ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

光線治療

2020-10-26 | 健康・ケア
鍼治療やレーザー治療にも通ってみましたが、
効果のほどはよく分からないまま、時が流れます。
まもなく13才になろうとしているシオン。
どこか痛がっているような様子はなく、やる気もあるのですが、
歩くための筋肉が細くなっているし、神経の衰えもあります。

獣医は、これまでよく歩いてきた貯金があるから、
骨はしっかりしていて、歩けている方だと言います。
少しでも今を維持できるように・・・
これからの課題です。



そこで、家庭用の光線治療器を使ってみることにしました。
光線治療院で実際に私が治療してもらって、購入を決めました。
人用ですが、犬にも良いそうです。
シオンは暑いのが嫌いなので、どうかと思いましたが、
じんわりと伝わる温かさが心地よいようで、されるがまま。
よかった、受け入れてくれて。
ただ、なるべく地肌にあてた方がよいので、
お腹など毛が少ないところにあてるほかは、
毛をコームでかき分け、かき分け、大変です。
光線が血行促進につながり、何かしらの健康効果が出ますように。



高齢犬にとっての目標は、
今日出来ることを明日も。

今日一日、また今日一日を
大切にしたいよ。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




ドタッ

2020-10-19 | 健康・ケア
お散歩から帰ると、
シオンは相変わらず、そのまま庭で休憩します。
後ろ足にはナックリング防止ベルトをつけたまま。



9月半ば頃から少しナックリング症状が出ていたので、
踏ん張って、しっかり地面を蹴って歩くために靴を履かせていました。
靴は踏ん張りには、かなり効果がありましたが、
最近では、足の甲を固定して歩くベルトを着けてお散歩しています。



室内に入り、奥まで歩いて行ってお水を飲みました。
そして、いつもの場所にゴロンするはずの途中、
足がもつれて・・・ドタッ。

あらあら・・・
シオンは立つのが面倒なのか、そのまま寝ちゃいました(笑)

中途半端な場所だけど・・・
気持ちよさそう。
大丈夫、大丈夫。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




夏の間

2020-09-04 | 健康・ケア
長雨、大雨、猛暑に傷めつけられながらも、
8月の庭の植物たちは蘇り、ここで生きる小さな命に活力を与えています。

日中は焼けるような日差しが降り注ぐ日々。
それでも、朝の爽やかさに包まれる一瞬を探して・・・



そんな夏をシオンはどう過ごしていたかと言うと、
少し歩いては佇み、匂いを見つけては佇み・・・
その日のペースで、ゆっくりとまどろむような時間を楽しんでいましたよ。



私は散歩の間、うちわでシオンをあおぎます。
夫は小型扇風機を持ち、ミストを出してシオンに向けます。
出会う人はたいてい、笑っています。
大変ですね~って。



すれ違う時、シオンに声をかけてくれた人がいました。
小さな声で、がんばって・・・って。
さりげなくて温かくて、とても嬉しかったです。
そんな人の心とうちわはとても偉大です。



立ち姿ではあまり分かりませんが、
シオンの足どりは、加齢性の後肢虚弱が見られます。
またマイボーム腺が詰まりやすくなったりしています。



鍼を施してもらったり、漢方薬を処方してもらったり、
目薬をさしたり、マッサージをしたりと、
日々のケアも増えました。



散歩以外の時間は、気持ちよさそうに寝ています。
外の物音には、横着にも寝転んだまま吠えています。



シャンプーした時は、半分乾かしたら休憩。
このタイミングでお昼ご飯やおやつにしますが、
甘やかしてしまって・・・



横になったまま、食べます。笑。

こんなことでいいのでしょうか!笑。


台風9号が暴風の爪あとを残して行きました。
真夜中の風の音を聞きながら、シオンは時々、顔を上げて私を見ました。
大丈夫、大丈夫・・・

そして、特別警報級の台風10号がまた迫って来ています。
いったい、どうなってしまうんだろう・・・
みんな、がんばって。

神様~~~。



  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




もらしちゃった

2020-02-16 | 健康・ケア
立つとき、下腹に力が入る。
ちょろっと漏らしちゃったよ、おしっこ。



大丈夫、大丈夫。
絨毯までは水分を通さないラグを敷いたからね。
このラグ、優れもの。
表面はさらっとして弾力もあり、洗ってもすぐ乾くよ。

シオンの動線に合わせて、敷くこと4枚。
気にしなくていいよ。
好きなように歩いていいよ。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




