marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

〈Ⅱ〉源頼朝の肖像画はなぜイケメンなのか:親愛なるXへ(その18)

2022-03-12 10:53:37 | #日記#手紙#小説#文学#歴史#思想・哲学#宗教

 ◆Sが見向きもしないブログなどに関して、たまたま読んだらクレームをつけたいと思ったのか、少しく話したいと連絡があったのだ。学生時代のアパートから、しばらくぶりに遭いたいと聞いて出向いた先が、数年ぶりに呼ばれた住所が勤務の大学病院から15分ほどの元の一軒家だった。院まで卒業して、そのまま研究を続けたいのか、落第したからなのか分からんかったけど。やぁ、やぁという具合で、借家だったけど、いずれ故郷の北海道に帰って開業するんだと話していた。歳のわりには老け顔で、医学部に入るくらいの奴は脳みその皺が多いんだろうな。函館ラサールを出て、そこは寮生活だったろうから、ご両親は田畑売って息子の学費を送り続けたんだろうな、などと思ったりした。・・・それはそれとして彼からのブログへの忠告は次のようなものだった。

◆この国は湿気が多くて酸性土壌とすれば、古代から人の骨は残っていないだろうとブログに書いていたことは、間違いであること。ただ、条件があるという点で。これは研究資料から。次に、これは推論だけで古代から歴史の背後からプロデュースしていた黒子は、今、鎌倉殿の13人の大河ドラマをやっているが、古代からのこの国にいすいた黒子が厳然と今も働いていることをアピールしているのではないか、ということなどであった。この後の方の話はとりとめもなく大きくなるのでいずれ・・・。

S:「お前のいつもいう聖書ね、あの世界のベストセラーは、わざと読みずらく書かれているのではないのか、なぜなんだ。黒子集団が後で編集しているんではないのか。少し、専門書のようなもの、神学者の本を読むとね、確かに神の言葉だからそのまま元の文字や書いていることを変えようとせんだろうけれど、第一、文字自体が神聖なものらしいからさ。けれど、現代の神学者がいうには、この章は飛ばして、この章につなげるとすっきりする、間に編集者(僕の言う黒子だろう)が文章をうやうやしく挟み込んでいるに相違ない。と書いているのに、まさにそう読めばさもありなんの文章となるな。これは一体、どういうことか。」

G:「いや、そうかもしれない。それは、旧約聖書の中にも神の使いと呼ばれるような人が訪れてきたり、助けたり、キリストのよみがえりに墓の傍に白い服を来た若者がいてとか・・・。実際、僕らは目には見えないけど、いや、誰かに入り込んで本人も気が付かずその黒子まがいの働きをしている人が多数現存するんでしょう。気が付かないだけですねぇ。・・・で、彼らがこの国の古代から順次、帰化して住み着いて歴史をなして来たのであろうというのが帰化したユダヤ人・・・、いや、宇宙人ではという人もいるらしいけれど。」

S:「源頼朝のあのイケメンの肖像画は本物なのか、違う武将ではないのか、と言われ、僕らは日本史ではあのイケメンの肖像画だったけどね。今、教科書に載ってんのか、あれも当時の黒子のプロパガンダだったのかもしれんけど、第一、弟の義経も美形だったしいから、彼も16歳ころまで鞍馬山で修行したというから、んで、まさにその教育者の天狗が黒子一族でだっただろうと思われてくるな、お前のブログを読んでの推論を押し通すとさぁ。」

G:「結構、読んでんのね。ポチしてくれよな。」

S:「海外では研究例は少ないらしいが、幸い、お前の話とちがって日本では、縄文、古墳、鎌倉、室町、江戸時代まで連続的にそれぞれの骨が残ってんだなぁ。無論、昔は土葬だし、多くが桶に遺体を入れたから土に埋めれば朽ちるもが多いだろうけれど、骨が残っているというのは、その時代の地位のある者はそれなりに、丁重に埋葬されただろうからね。そこでだ。頼朝の肖像画がうりざね顔のイケメンなのは嘘ではないんだなぁ。一連の骨を頭蓋骨を見ていくと時代と共に変化していってて、まさに鎌倉時代が頂点なのだ。つまりすらりとした美形骨格の顔つきになるのは。お前がいうところの東海、関東には多くの大陸からの帰化人が流れ着いて、つまり草木成長に欠かせない太陽を拝みに流れついたとなるだろうけれど、鎌倉は関東武士の活躍した時代な訳だ。関東ローム層で田畑はダメだったのではと言われているけど、彼らは海からの豊富な魚を食ってたんだ、それを肥料にしていたんだな。後の江戸前寿司にもなる魚・・・つまり、人の進化の上で食っているものが、食生活の進化によって巨大な歯と頑強な上下の顎は、時代の経過とともに縮小、退化して原人が旧人となり新人となって、ジャガイモ顔からきゅうり顔になってイケメンになったという訳なのであるなぁ。人も文化によってよって顔つきまで変わるんだな。・・・古いけどこの研究も結構されて来てるのよね。人間の進化と文化、日本人形質の時代的変化のグラフもあるけど・・・読んでみる?」

G:「今の日本の首都、東京になったのは、彼らのDNAが、古代からこの国のあちらこちらに黒子を派遣して、ここが日本の首都となるこの地、古来から祖先がもっともはやく住み着いて最も相応しいと彼らが、見込んでいたからなのだなぁ。背後で活躍した黒子のDNA集団が争いの無い理想とする国作りをし260年間も続いた徳川家康の時代を開いた礎に結集したと思っているんだ。取り巻きのブレーン(黒子の書斎派と言えるだろうが)それが居なければこの国にの精神的礎はなりたたなかっただろうと思ってるよ。それを追い求めている訳。それが人を創造して誰もが死んだら次の世界まで備えていると衆生が考える、世界人類が考える”天になるごとく地にもなさせ給え”の働きに加担すべく今も黒子たちは働いているという訳さ。」