竹村マリオ 科学的根性主義

水泳をこよなく愛し続けるコーチのひとり言 継続は力なり...

Japan Open 2

2008年06月09日 | swimming

 ジャパンオープン2008が終わりました。最終日の8日も
沢山の新記録が出ました。終わってみれば17つの日本新記録と
1つの世界新記録。すごい、その中にメグの名前は残念ながら
ありません。

 3日目の今日は、予選から記録を狙いました。一つは午前から
どの程度出来るか?そしてレベルの高い記録で何回泳げるかを
試してみました。自分の持つ200mの日本記録には0.13及ばず
2:23.98でした。しかし、午前、午後と3rdベスト、2ndベストと
2本そろえることが出来ました。これはオリンピックに向けて大きな
自信となります。

 まだまだ練習途上、スピードが足りない分、前半がうまく
泳げませんでした。その分後半はしっかりと泳げました。後半の
100mはストローク数が2回減っています。これは大きな泳ぎが
持続しているあらわれです。今回の後半と昨年9月の前半を
ミックスできれば、2:23.2になります。これから2ヶ月の
トレーニングで更に0.5秒短縮できれば、メダルも夢では
ありません。他の国の選手もみんな狙ってきますから、簡単には
いかないと思いますが、ここは挑戦する価値が十分あります。

 今日のレースでは、スピードの水着で予選も決勝も泳ぎました。
今の彼女のトレーニングレベルでは、なかなか出せない記録だと
思います。やはり、水着に助けられているところがあると思います。
有利になりたいとは思いませんが、同じ土俵で戦いというのが
正直なところです。そういった意味では、今回のジャパンオープンは
大きな成果があったのではないかと思います。

 水着だけが先走った感じのする大会に終始したかも知れませんが、
選手がしている努力を見逃さないで欲しいというのが、本心です。
たゆまぬ努力がなければ記録は生まれません。そのことを心に
留めてオリンピックを見ていただけると幸せです。

 大会終了後、会場で壮行会が行なわれました。最後まで残り
暖かい応援をしてくださったファンの方に感謝いたします。これからも
よろしくお願いたします。

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 れーす直前のメグ。母校神奈川大学の仲間たち、彼女のために
応援してくれていました。
 
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 大会前日の取材の一場面。壮行会参加のため、スーエイコーチ
(飛び込み)も見学。レセプション会場でスタッフも一段落。
トレーナーのみなさん、秀くんお疲れさまでした。

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 大会終了後のレセプションで、リラックスする選手たち。みんな
笑顔が素敵です。

  


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