ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

幸せな時間

2021-03-27 | 散歩と人
近所の公園の桜は、満開になっていました。
朝早く行くと、桜の中をゆっくり歩くことが出来ますが・・・



平坦に見えても、意外に小さな起伏があちこちにあります。
またシオンはそういう所に行きたがるのですが、
シオンの足には簡単ではありません。
これを負担がかかるとみるのか、リハビリと考えるのか、
難しいところです。



私はリハビリと考えています。
勿論、しっかりサポートして。

時々、足を止めて写真を撮っていると、
桜の花びらがふわふわと舞い降りてきました。



通りがかりの婦人が距離を置いて、話しかけてきました。
世界一、しあわせななわんちゃんね・・・
とても幸福な気持ちになりました・・・
そう言って、いつまでもシオンを見ていました。



世界一、しあわせなわんこはたくさんいると思いますが、
幸福な気持ちになって頂いたことは、本当に嬉しいです。
何故なら、人にそのような気持ちを感じてもらうために、
シオンは生まれて来たのではないかと思えるから。

ここで1時間ほど過ごし、シオンはまだ歩きます。
リハビリじゃないよ・・・お散歩、お散歩っ。
そう聞こえたような気がしました。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




優しい眼差し

2020-11-08 | 散歩と人
海浜公園の入り口の辺りを歩いていると、
お掃除スタッフのおじさんとよく会います。
シオンに向かって、やあ、また来たね・・・
言葉はいつもそれだけで、にこにこ。



博物館の前は、眩しい光に照らされていました。
おだやかな風に癒やされるようなひと時。
ここで駆け回っていた頃を映し出すようなシオンの眼差し。
どこまでも優しいね。



フウの大木の下では、眩しいだけのシオン。
お水を飲んだら、帰ろうね。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




言葉の使い方

2020-04-11 | 散歩と人
シオンは、12才4カ月。
若い頃と変わらないしぐさや表情をすることもあれば、
じいちゃんみたいと思うこともある。
え?それはおかしいぞ。
立派なじいちゃんだ(笑)



それでも、通りすがりの高齢者に「もうトシですか?」
と聞かれると、失礼な・・・とむかつく私。
言葉の使い方を知らないのかっ?
そんな気持ちでいっぱいの心を抑えて抑えて、こう返す。
12才ですけど、まだ12才です。



ゆっくり歩いている犬の飼い主にトシかなんて、私は聞かない。
言葉選びもそうだけど、
どんな歩みでも・・・
犬は今をただ楽しんでいると思うから。



ぼくは、そんなの気にしてないよ~!
きげん、なおして。おさんぽ。おさんぽ。

やっぱり、じいちゃんみたいだけど、
シオン、笑ってるね。
私も笑お~っと。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




可哀想に・・と言う人 2

2018-08-13 | 散歩と人
この季節、この犬の被毛は人の季節感に合わないようで、
被毛を見ては、暑そうですねぇ・・・とよく言われる。

楽しんで草のにおいを嗅いでいる時も、
歩きたくないでしょうねぇ、可哀想に・・・と言われたりする。

このこ、可哀想なの?



間もなく夜が明けようとしている4時54分の空。
夏は、午前4時から6時の間に散歩する(夜は排泄程度)。
とにかく最低気温になる時間帯に行くのだが、
Zionは6時を過ぎても、なお彷徨い歩こうとする時もあれば、
40分ほどでさっさと退散する時もある。



かと思えば、帰ってひと眠りした後、庭に出てハイテンションになったり、
家の中ではいたずらをしたり、夢を見ながら空を飛ぶ様にお昼寝をしたり、
猛暑の夏を日々、気の向くままに、元気に過ごしている。



高温多湿な空気が体にこもらないよう注意しながら、
外で過ごす時間は短くても、充実感のあるものにしてあげられたら・・・
夏も幸せを感じてくれるだろうか。



特に用がなければ、好きな所にド~ンと転がっているZion。
一年を通して、室温は20℃前後、湿度は50%以下。
私には少々寒い時もあるけれど、この寝姿を見ると、快適になる。



被毛は風がサラサラ通るよう毎日、抜け毛をしっかり取り除くようにしている。
少しでもサボるともつれたり、かたまりが出来たりして、大変だ。

長毛犬の夏の被毛は、あまりありがたくない存在に思われがちだが、
寒さから身を守るためだけではない被毛の役割を私は大切に思う。

今朝も散歩中、ユーモアたっぷりに声をかけてもらった。
その着ぐるみを脱ぎなさ~い!(笑)

