。私も他人からは同じように見られているのだろうか。長生きするのが勝ち組で早死にするのは負け組みとの感覚が以前はあった。そんなことはまちがい!というより、どうでもいいと思うようになってきた。これが年老いたということか?

年とともに1年の過ぎるのが早くなるような感がある。だれに聞いてもそうだという。つまり、年をとると時の流れは速くなるというのは事実であると確信するようになった。60歳から70歳までの経験値は多分若い頃の1年分ぐらいの価値でしかないと思う。


中耳炎は良化したが、異常は続いている。風邪を引いたあと、ガンは膨れ上がったままになっているようだ。たびたび粘液が耳管をふさいで、自分のしゃべる声や高音部が敏感に響いたりする。ひきつっているような不快感もある。耳鳴りを感じるときもある。まだ、マクロライド系の抗生剤と消炎剤 ムコダインは続けている。私と同じ時期に同じような耳の疾患、前庭疾患で生死をさまよった我が家の老犬はふたたび復活し元気を取り戻した。なぜ私は元に戻らないのだろう? ガンだからね。 

そろそろ耳鼻科に出かけて診察を受けたいという気持ちになってきた。今度はガンの告知を受けた病院の耳鼻科に出かけてくるつもり。 3ヶ月ぶりとなるだろう。あれ、あのガン患者がまた元気な様子で診察を受けにきた、と看護士さんの驚いたような顔が見たいという、まったく年寄りの楽しみはくだらないものである。



重粒子線治療という選択枝

2010年04月23日 | Weblog
ガンの告知を受けた時から重粒子線治療という選択枝についてはまったく除外していた。それは、300万円ほどの自己負担がかかることが一番の理由。さらに、保険適応になっていないのには理由があるからだと感じていたからでもある。告知を受けた耳鼻科の医師からも重粒子線治療や陽子線治療についての説明はまったくなかった。以前に書いたように、ホウ素中性子捕捉療法について相談した脳外科の医師から「私だったら借金してでも重粒子線治療を受ける」とはっきり言われたことが頭に残っている。のちのち病状が重くなったときになぜ最初の段階で重粒子線治療を受けなかったのかと後悔しないために・・・。重粒子線治療に書かれた本がある。「重粒子線治療がよくわかる本」2004年発刊。

この治療法を受けるためには原則3つの条件が必要になる。一つは過去に放射線治療を受けていないこと。二つ目は他に治癒率が高い治療法がないこと、そして三つ目に、ガンの遠隔転移が認められないことである。

したがって、大概のガン患者はこの治療法の適応にはならない。すでに放射線治療を受けているはずだからである。乳がんの場合では、手術のあと、ホルモン療法、放射線療法、抗がん剤、分子標的薬などのスケジュールが待っている。この中のどの段階であっても、重粒子線治療に置き換えられる部分はない。重粒子線治療が最先端ガン治療というのはどういう理由か、ガン患者になった今でも理解できていない。

多くのガン患者の会が重粒子線治療施設を増やすことを望んでいるという。それはガン患者の次代を支える人々に対する思いやり、ガンになったときに最先端の重粒子線治療をだれでもすぐに受けられるようになってほしいという気持ちがあるからだという。現在、重粒子線治療を待ち望んでいる患者さんはどれだけいるのだろうか?エビデンスはどれくらいあるのかも判らない。建築費や維持費に莫大の費用がかかると言われている。そっくりそのままが次世代を支える人々への負担になる。請願が届き、各地に重粒子線施設が続々と設置された暁には次のステップが待ち構えている。だれでも受けられるように保険医療にすべきという声。こちらになっても次代を支える人々にとって負担になる。そして、それを望む?現在のガン患者はそれらのリスクを負担することなくこの世を去っていくことになるのです。


緩和医療は進化する

2010年04月21日 | Weblog
いつかはだれでも死ぬことになる。私の場合は、多分、ガンで死ぬことになるだろう。最後の段階で世話になる施設についてはおおいに関心がある。高額の費用が発生するホスピスなどは眼中にないが、緩和ケアについては興味がある。


あきらめない、希望のある緩和ケア病棟をめざすというのは彦根市立病院の緩和ケア病棟だ。緩和ケア部長の精神科医、黒丸尊冶さんがもっぱら利用しているが丸山ワクチンだという。「がんばらず あきらめない 緩和医療」という本を読んだ。ガンは自分の生き方を変える信号、という文面はまったくの実感である。黒丸さんはガンの自然寛解にも興味を持っていて、小田博志さんの研究、ガンの自然寛解100例を紹介している。ガンの自然寛解は確かにあると確信しているようだ。私がガンから脱却するときがくれば、それは自然寛解ではなく、丸山ワクチンと玄米菜食のコラボレーションによるものに違いないが・・・。


