今日は4/20以来、約二ヶ月ぶりの日本酒の会。途中、K(支)主催の会があったが独自開催は久しぶりだ。
そもそも今回は、4月にF君・S君・U君が買ってきてくれた鳥取の酒を飲む会だったのだが、皆の日程が合わずに延び延びになっていた。
その間にN A君の新潟の酒、N君の滋賀の酒が加わった。つまみもU君の広島土産のお好み焼き、私は徳島と香川の缶詰を買ってきた。後NA君が名古屋の有名店「風来坊」の手羽先を取り寄せてくれた。
と言う事で今回も贅沢な会になった。
メンバーはF君・NA君・N君・ S君・U君・Kさん・私
U君はいつもの通りF君の酒を少し舐めて、途中で帰って行った。
まずは鳥取の酒
「瑞泉 純米吟醸」
720ml (有)高田酒造場 鳥取
・アルコール分 16度以上 17度未満
・原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
・精米歩合 50%
飲み口は優しく穏やかで、少し物足りない位だが、後からしっかりとした旨味が追いかけて来る。後味はすっきりと辛口だ。
次は滋賀の酒
「松の司 純米吟醸 あらばしり」
2017[H29BY]
720ml 松瀬酒造(株)滋賀
・原材料 米・米麹
滋賀県竜王町産山田錦
100%使用
・精米歩合 55%
・アルコール度数 16度
・日本酒度 +3
・酸度 1.4ml
・使用酵母 金沢(自社保存株)
ラベルに明記している通り、原料米にこだわった酒造りをしている事で有名な蔵。
水は、琵琶湖に流れ込む鈴鹿山系愛知川伏流水を仕込み水としている。
口に含んだ瞬間に米の甘味と旨味が広がる。どっしりと濃醇だが後味は辛口で残らない。
美味い、個人的にはかなり好みのタイプだ。
最後は新潟の酒
「亀の翁 純米大吟醸」
720ml 久須美酒造(株)新潟
・原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)
・アルコール分 16度
・精米歩合 40%
漫画「夏子の酒」のモデルになった蔵。
世界的に有名なワイン評論家ロバート・パーカーによる、ワインの評価基準「パーカー・ポイント」。これの日本酒版では100点満点で98点を獲得し、対象800銘柄中堂々の一位に輝いた(但し、純米大吟醸の3年熟成)
この様に話題には事欠かない銘柄だ。
いやらしい話だが、値段も高価で私などには中々手が出せない銘柄である。(差し入れてくれたNA君には感謝の意を表する)
口に含むと、フルーティーな吟醸香が広がる。しかしそれは華やか過ぎず上品だ。新潟の酒らしい淡麗辛口だが、複雑な旨味がある。大雑把すぎるとの批判を覚悟のうえで分類すると、以前飲んだ「獺祭」と似たタイプの様に思う。
この日も、皆のリクエストに応えてN君の批評が繰り広げられた。「水っぽい」「砂糖水」「チョコレート」とN君節が炸裂した。
この後、F君・NA君・Kさんと私は、チェーン店の Sで二次会。
Kさんは先に引き上げたが、F君と私は終電が無くなってNA君のお宅に厄介になった。
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