告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

私のガンは私が治す②

2009年01月09日 | Weblog
どうしてガンになるのか。どうしてあいつじゃなく私なのか?あいつはチェーンスモーカーで大酒のみ、愛想は悪いし、人様の役に立っているわけでもなし、80歳になってもぴんぴんしている。なのに、ずとっがんばって生きてきた私がどうして?

返ってくる答えはこうです。残念ながらガンの原因はまだよく分かっていないんです。もっとひどいときは、よくあることなんです。運がわるかったですね。

ガン患者は自分ではどうしようもない運命の被害者のように感じることがありますが、そうした被害者意識はたぶんいちばん否定的な感情です。運命の被害者などと思い込んでは絶対いけません。
限界ぎりぎりまで重荷を背負ったラクダは、いっぽんの藁でも加えるとその重さに耐え切れずに倒れてしまう。 こんな表現があります。倒れたラクダから最後に載せた荷物を取り除いてやれば、回復へと大きく踏み出していけるのです。

ガンはいろいろな要因が重なって起きる。心的なストレスが最後のいっぽんの藁であった可能性があるということを、ガン生還者であるイアン・ゴウラー博士は言っているのだと思う。

次回に続く。