ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

ピレネーと美しき山々

2017-05-31 | お出かけ・旅
八ヶ岳南麓に別れを告げる朝、窓辺に光が降り注いだ。
どうしても、清里高原からの景色を見てみたい。
再びまきば公園に行ってみよう・・・



そこには、曇りや霧の空からは想像できない美しい景色が広がっていた。
九州では見られない萌え始めたばかりの白樺。
後方はヤマナシの木だろうか。
遠くに見えるのは、富士山?



富士山だぁ!
何度見ても、感動する山である。



八ヶ岳は、雲がかかって見えない。
吹き飛ばされそうな強い風。
まだ放牧されていない羊を探すZion。



木々を目覚めさせるような光と澄んだ空気。



八ヶ岳牧場から見る南アルプス。



富士山と南アルプス。



そして、清泉寮の辺りへも再チャレンジ、
自然歩道を散歩したり、草原を歩いたりした。
まるで近くにあるような富士山と放浪満喫中のZion。
3,776m・・・あらためて高いと感じる。



八ヶ岳(主峰・赤岳2,899m)には、まだ雲。
標高1,400mの高原は陽ざしも強く、強風がZionの被毛をなびかせた。



ここからもまた南アルプスが美しい。
きれいに見えているのは、北岳(3,193m)の辺りだろうか・・・
だとすれば、右端の雲に隠れているのが甲斐駒ケ岳(2,967m)?



清泉寮のジャージーハットで、名物のソフトクリームを食べた。
久住・阿蘇で食べるソフトに比べると、あっさりとした味わいだった。



八ヶ岳が見えてきた。
ありがとう・・・また、来たいよ。

私たちは長野県白馬村に向かった。



途中、休憩した梓川SAで。

北アルプスは、どんな表情を見せてくれるだろうか。
・・・と言うか、見えるのだろうか。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!





山がないっ!

2017-05-29 | お出かけ・旅
深夜から降り出した雨は、翌朝には上がった。
曇り空、低気温・・・
Zionの散歩には、ちょうど良い天気!
コテージからさらに標高を上げて、八ヶ岳牧場のまきば公園に行ってみた。
ここは、いかにもZionが喜びそう。



たくさんの羊が放牧されていて、園路は犬も散歩することができる。



やっぱり、Zionは大喜び。
羊もフレンドリーに近づいて来た。



嬉しすぎて、ついテンションが上がってしまう。



近くの牧草地で牛を発見、走る、走る。



原っぱは、走り放題だったね。



でも・・・でも・・・何か足りないような・・・
どこまで走ってみても・・・ないっ。
全然、見えないっ!



背景に美しく広がるはずの山の風景。
南アルプス・・・富士山・・・そして、八ヶ岳は・・・
いずこへ~~~



みんな雲に隠れちゃってるよ。



この日は、時間が経つにつれて気温が下がり、
スキー場も清里高原も美し森も8℃、霧に包まれていた。



高原を下り、萌木の村へ。
清里の森の中、レストランやカフェ、オルゴール博物館、雑貨店などが並ぶ。
ヨーロッパの田舎風な建物やガーデンが楽しい。



普段からお店を訪ねるのが好きなZionは、
ここでも、やっぱり自ら入って行こうとした。



いいと言われれば、どんなお店にでも入って行くつもり。
人に何か話しかけられるのが好きなのか、何故かそんな一面を持っている。
かと言って、話しかけられても愛想はないのであるが・・・(笑)



広場では、水彩画を描いている人がいた。
Zionは、すぐそばまで近寄って行った。
「何してるの?」

雲はまだ重い。
景色は綺麗な色を出せないまま・・・
八ヶ岳南麓の2日目が過ぎて行った。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!





しろくま信州へ行く

2017-05-26 | お出かけ・旅
大型連休明けから一週間、信州へ行って来た。
所用が出来、準備も慌ただしい初めての長距離旅。
しかも、車はハスラーだ。

荷物は、人の物をまとめた登山用バックパックとトートバック、
Zionの物をまとめた中型バックパックとクーラーボックス、敷物。

Zionの居住空間を何とか守り、スッキリと積み込んで、
コンパクトな快適旅が始まった。



大分~神戸間は、往復フェリーを利用。
茶色い建物の後ろに停泊するさんふらわあ号。
午後7時15分発、乗船までの待ち時間、港に隣接する公園を散歩した。



2人用ウィズペットルームはZion連れでは少し狭く、
わずかな振動音が気になるものの、人にとって楽な移動手段。
Zionにとってはどうなのか気になるが、
船内が静かになると、ぐっすり眠れたようだった。



翌朝は7時頃に神戸を出て、とりあえず琵琶湖の南へ。
湖畔のなぎさ公園でゆっくり散歩した。

ドイツから寄贈されたフランケン地方の民家という
ヴュルツブルクハウスの前で。



夕方、山梨県北杜市に到着。
一日一組だけのコテージ、アルマガーデンドッグス泊。



自然のさらさらした空気が心地良い。
Zionは、木のぬくもりと優しい光の中でくつろいだ。



アンティークな照明やスイッチなどが可愛らしい室内。



何と言っても、素晴らしかったのは、
落ち着いた雰囲気の中で味わうオーナーの手料理。




夕食はフレンチのフルコース、ほとんど写真を撮り忘れてしまったが、
一品一品が手の込んだもので、器やセッティングなども楽しみながら、
全てのお料理を本当に美味しくいただいた。

朝食もまた洒落ていて、テーブルにつくだけで
普段にはない贅沢な時間が待っていてくれた。

一組ならではのリラックスした雰囲気。
食事の間、Zionは家にいるように安心して床に伏せていた。



静かな夜、やわらかな灯りの窓辺。
Zion、ゆっくりとおやすみ。



ここまで来たのだから、お友だちに連絡を取りたかったけれど・・・
平日である上に予定も流動的な部分があり、諦めたのだった。



涼しい夜なのに、Zionが湿気を感じ取り、少し暑がった。
やはり、深夜から雨になった。

小さな雨音がさらに遠くなる。
みんな、夢の中。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!