ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

行くに反応する犬

2014-01-31 | おうち
晩ごはんの後、何故か、ひとあばれ。
生後2~3か月の頃から、同じ事を言っています。

ごはんを食べた後は、静かにしてなさ~いっ!



何かをくわえて走りたいらしく、
昨日は、硬式テニスボール。



ちょっと追いかけると、ハイテンション。
狭い場所をすり抜けて、捕まらないことを誇示します。



Zion、ゴロン、ゴロ~ンだよ。
無視。
例えば、アイス買いに行く? と言うと、
いくいくいくいくいく! 速攻、反応。
(アイスは私が食べたいだけですが・・・)

ゴミ出しに行く?と言っても、大喜び。
ちょっと、行って来ようかな~と言っても、大喜び。



言葉にしたからには、守らねば・・・ね。
こんな流れになると、Zionの勝利。
日々の散歩とは別に、ちょこちょこ出をとても楽しみにする
そんな気持ちになるべく応えたいけれど・・・

時々、言ってくるのです。 真夜中に・・・
まま、どこか・・・行く?

Zion、ねんね、ねんね。
ねんね、しようよ~~。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




冒険の雪の森

2014-01-23 | 高原・山
水曜日の朝、わくわくしながら窓の外を見た。
未明に雪が降ったはずだけど・・・

庭には、雪の置き手紙。
「 とりあえず来たよ。 雪より 」

積もるのを楽しみにしていたのに、この辺りでは
雪遊びじゃなくて、泥遊びになってしまう。

そこで、Zionとふたりで、大宰府北部の山の方へ行ってみた。
交通渋滞を乗り越え、山に近づくと道は雪だらけ。

四王寺の森は、し~んと静まり返っていた。

森を抜けると、見晴らしのいい丘がある。
わ~っ、思った通りだ!







追いかけっこの誘いにのると、Zionは
際どい危険な所ばかりに行きたがる。
伸縮のロングリードがいっぱいに張り詰める。
走りまくる私。 注意、注意。
雪は、崖さえ優しいスロープに見せるから。



ほとんど見えない周囲の山々。
雪と雪になり切れない結晶の白く蒼い世界。



美しいけれど、雪は景色の特徴も隠してしまう。
案の定、私は帰り道の森の中で、少し迷った。
来た道なのに、違って見える・・・



こんなところ通ったっけ?
この分かれ道はどっち?

先に行くZionは、黙々と導く。
Zion、頼むよ。



ふ~っ、ちゃんと戻ってきた。
普段は簡単な散策の道なのに、ちょっと焦った。

犬は正確な方向感覚を持っていると言うけれど、
頼りになるものだ、感涙。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




雪にエアケイ!

2014-01-20 | 高原・山
日曜日、九州のわんこたちは、雪を探していました。
天気予報の雪だるまのマークは、どこへ行った?
ない、ない、雪。

ここに少しだけあったよ~っ。
天山の日陰~なところ。



見つけたよ。 少しだけど、雪。
わ~い!



理由なんてないけど、走ってしまうよ。





テニス全豪オープン4回戦をTVで見ました。
世界ランク1位のナダル選手を相手に
いいプレーを見せる錦織圭選手。
結果は負けちゃったけど、素晴らしい試合でした。



ぼくも雪に向かって、エアケイ!
決まった~っ!

すみません、影響されやすくて。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




ソチへ4回転サルコウ!

2014-01-18 | 美・技
犬とその主の人柄や趣味に関係はあるか。
つまり、犬は飼い主を反映するか。
そんなことを調べているという友人がいます。

人のライフスタイルや性格によって、犬種の向き不向きはあると思いますが、
犬を見て、飼い主の人柄や趣味が分かるでしょうか?
漠然と少しは分かる部分もあるかもしれませんが、
犬は、そこまで飼い主を反映するでしょうか?
面白いので、私も協力して質問にいくつか答えました。



愛犬と外で過ごすことは大好きだが、アウトドア派ではない。
趣味はバレエで、スポーツはフィギュアスケートファン。

友人が把握する私の人柄やこの答とピレネー犬は、
何かを導くデータの一つになるのかどうかはともかくとして、
色々な分野に発展する話を楽しんだのでした。

中でも、フィギュアスケートの選手で
誰のファンかを当てられた時は驚きましたが、
Zionがそのことを反映していた訳ではないと思います(笑)。

羽生結弦選手とブライアン・オーサーコーチ。
演技は勿論のこと、このふたりの笑顔の大ファン。



フリーの演技終盤では、もう倒れるんじゃないかというほどに
息も荒々しくなりながら全力を出し切る姿。
本当に感動します。



1月27日に発売されるこの本も楽しみです。



ソチでは、自分との闘いをどんなふうに見せてくれるのか。
19歳の挑戦を応援しています。



オリンピック開幕まで、あと20日。
きっと跳べる! 4回転サルコウ!


