酔いどれにゃんこ

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ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムバージョン 07/12/04(火)

2007-12-05 02:38:23 | 観劇記録(四季):JCS
マイ楽の予定でしたが、運良くチケが取れたので、明日も観ることになりました。
3週間という短い上演期間がとても残念です。

今日が京都公演4回目になりましたが、一番感動した・・・!

キムユダ、落ち着いた芝居をしつつ、とても熱かった。
ちょっとお腹がポッコリしてる~?ってのが気になったけど。
髪型が・・・昭和のアイドル歌手みたいだった。
アンサンブル中心に観てしまうけど、キムユダからは目が離せないです。
ユダという人間の感情が手に取るように伝わってきて、苦しくなります。

ゲッセマネの園の柳瀬ジーザス、もはや柳瀬さんではなくジーザスという一人の青年が神に語りかけているようにしかみえなかった。何かが憑いているかのような凄い雰囲気に圧倒されました。

ジョンシモンが熱くてステキ。シモンナンバー、ジョンシモンだと150パーセントほどヒートアップする感じ。

毎回注目の松元さん、姿勢がというか、地面に近いことが多いので、動物的。
きっと猫も似合うと思う。希望はしないけれど。
どのシーンだったか、ユダ派の使徒のときだけど、慟哭してるようだったのが印象的。
お買い物シーン、今日は小動物(下手側の手前から3番目の人が売っていた)には興味なしでした。お魚もいらない、と。
カテコのノリノリなのとステキな笑顔に癒されました。

鞭打ちの冷徹な上出さん、なんとなく猛獣使いが似合いそうだと思ってしまいました。ライオンでも虎でも支配できそう。
ラスト、十字架を見上げつつ退場するところで、石につまづきそうになっててヒヤリ。

すごくいい舞台だったんだけど、今回もゲッセマネの園の後と、スーパースターの後に間近で爆竹拍手されたのが・・・残念、というか、怒り。そいつは開演前の静寂を味わいたい時間にも、連れの女性にうすっぺらいウンチクたれてたのが耳障りで、なんとなく嫌な予感はしてたのが、見事に的中してしまいました。

ちょっと残念だったけど、カテコも良い舞台に自然に盛り上がった感じで、最後はやなジーのガッツポーズ&微笑みで。

明日は、今度こそ、マイ楽(のはず・・・)

京都は急に冷え込んでいて、劇場に向かうときは、寒さに震えていたんだけれど、終演後は身体が熱くなっていて、冷たい風も気持ちよく感じました。