超大型犬の骨格矯正

2019-09-01 | 健康・ケア
骨格矯正・整体の施術を受けるのは、
昨年11月に初めてお世話になってから、3回目です。

これまでは、全身の筋肉をバランスよく使えるように、
若い頃の走る姿も参考に整えてもらってきました。


画像は、昨年11月の施術の時の様子

「ぼくは結構です。失礼します」
こんなZionの態度に負けず、頑張って下さる先生。

今回は自宅に来てもらいましたが、相変わらずのZionです。
何気に逃げても、立ったまま施術されていましたが(笑)、
50分後、ようやく諦めて、ゴロン。



疲れると、右後肢からバランスが崩れてくるため、
今回はその点の対策が中心となりました。

関節や筋肉の状態は良いが、
かかとと指骨の間の中足骨・・・
人で言うと、足裏アーチにあたる部分が右の方が固くなっているそうで、
左と同じくらいに柔らかくする施術が行われました。
この柔軟性がバネとなり、しっかりと脚を支えながら、
スムーズに着地し、踏み出すことが出来るそうです。

末梢神経をストレッチする施術も行われました。
中枢神経の問題だと厄介ですが、それは大がかりな検査をしないと分かりません。



日々、楽しく歩くために・・・
体重を減らすことよりも、四肢を強くすることを先生は強調します。
強くするためには、まず足を乾燥させないことだそうです。
体全体にそうですが、足先から乾燥し、
乾燥が進むと、栄養が運ばれなくなり、使えなくなっていきます。
大きい動物ほどその傾向が強いそう。

Zionの肉球は、指先の部分は弾力性がありません。
肉球用のクリームでケアしてきたにもかかわらず、
高価なものでもあまり効かないなぁ・・・と思っていました。
先生に言われて、当たり前のことなのに初めて、気がつきました。
補うのは、まず水分だったのです。



人用の化粧水でいいそうです。
そこで、とりあえずあったへちま水をたっぷりと肉球に補給し、
ローズマリーエキス配合のクリームで保護しました。
肘から下、膝から下に塗ってもいいくらいだそうです。
被毛がベトベトしますが・・・

まずは肉球から。
弾力性を取り戻すためのケア、やり直しです。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




心配なこと

2019-08-26 | 健康・ケア
朝、外に出てびっくり・・・
このところ、急に涼しくなりました。
雨もよく降りますが、気温の低さには救われます。
Zionは元気ですが、8月に入って少し夏バテしていたので、
その影響からか、偏食になっています。



サプリは拒否、野菜も拒否。
今まで好きだった馬肉も牛もラムも鶏も豚もサケも豆腐もみんなキライ。
食べないと決めたら、何が何でも食べません。
そのブレない態度、潔し。

喜んで食べるのは、鶏の骨付きを煮込んだもの、
ヨーグルト、おやつの干しササミ。

今は喜んで食べるものを作るしかありませんが、
これでは、どうやってこの体を支えればいいのでしょう!



獣医の診察では血液検査は正常で、体重はむしろ少し増え、
栄養不足や大きな心配はないそうです。

関節や歩き方もチェックしてもらいましたが、異常なし。
でも、脚は疲れやすくなっているのを確かに感じます。

私のバレエの骨格矯正の先生が動物の整体にも詳しく、
Zionもみてもらうことにしました。

シニアになっても健脚だっただけに、心配です。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




超大型犬のドライヤー

2019-08-02 | 健康・ケア
7月の終わりの日、シャンプーをしました。

超大型犬、特に長毛犬に使うドライヤーと言えば、
ドッグショーの会場などで見かける強力なペットブロアー!

・・・だと思いますが、
Zionは、ダイソンのヘアドライヤーを使っています。
勿論、人用ですが、犬用としても良いものだと思います。



不覚にもシャンプーされてしまった・・・と泣きそうなZion。

Zionは、とにかくシャンプーが嫌いです。
スキあらば逃げようとします。



ケルコのシャンプー&コンディショナーと
スーパープロのラグジュアリーシャンプー。

スポンジで泡立てながら、マッサージするように洗い上げるのですが、
何がそんなに気に入らないのでしょう。

ハァ、ハァ、ハァ・・・もう、この世の終わりだ、助けて・・・

いつも、いつも、そんな感じです(笑)



ドライヤーは風も音も大嫌いです。
でも、これはストレスをかなり軽減してくれています。

コンパクトで軽いのに、
もこもこしたアンダーコートを一本一本かき分ける大風量、
その割に静かです(特有のヒュイ~ンという音がします)。
温風でも熱くないので、薄くて弱いピレネーの皮膚に優しく、
被毛はふわふわ、つやつやになります。

