竹村マリオ 科学的根性主義

水泳をこよなく愛し続けるコーチのひとり言 継続は力なり...

2007年09月12日 | swimming
 朝の気温18度、随分と涼しくなりました。小雨が降り続いています。
練習が終わり、少しのんびりとしています。今日は、午後から大阪へ。
明日会議が本社で行われます。苦手な営業の会議!ひょっとしたら
このブログを上司が見ているかも知れませんので、こと細かく
書くわけには行きませんが。

 国体合宿から帰ってきた選手たちを久しぶりに見ましたが、
泳ぎが重い。疲れている様子なのですが、泳ぎに切れがない。
なれない練習なので仕方がないのですが、ここで踏ん張りが
必要です。全国大会が続いた後の強化はかなり難しいと
思いますが、気力・気迫が必要です。何をやるかしっかりとした
目標がないと、疲れだけが残り実の入らないものになりがちです。

 今朝の練習も、疲れの残る中ハードなセットを行いました。
でも、やらされている感じは抜け切れませんでした。彼らにとって
国体は初めての舞台です。どのような大会か分からないのが
当たり前ですが、そこで止まってしまえば本当にただ出て泳いで
終わり。緊張のあまり力が出せず、何をしたか分からない。
この様な選手を何人も見てきました。

 大きな大会で力を出す為には、それなりの体と心の準備が
必ず必要です。今、理屈で説明をしてもおそらく分からないでしょう。
合宿の中で、おいおい伝えられると思いますが、気付いたときに
体の準備が出来ていることを願いたい。

 試練は人に応じて与えられると聞いたことがあります。
越えられない試練は与えられない。全国で戦う為には戦うだけの
ことが出来て初めて戦えます。そんなに甘くはありません。
中学校の大会で戦えなかったのは、その力がなかっただけ。
そのような選手がさらに上の大会で戦えるわけはないのです。

 何かが変らなければ、変えられなければ何も起こりません。
頑張れ!

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