この病院の緩和ケア病棟では丸山ワクチンのほかにいろいろな治療をおこなっているようだ。アロマセラピーは相原由花さん。リフレクソロジーは京都で「ヒールエナジー」を主催している嶋田玲子さん。カラーセラピーのアダチヒロさん、タイピングタッチは「くまの元気広場」の中川一郎さん、リンパマッサージは「リフレ」の村川満紀子さん、ヒーリングタッチ(手かざし療法)は「ホリスティックレイキ協会」吉田元さん。これは看護士のドロレス・クリーガーさんが始めた治療法でイギリスでは保険診療で受けることが出来るようだ。 こんな緩和ケア病棟で治療を受ける患者さんはきっと幸せだと感じるが、患者さんが殺到することはないのだろうか。今日はメモ帳がわりの日記になった。



藁にもすがるガン患者である

2010年04月19日 | Weblog
先日、何気なく借りてきたDVDは「秋深き」という題名だった。八嶋智人が演じる中学校教師が主人公で、元キャバクラ嬢役の佐藤江梨子がヒロインという設定だった。可笑しくて、泣けて、心温まるというのがこの映画のキャッチコピーである。

立場の違いを乗り越えて2人は所帯をもつことになる。周囲の反対を押し切って二人だけの生活を始めるというストーリーからはハッピーエンドを期待したくなる。ところがその後、ストーリーはシリアスに展開していく。結婚してまもなく彼女は胸に痛みを感じる。病院にでかけていき乳ガンと宣告を受ける。

彼女は出来るだけ手術は受けたくないという。夫である主人公の中学校教師は、ある人から乳ガンを治したという体験談を聞くことになる。それはガソリンを飲むというものだった。そこで、病床にある彼女にガソリンの入ったカップを差し出す。においが臭くて飲むことがでけへんと彼女は言う(大阪が舞台、せりふは大阪弁だ)。そんなに体にええもんやったら、あんたが先に飲んだらと彼女がいう。主人公はしぶしぶ我慢しながらもガソリンを飲む。その後の主人公がトイレに駆け込むという場面が可笑しくてというシーンである。その後、主人公は何を思ったのか、120万円もする仏像を購入することを思いつく。これさえ買えば彼女のガンは治ると考えたようだ。その120万円を得るために競馬場に出かける。どういう結末となるのだろうか。

藁をもつかむガン患者ではなく、藁をもつかみそうな家族がそばにいるガン患者は不幸である。治療法を薦められる患者はなかなか断わりにくいものだ。まぁ、映画だからガソリンを飲むという展開は許そう。そのかわり、乳ガンの患者には奇跡の生還が・・・ところがまったくの期待はずれ、通常の結末が待っていた。おかしくても、まったく泣けず、確かに心は温まる以上に熱くなった映画だった。


転移ガン!!諦めないでください

2010年04月17日 | Weblog
ひょっとするとこれはいいかも、と考える治療が載せられていた。それは血管内治療だ。血管内に細いカテーテルを通して治療をおこなうというもの。心臓を養う血管の狭窄しているところに入れて血管を広げる治療法はバルーンカテーテルと称されている。脳に出来た動脈瘤に内側から詰め物をして未然に脳出血を予防するのにも使われている。ガン組織に栄養を与えている新生血管を詰まらせることでガン組織の成長を阻害するというものだ。そのほかにも、サリドマイド、ビスフォスフォネートなどの新生血管抑制剤や活性リンパ球を直接ガン組織に流し込むことを併用する。いろいろなバリエーションが考えられる。ホルモン製剤や生物学的製剤も考えうる。


従来から、肝臓ガンに対してアルコールを患部に注入するという治療法がある。上咽頭ガンでも耳のそばの動脈から直接、抗がん剤を注入するという治療法があると説明を受けたこともある。これは論外、近くを走っている三叉神経を傷つければとんでもない後遺症を残すことになる。さらに抗がん剤はただガン組織を通り抜けていくだけ。正常な細胞も傷つける。血管内治療はソケイ部の動脈から細いカテーテルを注入するのでリスクはほとんどないとされている。どんな末期の状態であっても、お年寄りであっても受けることが可能な治療法のようだ。


残念なことに原発のガンに対しては対象外とのこと。それでも、治療法がないと宣告を受けた再発・転移ガンに効果があるという点だけでもすばらしい治療法だ。治療に際して苦痛がなく、リスクも少なく、しかも一定の効果が認められるのではあれば、問題は費用ということになる。横浜のメイクリニックで行われている血管内治療はセカンドオピニオン2万円。治療は1回につき21万円+薬剤費と書かれてある。

「転移ガン!!諦めないでください」松永光明著 冬青社1300円 より


健康と長寿のために

2010年04月15日 | Weblog
アメリカ国立がん研究所ががん予防に効果が大きいとされる48種類の食品をリストアップした。そのデザイナーフーズのトップに位置づけられた食品がガーリックだ。マウスを使った実験では、皮膚がん、大腸がん、肺ガン、食道ガン、胃ガン、肝臓ガン、口腔ガン、乳がんに、発ガン抑制効果が認められている。にんにくにはアホエンという成分が含まれており、これに強力な免疫増強作用があることも確認されている。発ガン物質の発生を押さえ、ガン細胞を自殺に導く効果がある。