ちなみに、私がZionにするのと同じ最大風量で使用すると、
頭は、台風みたいになります(笑)



Zionに開放感が訪れると・・・
寝息を立てながら、眠っていました。

白いふわふわ・・・
窓辺で舞っています。
そうじをしても・・・
色々なところでふわり、ふわふわ・・・


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




初めての整体

2018-11-07 | 健康・ケア
若い頃と同じように散歩が大好きで、
若い頃と同じように長距離を歩こうとするZion。
これから先もいつまでも元気で、歩けるといいね。

体の使い方やクセからくる歪みをとり、
筋バランスを整え、筋肉をしっかり使っていければ、
少しでも希望に近づけるのでは・・・

そんな思いで、根っからの骨好きな先生のもとを訪ねました。



施術が始まると・・・
「ぼくは結構です、帰ります」な態度のZion。
決してゴロンなどしてくれませんが、先生も負けません。
立ったままでも、出来る部位からどんどん迫ります。



頭、とても気持ちよさそうです。



Zion、とうとう諦めてゴロン。
降参したようです。



ハイ、終わったよ。がんばったね!
先生に言われると、即、失礼しますと帰ろうとするZionなのでした(笑)

骨はしっかりしていて、特に問題はないが、
広背筋がやや弛緩しているので、上手く使えるように整えたとのことでした。
マッサージのやり方も習い、2時間で終了しました。

施術は、定期的にこまめにする必要はなく、
経過を見ながら数か月後の来院でよいので、
Zionに向いていると思いました。



これは、高齢犬の体操として、取り入れるとよい動作だそうです。
おやつや興味のあるものを見せて、首を高く持ち上げます。
筋力低下により首が下がってくることへの対策です。

ケアをしながら、体づくりをがんばりましょう。
もうすぐ、11才だもんね。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




変化

2016-11-22 | 健康・ケア
11月下旬にしては暖かい日、穏やかな海。
Zionはわずかな風に乗って、砂を蹴る。



よく歩き、よく走るのは、幼い頃から変わらないのだが、
最近、大きく変わったことがある。



食いしん坊になったのだ。

これまで、自分のごはんはモリモリ食べるものの、
おやつにはつられないし、人が食べているものには興味がなかった。
それが、ごはんもこれまで以上にモリモリ食べた上、
何とおやつでも人が食べているものでも、
自分の好きな匂いだと積極的に欲しがるようになってしまった。

あの細いウエストは、もう過去のものになってしまうのだろうか・・・



幸い、ウエストはまだくびれていて、背中の骨も確認できる。
食べ物の量のコントロールが必要になるとは、
Zionからは想像できないことだった。



オーバーサイズのバスクシャツ、アンクル丈の白デニム。
砂浜では、裸足が一番よく走れます。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!





オスとしての気持ち

2016-11-17 | 健康・ケア
散歩道にも秋の深まりが訪れて、
紅葉していくもみじ葉フウ。



10月末、Zionは去勢をした。
オス性ホルモンが影響していると考えられている
会陰ヘルニアの兆候が見られたためだ。



獣医の勧めによると、
進行させないよう、またその他にもホルモンが関係し、
高齢のオスがかかりやすいと言われる病気を避けるためということだった。

我が家では代々、オスとして自然なかたちでの生き方を選んでいる。
しかし、絶対的にどちらが良いではなく、必要性の問題であり、
それは、個体によって違うのだと思っている。
それ故、獣医の意見に反対する理由もなかった。

ただ、これまで純粋にオスとして生きてきたZionにとって、
どれだけの違和感が生じるのか、少し心配している。



驚いたのは・・・
当たり前ではあるが、去勢した次の日からヒートのにおいに反応しなくなった。
他のオス犬はZionに対して、普通にオスに対する反応を見せている。
これから、徐々に変化があるのだろうか。

Zionの気持ちはどうなのだろう・・・



どの散歩道にも落ち葉がいっぱい。
庭にも落ち葉がいっぱい。
ストールに温もりを感じます。



街ではライトアップが始まり、冬支度。



そして、海から見たスーパームーン。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!