でも、本当に脱ぐことが出来たなら、皮膚病になるだろうなぁ・・・



気ままで奔放なZionは、散歩道で自分の意思を頑固に主張する。
例えば、こちらの都合の良い道へ誘導しようとすると、
いやだーあっちへ行きたいーと立ち止まり、全く動かない。
こうなると、お互いの心理戦のかけ引きが始まる。

そんな時に出会った人は、大抵こう話しかけて来る。
「もう動きたくないって言ってるよ、きつそうだね~」

違うんだけどなぁ・・・



8月の庭も朝だけは清々しい・・・

散歩道に落ちているその日を見つけては、拾い集める大きな犬と飼い主の朝。

もこもこしていても、ヨダレをたらしていても、人の季節感に合わなくても・・・
Zionなりの喜びを感じ、今を楽しんでいる。

暑そう、きつそう、可哀想・・・
どうして、今、この時の楽しい気持ちを見てくれないのかな。

幸せになる言葉を選ぼうよ。
Zionもきっと、そう思っている。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




高齢犬に出会う時

2018-02-11 | 散歩と人
Zionは気に入らない時、トボトボと歩く。
どこをどう歩けば遠くまで行けるか・・・
Zionは常に考えていて、頭の中にはその地図、ルート、予測が展開されているらしい。
そこから外される時、ふてぶてしく抗議するのだ。

Zionも高齢と言われる年齢になった。
10才ともなればその態度にも拍車がかかり、嫌だという気持ちに威厳さえ感じる。
説得されて仕方なく歩く姿は、全ての不幸を背負ったような生気のなさを極めている。

そんな時は、とにかくZionと会話する。
こっちの道にしようよ・・・パン買いに行こうか・・・そっちは今度また行こう・・・
あそこに何かいるよ!・・・確かめに行こう・・・何だろうね!
一筋縄ではいかない心のやりとり。

そんな時、道行く人に話しかけられる。
もう、お年ですか? 人間でいうと何歳?

正直なところ、イラっとしてしまう。
それがどんなに丁寧な言葉だとしても、私には鈍感な質問にしか聞こえない。


(10才のお誕生日の記念に・・・いつもの散歩道・鴻臚館跡の芝生広場で)

散歩道、ぼつぼつと歩を進める高齢犬に出会う時、
私はジーンとするような愛おしさを感じる。

目に見える短絡的な人の目線のつまらないフィルターを外せば、
お日さまの匂いや草の匂い、ただ今を楽しむ姿に寄り添えるような気がする。
楽しむ心は、幼犬の頃から変わらないのではないか。

あなたの今が素晴らしいよ・・・
そんな風に讃えてあげたい気持ちになる。

あなたにあやかりたいよ・・・
また、会おう・・・
気づくと、癒しではなく、パワーをもらっている。

ただ、今を楽しむ気持ちに寄り添って・・・

心が伝わる時、Zionの表情がまた輝き始める。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




街の散歩の楽しみ方

2018-02-07 | 散歩と人
おたふくの口の中をくぐって神社に入る人、人、人。

寒さ厳しい節分祭、初めて櫛田神社の豆まきに行ってみた。

その間、Zionは主人と近くを散歩することになっていたので、
私は意を決して人混みの中に紛れ込んだ。



ご利益にあずかろうとする人々で埋め尽くされる境内。
福をつかもうとする人々に降り注がれる福豆。
人の波にへこたれそうになる季節の風物詩。

やっと外に出て、主人とZionを見つけると、
Zionは散歩どころか、私の姿が見えなくなった場所から動こうとせず、
50分近くの間ずっと待っていたのだそうだ。

ちゃんと言い聞かせておけばよかった・・・ごめん、ごめん。
Zionは嬉しそうに歩き始めた。



赤煉瓦文化館の前を歩いていると、1階の素敵な扉の中から人の視線。
ずっと、ずっと、こちらを見ている人がいる。



道路を渡ると、Zionは自ら扉に向かって歩いた。
扉が開いて、笑顔、笑顔、笑顔。

Zionは、窓やガラス戸から中を覗くのが好きだ。
おそらく小さな頃から、このような経験が楽しい事として記憶されているのだろう。
しかし、だからと言って、愛想はないのである(笑)。