このアホエンのサプリメントを送料のみで配布しているところがある。スジャータを販売している大手乳業メーカーの名酪という会社。「めいらく健康と長寿の会」に入会すると(入会料無料)、めいらくアホエンを1年間分、送ってくれるという。先日来より、私も服用させてもらっている。
→ めいらく健康と長寿の会


サウンドオブミュージックの舞台になっているのは、オーストリアのドイツ国境の村、バドガシュタインである。1440年代にヒトラーが金鉱脈があると考え採掘を始めたところ、金は見つからなかったが、坑内で作業する人たちがどんどん健康になっていったという。現在はラドン温泉を中心にした観光保養地になっている。ぜひ、一度は療養に出かけてみたいところだ。

バドガシュタインでネット検索をかけたところ、バドガシュタインの鉱石パウダー2万1千円、シャワーヘッドに入れられて15万円、その他にも、アクセサリーに加工され結構な値段で売られているサイトが表示された。岩盤浴にバドガシュタインの鉱石が使われていることを売りにしているところもある。これにはちょっと興味がわくところではある。ともあれ健康に不安を感じている人々は多く、このようなビジネスも成り立つのだろうか。ガン患者さんは用心されたしである。



3つの真実

2010年04月13日 | Weblog
地球上の植物も動物も微生物もお互いの存在によって自然界のバランスが保たれている。毎朝、太陽が昇り、光が地上に降り注ぐ。定期的に雨もふる。われわれ生き物はその恩恵を受けている。

人生を通じもっとも望むものは何かをはっきりさせること。それが何かを知っていなければ、起きる出来事に振り回され、感情や衝動に流される。

人間の行動の動機は愛か怖れのどちらかしかない。このことを知ると自分の行動の背後にあるものが理解できるようになる。人間は怖れによって行動する時、本当の幸せから遠ざかっていく。本当の幸せは愛により行動する時にもたらされる。 野口嘉則著 「3つの真実」からの抜粋。


年老いて死期が迫ってきた老人のために庭に小屋を立てる。老人はそこで生活する。そこには家族の手によって毎日食事がとどけられる。だんだんにその量が減らされていく。自然と衰弱し動けなくなって死に至る。その後、老人の生活用品、思い出の品がつまった小屋もろともに火が放たれる。魂は天国に上っていく。もろもろは土に帰する。大昔のアイヌの人たちの儀式だったというのを思い出した。自然に帰るという死に方でありたいと願っている。 老衰の過程での摂食不良による死は痛みをともなうことが少ないようだ。現在であれば、きっと家族は逮捕される。

ガンに対する本音

2010年04月11日 | Weblog
医学の進歩はめざましく、近来、ガンは完治する時代となってきた。ガン専門書には異口同音に、同じようなことが書かれてある。早期発見としかるべき適切な治療を受けることによって治るようになった。はたしてそれは本当のことだろうか? 告知を受けたとき、治療をしたときの5年生存率が40%だと言われた。楽観的には半分の確率である。その時、それまで生きてきた間に10人ほどの身近にガンを患った人がいたことを思い出していた。10人のうち、5年以上生きている人は胃ガンの手術を受けたひとりだけ。その他に5年を生きた人がいなかった。


食道ガンの人は食べ物が胃に入っていかないので病院に出かけたところ、そのまま入院して手術という段取りになった。手術は成功したが、なぜか仕事に復帰してこなかった。その理由「もう働けるけど、保険も下りているからゆっくりやるわ」としゃべるのを聞いた。1年半ほど過ぎた後、仕事に復帰することなく死の知らせが届いた。ある人はガンの治療で1年ほど治療に専念したあと仕事に復帰したとの知らせが・・・2ヶ月ほどで旅立たれた。これは、本人だけが治ったと思っていただけに違いないと思う。骨折で入院した同年代の友人は、たまたま受けた入院中の検査で肝臓ガンが判明し、その後、そのまま病院から退院することはなかった。入退院を繰り返して、ときおり救急車の世話になって、2年後になくなった知り合いもいる。なぜか健康な段階からガンを恐れていた人のことも思い出す。しょっちゅうガン検診を受けていた。運の悪いことに?検査でガンが見つかった。多分早期発見。大きなガンセンターで人生最後の1年を過ごした。一番印象深いのが、ガンの摘出手術を受けた本人から「胸を開いたらこんなに大きなガンのかたまりがあったんだよ。いゃー命拾いをしたよ」と話してくれた人だ。半年後に亡くなられた。


こんな経験をしてきた人間に対して、まだあなたの場合は初期の段階、5年生存率も60%以上はあるから、ぜひ治療をしたほうが良いと医師から告げられて、信用しなかった理由も理解してもらえるだろうか。さらに、私も医学を学んできた人間である。最初に出かけた耳鼻科では、ぜひセカンドオピニオンをとすすめられたが、ガンセンターに行って説明を受けたくなかった。プロに説得されるかもと考えたからだ。セカンドオピニオンは第三者的な医療機関に行くべきである。付け加えると、ガンの治療を受けて完治し、その後長く生きた人間も身近に大勢がいるのかもしれない。そういった人は他人にはガンであることを告げない人なのかもしれない。