組織診断の結果

2015-04-22 | 健康・ケア
右額部(目の近く)の縫合の痕。
周囲の毛を剃られ痛々しく見えたが、
皮膚は内側を縫合され、きれいな処理だった。
糸は、時とともに自然に体内に吸収される。

切除手術から一週間。
聞いていたよりも早く病理組織診断が出た。

アポクリン腺腫(直径3ミリ)。
真皮内に発生したアポクリン腺由来の良性腫瘍。
(アポクリン腺は毛穴と直結した全身に分布する汗腺。肉球の汗腺はエクリン腺)
単発性で、周囲との境界が明瞭で被包されているため、
切除によって治癒する。
そして完全に摘出されているということだった。

良かった・・・

毛も生えてきて、日に日に伸びている。
皮膚を病原菌や紫外線から守ろうとする力。
そのたくましい治癒力に感動する。



かわいいっと言う人続出のカラー姿。
どこが?(笑)

散歩をしていると、出会う人々はそっとしておいてくれる。
ケガしたのかな・・・と聞こえたり、触るのを遠慮してくれるのが分かる。
ネガティブな言葉を敢えて選ばず、可愛いと笑ってくれる人にも感謝。

散歩しやすくて、ありがたい・・・
皆さん、ありがとう・・・


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




何が起こった?

2015-04-14 | 健康・ケア
後を追って来ようとするZionを残し、私は診察室を出た。

広く解放感のある待合室、高まる緊張。
何かあった時にすぐに対処できるように待機したい・・・
私は予定の6時間を病院内で待つと希望した。

それから約2時間。
心配な気持ちを察して院長先生が声をかけてくれた。
終わりましたよ・・・

間もなく、ICUのケージの中で点滴をしながら
横になっているZionをガラス越しに見せてくれた。
すでに意識は戻っていたが、このまま4時間ほど休み、
問題なければ帰宅ということだった。

安堵の気持ちで力が抜けた。
コーヒーでも飲んで来ようと病院を出て近くの店に入ると、
何と一息もつけないうちに、呼び出しの電話が鳴った。

急いで病院に戻った。
すると、小型犬の悲壮な鳴き声が響いている。
小型犬もあんなに大きな声が出るんだ・・・
あのこはいったい、どうしたんだろう・・・

ところが、それはZionの声だった。

ここはどこ? 何が起こった?
苦手なケージの中にいる自分に気づき、
おまけにカラーが引っかかり身動きがとれない。
ヒュ~ン、ヒュ~ン、キュ~ン、キュ~ン。
悲しそうなこれまで聞いたこともない声・・・

診察室で待っていた私のところへ突進して来たZionは、
泣いたあとすぐに笑った大きな3才児のようだった。
えらかった、えらかった・・・(涙)
それでも手術前は指示にきちんと従い、困らせなかったそうだ。
うちの子もそんなことが出来るんだ・・・(笑)

切除した部位の生体組織診断の結果が出るのは2週間後、
CT検査では特に心配なことは見当たらなかった。

3時間近くも早く帰れることになったZion。
病院を嬉しそうに出て行き、さらに勢いよく車に飛び乗った。
しまった~っ、安静、安静!



4月に入り慌ただしく決めた切除手術だったが、
適切にとり行って下さった先生方をはじめ、
相談に親身なアドバイスを下さった先生に感謝したい。
いくつかのセカンドオピニオンもとても勉強になった。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




オーダーメイドの夏コート

2014-07-24 | 健康・ケア
梅雨が明け、太平洋高気圧が自慢の青空を連れて来た。

去年のように異常な暑さではないのは嬉しいのだが、
雨でボロボロになった庭の手入れはなかなか進まない。
やりたいこともやらねばならぬこともいっぱいあるのに、
何一つ上手くいかない日もある。

それでも朝だけは希望に満ちて、その日を思い描ける。
朝は、どんな朝でもいいものだ。



そんな朝の時間を今日も愛犬と過ごしていると、
シェットランドを連れた女性に出会い、面白い話を聞かせてくれた。

公園を散歩しているあるおばあさんが
サマーカットをしている犬を見ると、飼い主を叱るのだと言う。
彼女もおばあさんに叱られたのだそうだ。
「この犬は、そんな刈り方をする犬ではない」 と。
シェットランドは、ライオンカットをしていた。

逆に私は、これまでに何度か人に言われたことがある。
毛を刈って涼しくしてやらないのは、まるで虐待であるかのように。



私の考え方は、自然の摂理に従うのみである。

Zionも先代も換毛期は秋から初冬で、
夏は冬よりも少しは被毛が薄くなるものの、
アンダーコートをしっかりとつけている。
それは何故だろうか?
必要だからだと思う。

白毛犬、特にピレネーの皮膚は繊細で弱い。
紫外線や雑菌、害虫などから身を守ることは、
気温の変化から身を守ることと共に被毛の大切な役割。
それは唯一無二の個体に最も適したオーダーメイドの万能ウェアだ。

