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Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

杵勝会定期演奏会を聴きに行ってきました

2012-07-08 23:44:53 | 日舞&三味線
今日は三味線の流派の定期演奏会があり、お師匠さんがお出になるので、
舞台を見に行ってきました。

朝方は涼しかったのもあり、久しぶりに着物が着たくなって、身支度開始。
夏のお出かけ着物はあまり数を持っていないので、お稽古用に使っている
気軽な小紋以外となると、訪問着になってしまいます

千總の格のある絽の小紋か、絽の付け下げが欲しいところです。


夏の訪問着もこれ1枚しか持っていないので他に選びようがないのですが、
私の肌色に合っているのか、これを着ているとお褒め頂くことが多いです。
淡い色使いなので、長く着られそうな着物です


着物はクリーム色の裾ぼかしが入った淡い藤色の絽地に、しっかりとした
色使いで伸びやかな鉄線が手描きされている「染の北川」の訪問着。
帯は珍しい羅の本袋帯。白地の羅に淡い色で雲取りが織り出されたもの。
帯揚げはピンクの絽地に赤い桔梗絞りの輪出し。
帯締めはピンクと白銀のリバーシブルになった夏の礼装用の平組。


お稽古事を始めるようになってから度々訪れるようになった国立劇場ですが、
小劇場のほうに伺うことがおおいので、売店が少ないのが残念なところ
大劇場は売店も喫茶店も充実しているので、それだけでも楽しいのです

この舞台はプロのためのものですが、一番最初の曲だけは一般のお弟子
さんも出演させて頂くことができます。数十人規模で同じ曲を弾くのですが、
舞台の端いっぱいまで出演者が並び、それはそれは華やかな光景です。
今回は同門のお弟子さんも出演されました


演奏中は撮影ができないので、開演前の写真のみですが…
お師匠さんは今回「タテ」と呼ばれるメインのポジションで演奏されました。
お師匠さんの出す音はとても綺麗で、いつも惚れ惚れしながら聴いています。

1時~8時ごろまで続く舞台なのですが、まだ体調が戻りきっていないことと、
自分の舞台が来週に控えているので、今日の演奏を聴いて焦りを感じて、
数曲聴いてお師匠さんにご挨拶をしたところで、失礼させて頂きました

帰ってからは三味線のお稽古をしたりと、無理をせずゆっくりと過ごしました。
明日からまたお仕事。がんばります。