街の一角、どこか落ち着く散歩道。



凍るような北風、今はあまり人が来ないことがラッキーな屋上ガーデン。
また、ここで少し遊んだ。





この後、Zionは貴賓館カフェの重厚な入口の前で立ち止まった。
動かないと言ったら、動かない。

ここには入れないと言い聞かせていると、中から人が出て来て、
声をかけられたり、写真を撮られたり・・・

ふと、思う・・・Zionは人の笑顔が大好きなんだろうな。

建物やお店の中に入ろうとしたり、ドアから中を覗いたり・・・
それは、街での散歩のZionなりの楽しみ方らしい。



約2時間歩いて、また櫛田神社に戻ると、豆まきが終わり人が少なくなっていた。
Zionもおたふくの中をくぐらせてもらった。

大きな口を開けて笑うおたふくから出て来たZion。

みんな、みんな、福が訪れますように。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




縁起のいい日

2018-01-03 | 散歩と人
「第九」の演奏が終わると、時計はひたすら午前零時に向かい始めた。
オーケストラと共に歌う「威風堂々」。
指揮者のきめポーズ!鳴り響くクラッカー!湧き上がる歓声!
大成功のカウントダウン曲に会場がひとつになる。
私は合唱団員として大晦日のコンサートに出演していた。

高揚する気分は収まらないけれど、静かに静かに・・・
午前2時前、帰宅すると、2階の寝室からZionが駆け下りて来た。
おかえり。おかえり。

夕方のゲネプロ入りから立ちっぱなしだった足に湿布薬を張ると、
カーペットの暖かさの中に溶けていくような心地よさ。
Zionは夢の続きのページを探しているのか・・・
傍らで気持ちよさそうに寝息を立てた。

2018年はこんなふうに始まった。



公園を散歩していると、家族連れがこちらを見てしきりに何か言っている。
「縁起がいい」「縁起がいい」「縁起がいい」

今年は戌年。
元旦にZionに出会ったことを「縁起がいい」と思ってくれたと言う。
そんな家族に出会えて、こちらも本当に「縁起がいい」。
らいおんスマイルのZion。



公園では色んな人に出会う。
今度は年配の女性が話しかけてきて、
今年は戌年だから・・・そう言って、Zionに手を合わせた。
チーン。



Zion、大笑いの図。

この国は、八百万の神々の国。

神様、元旦早々ごめんなさい。

それでも、笑う門には福来たる。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




散歩服

2016-11-14 | 散歩と人
いつもお揃いですね・・・
散歩中に出会った人にそう言われたことがある。

Zionの白い被毛とその時着ていた私の白い服。
いつもではないのだが、そんなイメージがあるのだろう。

少しドキッとした。
散歩服も見られているんだな・・・



私はトレンドにはあまり興味がないし、
きっと、おしゃれのセンスもない。
それでも、超大型犬と歩く散歩服を素敵に着こなすことが出来れば、
モチベーションもさらにアップするに違いない。

でも、素敵な着こなしって何?

全くわからないのだ。



とりあえずクローゼットを整理した。
真面目に向き合うと、要らないものの多いこと!
それらを処分し残ったのは、着ると元気になりそうなものばかりだった。
やっぱり、元気に歩けということなのね!



素敵な着こなしはよく分からないけれど、
日々の散歩スタイルをブログに載せてみることにした。
客観的に見れば、更に要らないものや次に買い足すものが明確になり、
何かヒントを得ることが出来るかもしれない。

私の場合、コーディネートや着回しを考えることは、
ファッションの云々ではなく、脳トレに近い(笑)

ということで、今日の散歩服、載せてみます。



7~8年前のオーバーオールは今も大活躍。
その着やすさから、困ったら、これになります(笑)


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!





可哀想に・・と言う人

2015-06-23 | 散歩と人
急に雨が降ったり、予想外に暑くなったり、
この時季の天気予報は、よくはずれます。
早朝に雨が降ると困りますが、何とか工夫しながら、
散歩を楽しむ梅雨の日々です。



公園で水を飲んでいる時など、小さな子どもが
Zionを触ろうとすることがあります。

「今お水を飲んでいるからね、少し待ってあげてね」

小さな子どもだからこそ、学んでほしい。

知らない人がいきなり自分の体を撫で回したら、
とても嫌でしょう・・・

わんこさんも同じ気持ち。
あいさつしてから、そっと触ってね・・・

そう言おうと思った。



ところが、子どもの母親からの言葉で全て終了。

「触っちゃだめ!咬まれるよ!」

ムッとする私、落ち着いて、落ち着いて。

動物にも色々な感情があることを知ると、
接する時、自分のとる行動が幾通りもあり、子どもは考える。

今、自分はどうしたらいい?