Zionの被毛の夏対策は、特別な事が何もない。
あるとすれば、被毛の通気性を良くするため、
冬よりも更にしっかりと毛の根元からコーミングすることくらい。

毛の少ないお腹には、たまに湿疹が出来る。
人用のピュアウォーターのウェットティッシュで
散歩の後にお腹を拭いて、予防している。



暑い夏がやって来ると、外の犬舎飼いだった先代を思い出す。
彼はさすがに暑そうな顔をしながらも優雅に被毛をまとい、
湿疹ひとつ出来ることなく、生涯を健やかに過ごした。

その強さをどうかZionにも・・・

遠い日の優しい眼差しに願いを込める
そんな夏の朝だった。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




温度差・湿度差に要注意

2013-08-15 | 健康・ケア
先週末のこと、暑さにも負けず、
食欲も旺盛なZionが、晩ごはんを食べません。
そして、何度か嘔吐し、翌朝、散歩に行かないと言います。
Zionが、散歩に行かない
これは、一大事です

獣医の診断は、夏バテ。
点滴をしてもらい、すぐに回復したように見えましたが、
その後、元気はあるものの、何も食べない日もあり、
朝の散歩を2日休んで、ようやく全快しました。



何が、いけなかったのだろう・・・

散歩時間・・・
休日には、早起きして、なるべく涼しい所へ行くことが出来ますが、
日常の散歩は、いくら早起きしても、すでに暑いため、
歩きたがるZionをなだめつつ、短くして1時間から1時間半。

水分の摂取量・・・
こまめな水分補給に気をつけ、
食事からもたっぷり水分を摂る。



室内の環境・・・
室温25~26℃、湿度は40%ほど。


外気の最低気温と湿度が高すぎる日が続いています。
室内と散歩に出た時とでは、温度や湿度の差が大きすぎるのです。

この温度差、湿度差が、体温の調節機能を混乱させ、
体調を崩した原因のようです。



今年の夏の特徴は、太平洋高気圧とチベット高気圧、コート2枚重ね状態で、
夜になっても気温が下がらず、そのまま朝になること。
福岡市では、7月15日~8月15日の31日のうち、
何と30日が熱帯夜でした。

特に犬の生活レベルでは、最高気温や最低気温は
気象台発表よりも数度プラスと考えられます。

早朝でも蒸し暑い日は、排泄さえしてくれれば、
散歩を控える方がいいかもしれません。

ところが、長く歩きたいZionは、排泄を小出しにします。
それでも、何とか早朝30分、夜30分くらいで済ませるようにして、
不満でも、少し涼しくなるまで、辛抱させた方がよさそうです。



Zionが、散歩に行かないと言った時は、
気持ちとは裏腹に、さすがに体が自己防衛本能を働かせたのでしょう。

今年の夏の暑さは、本当に異常です。
涼しい地方への羨望は、増すばかり。
せめて休日には、何とか心地よく、散歩を楽しめるよう
もっと、工夫が必要です。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




PM 2.5 とダニ注意報

2013-03-05 | 健康・ケア
5日の PM2.5 の濃度は、真夜中から午前中にかけて、
基準値超えを示す赤い数字が並んだ。
真っ赤だ。

朝が高い数値だと、本当に困る。
比較的、低くなってから散歩に出たものの、
気温も高く、あまりうろうろせずに帰った。

市内では、夕方からの散歩は問題なかったが、
ずっと、赤い数字のままの地域もあり、これからが思いやられる。

冬の空が、恋しいね。
すでに懐かしい・・・山の雪。



今日は、啓蟄。
虫たちが活動を始めるのは良いが、
マダニも少し前から、よく見かけるようになった。

報道によると、マダニが媒介する感染症で、
日本でも、昨年末から、4人の方が亡くなっている。
特に、犬と暮らす私たちにとっては、とても他人事とは思えない。

マダニは、野山だけでなく、街の公園にも、そこらの草むらにもいる。

犬への感染では、バベシア症など死に至るものもあるので、
フロントラインだけでなく、毎日、注意深く
ケアしているつもりだが・・・

散歩後の入念なブラッシングと体拭き。
足の裏も、スリッカーをかけてから拭く(洗う)。
コーミングやマッサージをしながら、皮膚をチェック。
車のこまめな掃除。

それでも、昨日、Zionの被毛についていた
小さな茶色い点がもぞもぞ・・・
吸血される前に見つけてよかった。
しっかり予防しなければとあらためて思った。



しかし、だから野山に行かない・・・とはならないわが家。
Zionが、瞳を輝かせる限り、どこまでも
一緒に遊びたい。

ダニの心配もなく、楽しく遊んだ雪の中・・・
その残像が、通り過ぎて行く。
かなり、未練がましい。

もう、春なのだ。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!