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




きみに声援

2014-01-14 | 散歩と人
サッカー、テニス、ソフトボール。
試合があっているとは知らずに来てしまった・・・
人がいっぱい、日曜日の運動公園。

きゃ~きゃ~。 わ~わ~。
白熱するプレーに声援が弾ける。
アスリートたちの若さが眩しい。
きゃ~きゃ~。 わ~わ~。

はっ?



こっちか~。



もふられまくりで、少々、困惑。



がんばれ~がんばれ~。



もみくちゃ~。



彼女たち、あっさり試合の応援を放棄?

いいプレーが出来るといいね。

みんな、素敵な笑顔。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




怪力のただの牡

2014-01-09 | お散歩
雪が降りそうな気温でも、陽だまりの中を早足で歩くと
全身から汗が出て来るのを感じる。
この大きな犬との散歩は、リードの操作だけでも
一人で歩くより多くのカロリーを消費するようだ。
周りに特に彼の冒険心を掻きたてるようなことがなければ、
この犬は、人のペースに合わせておとなしく歩く。
そんな時は、子どもでもお年寄りでも、リードを引くことが出来るだろう。



しかし、ひとたび興味の対象がその視界に入った時、嗅覚を刺激した時、
脳の働きは、理性から本能へと一瞬にして切り替わるのだ。
対象まで早く辿り着き、確認したいという本能は、
猛烈な力で人を引きずることになる。
本能に切り替わってしまえば、
コマンドは無意味な雑音か、拍車をかける声援にすぎない。
牡の超大型犬の本気の力に勝ることは、
力強い男性でも容易ではなくなる。



引きずられながら、ずるずると本能を優位にさせないためには、
こちらの瞬発力が重要なポイントになると思う。
本能に切り替わる一瞬を逃さず、リードに渾身の力を込める。
リードを引く者の物理的な力と威厳のような力・・・
両方の瞬発的な作用は、
理性を呼び戻すことに大きく働くのではないだろうか。



温厚で優しく、忍耐強さと思慮深さが長所のZionでも、
本能が優位になる時、怪力のただの牡である。

力では歯が立たない時、私の戦略は、
尊敬される魅力と瞬発力を駆使して、パワーを補う。

きっぱり、書いてみたが・・・
尊敬される魅力って、何だろう。

私は、本当にZionに尊敬されているのだろうか?


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




伝える言葉

2014-01-07 | お散歩
先月、お誕生日を迎えたZion。
あっという間の6才、時の流れに驚くばかりですが、
Zionは相変わらず、外の世界を探検することに夢中です。

歩き、走り、遊んでいる時のボディランゲージに共感し、
こちらも同じレベルのボディランゲージを伝えられたら、
どんなに素晴らしいでしょう。





百道の散歩コースでは、
浜辺を歩き、公園に寄り、街を抜けて、また砂浜に戻って来て
ここで走って遊びます。



Zionが遥か後ろから、走って来ます。
追いかけっこの楽しさを体で表わすには、気持ちだけでなく、
それなりの運動能力が必要であることを思い知らされながら、
私の足はもつれて、もつれて・・・
そのうち、こちらの能力を見限られます。



はぁはぁはぁ。
気持ちは、息切れもせず、どこまでも一緒に走っています。
意に反し伝わっているのは、
よれよれのギブアップかもしれません。

それでも、楽しい気持ちが一緒なら、
あらためて伝える言葉は見つかりません。

Zionの気持ちは、どんどん切り替わって行きます。
次の目的へ向かって。
心を弾ませて。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




越えて、超えて。

2014-01-01 | エピソード
2014年。
時が刻まれてゆきます。

どんな時も一緒に歩いて来た道を
これからも、ただ一緒に歩きましょう。



通ったことのない丘も
さらりと越えて行きましょう。
息を弾ませながら。

きみが瞳を輝かせ見る夢を
一緒に見ながら。
一緒に探しながら。

越えて、越えて、超えて
行きましょう。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!