そう考えることが大切なんだと思います。



何かにつけて、可哀想にと言う人がいます。
例えば、暑いでしょう!可哀想に・・・という具合に。

そう言って、水を持って来てくれようとする人は親切な人に違いない。
でも、たいていは水を入れる適当な器がなく、植木鉢の受け皿になる。
先日の場合は、トイレの掃除用バケツだった。

水をたくさん入れると持って来る時に重いためか、少ししか入っていない。
Zionはバケツに顔が入らないということもあるけれど、
ぼくはいりませんとキッパリ。



折角の親切心が実を結ばないのはなぜでしょう。

可哀想と言う人の心は、そう思う自分の心が大切なのであり、
相手を尊重することとは次元が違う心だからではないでしょうか。

言葉は理解しなくても、その魂を犬は見抜けるのだと思います。



咬まれるよ!と言う人と可哀想に・・・と言う人。
この場合、共通点があると思います。

どちらも、観察力がなさすぎかな。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




後ろから来る人の会話

2015-05-05 | 散歩と人
カラー姿になって3週間が過ぎた散歩道は、
車で30分、新緑が美しい駕与丁(かよいちょう)公園。

大事を取ってカラーはまだ付けているけれど、
傷口はずい分、目立たなくなって来た。



駕与丁公園を一周すると、4.2195キロ。
フルマラソンのちょうど10分の1になっている。



わずかな波紋、跳ねる水音、長閑な岸辺。
池のほとりに下りていける自然なつくりが好きだ。



芝生広場の楠の大木、かき氷のように涼感あふれるその陰で
向こうにいるわんこさんを狙うZion。



横で微笑むお姉さんとZion。



木漏れ日の中を歩いていると、後ろから楽しそうな会話が聞こえてきた。

「ハハハ・・・集音マイクみたいだなぁ」
「よう食べるやろうなぁ」
「一升飯やろうね~」
「そりゃあ一升飯やろう」

初めは何のことかと思ったが、
聞きながら、笑った。

集音マイクって・・・そっくりかも。


(パラボラ集音マイクロホン/フジプラニングHPより)

一升飯って・・・食べるかっ。



可笑しくなって振り返ると、会話しているのは70代くらいの夫婦だった。

白くま、ホワイトライオン、モロ、獅子舞・・・
いつも色々なものに例えられるZionだけど、
集音マイク、一升飯がこの日、加わった(笑)。



窓を開けると、サラサラ・・・爽やかな風が入って来た。
こんな日のお昼寝は、最高に気持ちいいんだろうなぁ。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!





超大型犬が好む人

2014-04-10 | 散歩と人
枝に残る薄桃色の花びら。
風に吹かれて、揺れて、揺れて・・・
Zionの背中にふわりと舞い降りる。



少し前のこと、どの犬にも好かれて、
すり寄って来られるのが自慢という男性に出会った。
Zionがその男性に関心を示さなかったため、
男性は何度も何で?と繰り返し、不思議がった。

犬は、実のところ、どんな人が好きなのだろう。
桜の下を歩きながら、ふと思った。

自分を可愛がってくれる人なら誰でも好き?
それもまた犬それぞれかもしれないが、
Zionが好む人のタイプは、はっきりしている。


( 桜の中の散歩道/4月2日 )

訓練士系や積極的に親しくなろうとする人には、むしろドン引き。
顕著にボディランゲージを発してくる。
「 どうか、ぼくをほっといてください 」

観察していると、どうも犬の知識などに関係なく、
生き物の個性に敬意のような気持ちを持って接する人、
一言で言うなら、そんな人を好むように思えるのだ。

静かな優しい声で、囁くように話しかけるのは、
そんな人に共通している。



桜の季節は、外国人旅行者にもよく出会う。
旅の思い出づくりに積極的な隣国からの旅行者に
私は戸惑うことが多い。

Zionの首に腕を回したり、ハグしようとしたり、
仲良くはじけた写真を撮りたがり、
ドン引きすると、執拗にトライしてくる。

こうなると、デンジャラス!と言うほかはない。
我慢強いZionが健気で見ていられなくなるからだが、
危険な犬に豹変したとしても無理もないことだ。



He is dangerous !
時には大げさに言って、初めから避ける。

その時、きみの気持ちを守れるのは、
私だけなのだから。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




放置フンのやつあたり

2014-03-10 | 散歩と人
「 も~! またウンチだ!」
そう聞こえた次の瞬間、茶色い固形物が
園路に転がって来た。

冷たい風を和らげるような心地よい日差しの中、
歩く先2メートルほどの所で、それはコロンと落ち着いた。

公園の芝生の手入れをしようとしていた係員がぶつぶつ言っている。
頭にきて投げたのだ。


( 強い向かい風に吹かれたら・・・)


