告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

病院の実力-読売新聞の連載から

2009年01月13日 | Weblog
日曜日の朝刊にはガンについての連載がある。一昨日はちょうど頭頚部がんについての記事だった。医療機関別の2007年治療実績が一覧で紹介されてある。私が「標準治療を受けた場合の5年生存率は60%です」と説明を受けた病院を探してみたところ、2007年の咽頭部の放射線治療実績は3例、ちなみに手術件数は0だった。5年生存率についての説明は、この病院での統計だったのだろうか、3人のうちの1人は5年以内に再発したのだろうか。

県のがんセンターの外科部長の談話も載せられてある。がんセンターでは昨年、咽頭がんに対して手術26件、放射線治療は86件行われている。

患者は60歳前後の男性が中心で、高齢化社会に伴って患者数も増えつつあります。十数種類ある頭頚部がんのなかで、中咽頭、下咽頭がんの増加が目立ちます。酒とたばこが代表的な発症要因として挙げられています。(中略)特に酒とタバコが好きな人は認識しておいてほしいと思います。と文章は〆られてある。

患者にとって重要なのは、どうしたら生還できるかということだ。咽頭がんの患者が増加しているのは、酒とタバコの消費量も増加している?からなのだろうか。たしなむ人は自業自得と思ってくれと言われているように感じるだろう。元からたしなまない人はなぜ私が・・・と落ち込むことだろう。マイナスイメージを植え付けられれば、きっとガン患者は無力感にさいなまれ、希望をさらになくすことになる。がんになってから酒はやめれない。