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Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

初節句(茶懐石料理:2017年5月)

2017-05-05 23:14:23 | ホームパーティー
5月5日、端午の節句のこの日、我が家の息子も初節句を迎えました


3月に両親が買ってくれて先月から飾っている兜。今年は子供部屋に飾っている
のですが、来年からは新居にて、リビングか玄関ホールなどみんなの目に触れる
場所に飾れるかなぁと期待しています

今日は初節句を祝うために、夫のご両親や私の両親を招いてランチパーティー。
朝からバタバタと支度をしていました



娘の雛祭りのお祝いではピンクや赤や白といった器を中心にコーディネートして
いましたが、今日は男の子のお祝いなので、黒や紺や銀や紫といった器を中心に
揃えてコーディネートしました

お料理は茶懐石料理教室で習ったものをベースにして、少しアレンジを加えて。

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【プチ懐石料理教室:2015年5月】
【茶懐石料理教室:2017年4月】


向付は鰹のサラダ仕立て。こちらは茶懐石ではなく、プチ懐石料理教室で習った
ものなのですがお気に入りのメニューです。鰹は「勝男」に通じるといいます。
有田の「JAPAN SNOW」シリーズの銀色の盛鉢で


椀物は花菖蒲真蒸。菖蒲は「勝武」に通じ、これまた端午の節句には欠かせない
お花ですが、紫芋フレークと卵黄で、花菖蒲を模した真蒸です。お教室で習った
ものより少し塩味を強めにして。漆塗りに金銀箔の日月椀で


強肴は空豆・蓬麩・若布の煮物。端午の節句に欠かせない蓬。軒先に蓬を吊るし
邪気を払うのだそうです。スガハラガラスの紫色のプレートに盛って


焼物は鰤の幽庵焼きと筍の味噌焼き。鰤は大きくなるにしたがって名前が変わる
出世魚ですので、子の立身出世を願って。筍は成長が早くまっすぐすくすく育つ
ということから、男の子のお祝いにはぴったりとか

器はこの日のためにフランス料理教室の先生にお願いをして取り寄せて頂いた、
ミヤザキ食器のもの。和食器なのですが、黒釉の陶器にブロンズが混ざっていて
とてもカッコイイ器なのです


ご飯はちまき。ちまきも手作りしてみようと思って、もち米に人参や椎茸などの
野菜と下味をつけた豚肉を合わせて、蒸すのではなく炊き、炊きあがったものを
竹皮で包んで結びました。スガハラガラスの長方形のプレートに載せて

お菓子は柏餅。柏餅はこしあんと味噌あんがありますが、私は断然、味噌あんが
好きなので、今日もできたての味噌あんの柏餅を用意しました。とても美味しい
柏餅で嬉しかったです。市松に配色された織部のお皿で


最後は主役である息子がご機嫌で起きているうちにと、子供部屋に移動をして、
記念撮影を行いました。母の提案で息子に兜を被せてみたのですが、赤ちゃんの
頭にちょうど良いサイズでぴったりだったものの、活発な息子は動き回っていて
なかなかおとなしく被ってはくれませんでした(笑)

とにもかくにも、無事に初節句がおわりひと安心です