サイバーナイフでガン治療をおこなっている病院も近くにある。 こちらも選択枝に考えていて、先日耳が詰まった時に紹介状を書いておいてもらった。その後、耳のつまりはよくなったのでサイバーナイフでの治療は受けるつもりはない。 どのようなガンに対して有効か、予後の状態や生存率、QOLなどを教えてもらいたい。 絶対、薦められても治療は断るつもりだった。
サイバーナイフは脳神経外科にある。2人の医師から丁寧かつ十分な説明を受けた。私の場合、現状ではサイバーナイフの適応外と言われる。つまり・・・断わられた。
サイバーナイフは標準治療をやり終えた後の再発もしくは転移病巣に使うものであるとの説明だった。この病院では、標準治療の代わりに使ったことが無いので、その後の治療成績や予後についても解らない。すでに周辺リンパ節など周囲にガン細胞がとびちっていると考えられるので、再発する可能性は高い。ガンの治療においては、標準治療の60%の治癒の可能性というのは高いほうだ。 他での治療法がないと診断されたときには、治療できるが現状では標準治療のほうが根治の確率が高いという。最新医療機器に過度の期待感があったようだ。 この先、標準治療で治癒見込みが低い状態と宣告を受けたときに、また来てください。そんな話だった。
先日来よりサリドマイドに興味があり、薬価について調べてみた。先ほど保険適応になった際の薬価が1カプセル100mg =6,570円だった。自己負担は1カプセル1,971円、1ケ月分59,130円になる。 この薬が承認されていなくて患者が個人輸入していた時の価格は100mg 600~1600円だったようだ。多発性骨髄腫の患者さんたちは怒っている。この差額は、使い方に配慮が必要なサリドマイドの安全管理システム構築に使われるようだ。つまり医師団体にフィードバックされるのだろうか。保険財政の赤字が膨らむのも当然のこと。そして、エビデンスのない他のガン患者がためしに使ってみようと思えば(つまり私のような人間だ)薬価だけで1ヶ月20万円ほどの費用になる。
ガン患者が自ら治療法を選択することは間違っている。医師が知識と経験を持っており、それに従うのが最善である。そういうシステムが構築されているような気持ちが生まれた。したがって、丸山ワクチンが認可されたとしても、その薬価は現状のままということにならないだろう。今のガン治療システムに組み込まれるだけ。全てのガンが健保対象になるかどうかも危惧される。現状のまま、患者が自らの意思で選択できる状態が最善なのか・・・
サイバーナイフは脳神経外科にある。2人の医師から丁寧かつ十分な説明を受けた。私の場合、現状ではサイバーナイフの適応外と言われる。つまり・・・断わられた。
サイバーナイフは標準治療をやり終えた後の再発もしくは転移病巣に使うものであるとの説明だった。この病院では、標準治療の代わりに使ったことが無いので、その後の治療成績や予後についても解らない。すでに周辺リンパ節など周囲にガン細胞がとびちっていると考えられるので、再発する可能性は高い。ガンの治療においては、標準治療の60%の治癒の可能性というのは高いほうだ。 他での治療法がないと診断されたときには、治療できるが現状では標準治療のほうが根治の確率が高いという。最新医療機器に過度の期待感があったようだ。 この先、標準治療で治癒見込みが低い状態と宣告を受けたときに、また来てください。そんな話だった。
先日来よりサリドマイドに興味があり、薬価について調べてみた。先ほど保険適応になった際の薬価が1カプセル100mg =6,570円だった。自己負担は1カプセル1,971円、1ケ月分59,130円になる。 この薬が承認されていなくて患者が個人輸入していた時の価格は100mg 600~1600円だったようだ。多発性骨髄腫の患者さんたちは怒っている。この差額は、使い方に配慮が必要なサリドマイドの安全管理システム構築に使われるようだ。つまり医師団体にフィードバックされるのだろうか。保険財政の赤字が膨らむのも当然のこと。そして、エビデンスのない他のガン患者がためしに使ってみようと思えば(つまり私のような人間だ)薬価だけで1ヶ月20万円ほどの費用になる。
ガン患者が自ら治療法を選択することは間違っている。医師が知識と経験を持っており、それに従うのが最善である。そういうシステムが構築されているような気持ちが生まれた。したがって、丸山ワクチンが認可されたとしても、その薬価は現状のままということにならないだろう。今のガン治療システムに組み込まれるだけ。全てのガンが健保対象になるかどうかも危惧される。現状のまま、患者が自らの意思で選択できる状態が最善なのか・・・