別の公園では、こんなこともあった。
大きなフンが放置されていることにムカついた管理の係員、
Zionを連れてたまたま通りかかった私に
目をつり上げて、こう言った。

「 あのデッカイの、おたくの犬のフンじゃないの? 体、大きいから!」

体が大きいから?
私は呆れ果て、めまいがしそうになりながらも
放置などしないことを冷静に言う。


( 一歩だけ、前に進んでみる・・・)


係員は我に返ったのか、謝罪の言葉。

どれも、やつあたりだ。

気持ちはわかるのだ。
同じように誰もが不快な思いをしている。

しかし、本当の意味の敵はここにあらず。
醜い言葉や態度からは、醜い仕草しか生まれないと思う。


( そして、また一歩・・・)


ボランティア活動、自分自身への言葉。
フンやゴミを拾う時、不快な気持ちでするなかれ。
美しさに近づこうとする気持ち。
それだけでいい。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




理解不能型犬好きな人

2014-02-03 | 散歩と人
節分は年神さまが入れ替わる節で、
入れ替わりの隙をついて鬼が入りこもうとするので、豆を撒いて追い払う。
今日は、冬の最後の日だ・・・

冬麗、散歩をしていると、
わざわざ車を停め、犬が好きと話しかけて来る人あり。
前に秋田犬を飼っていたそうで、大型犬の醍醐味を熱心に語った。
そして、その人は、でも・・・と締めくくった。
大型犬は介護も大変だし、寿命が短いからね・・・

きた~っと思った。
犬好きと言う人からこの類の話をされることがよくあるからだ。
一般論としては正しいが、犬はそれぞれである。
そこにあるのは、最大に善意の解釈をしたとしても、
切なさの共感だ。



それを言って何になるのだろう?



共感すべきは、全ての瞬間を精一杯生きる愛犬の姿だと
私は思う。



時の流れを止めることは出来なくても、
心通う全ての時は、私の中ではスローモーションで行き過ぎる。



願うのは、天寿の限り心を通わせていたいということだけ。
大変だとか、短いとか、そんな言葉そのものがない。



放置フンと同様、さっぱり理解できない人の言葉。

犬好きな人にご用心。

こんな気持ちに豆まき、豆まき!



  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




きみに声援

2014-01-14 | 散歩と人
サッカー、テニス、ソフトボール。
試合があっているとは知らずに来てしまった・・・
人がいっぱい、日曜日の運動公園。

きゃ~きゃ~。 わ~わ~。
白熱するプレーに声援が弾ける。
アスリートたちの若さが眩しい。
きゃ~きゃ~。 わ~わ~。

はっ?



こっちか~。



もふられまくりで、少々、困惑。



がんばれ~がんばれ~。



もみくちゃ~。



彼女たち、あっさり試合の応援を放棄?

いいプレーが出来るといいね。

みんな、素敵な笑顔。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




坊やと超大型犬

2013-12-19 | 散歩と人
公園を歩いていると、おばあちゃんの手をふりほどいて、
小さな坊やが駆け寄って来た。
「わんちゃん!わんちゃん!」

自分よりも遥かに大きな生き物に
小さな男の子が伝える気持ちは、ただ、無心。
「きみが好き!」



犬にいきなり触ってはいけません・・・
親が教える危険回避術は勿論、大切な事に違いないが、
むしろ何の先入観もない、感じたままの心は、
間違いなく、そのまま伝わった。

モフモフされるのをあまり好まず、
嫌な時は、誰に対してでも、そっとかわして立ち去るだけ。
そんなZionが、されるがままになっている
坊やのコミュニケーション力。

いいな、感動。



職人技で丁寧に剪定される博物館前のもみじ葉フウ。
ころころと落ちた実が、可愛くて好き。



風が冷たいよ。
今夜は雪になるって・・・



クリスマスが近づいて来たね。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!