marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(39回目)

2016-06-26 20:41:44 | 日記
◆世界のベストセラー聖書を読む◆ ヨハネ伝第2章 結婚式に出られて祝辞お願いしますなんて言われたら(まだないが)、僕はきっとこの世界で初めてイエスが奇跡を起こしたのは、いつ、どのような時であったかなどと得意になってこのカナの婚礼の話をするだろうな。4節のぞいてですけれどもね・・・随分自分の母親によそよそしいが、尊敬を込めた言い方だと解説にある。「婦人よ(これは新共同訳)」、「あなた・・・女の方(これは「い」社」と。実は、深い意味合いがあるのよね。人間界のなれ合いではないのね。母親もいきなり奇跡を起こしてもらいたいと願ってイエスに「ブドウ酒がありません」といった訳ではないのだろうから・・・。どうしてもなんらかの深い意味合いを読み取りたい方は、「い」社のチェーン式の下の欄にそれらしきこと書いてます。6つの瓶は7でないから不完全数だとか、ブドウ酒はイエスの流す血のことの象徴との解説ですが僕はそこまで読み切れませんでした。
◆本筋にもどり、結婚は神の偉大なる奥義とされているし、綾小路うたまろの「あれから40年」ではないが、ういういしい心ときめく男女の結婚も、あれから40年でお互いの新鮮さも愛情もなれ合い惰性になってくたびれてくるという人間の性向には、このイエスの結婚での奇跡、しかも常に新鮮であるのが出てくるという話は、とても最初の奇跡にぴったしだといつも思うです。(11節)イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。・・・Ω ※今日は2回目分書きましたので短く では。

世界のベストセラーを読む(38回目)

2016-06-26 19:32:11 | 日記
◆世界のベストセラー聖書を読む◆ 36回目に書いた今回の英国のEU離脱に宗教がらみ当然ありだねと、その道を説く方に話したら、それは面白いな自分も調べてみようと言ってたな。正直、僕も離脱はないだろなと思っていたら、これが民主主義だと言わんばかりのすっきり感でしたね。知らんぞ、経済混乱するなぁ・・・日本でも1000社くらい英国で商売してんでしょ、大陸EU目指して。一人の女性がりきんでカメラに向かって大英帝国は独立自尊で行けるんだと・・・、離脱に投票もそれなりの意見で生活に本当に逼迫する人も出てくるのは分かりそうなものなのにな。それにしてもオープンばかり(グローバル化という意)でどうして国全体の和(が先にある)というのを考えられんのだろうな。やっぱ一様な民族でないからなのだろう。日本国民は優秀だ。それなりに自尊を保とうと頑張っているからな、欧米のキリスト教国は何でこうなんだと思わない?(そもそもEUというのを作ろうということ自体、キリスト教ベースの不完全人間の政治機構の創作のように思われてきた。ちなみにEU政府は西ドイツにあるんではなかったの)。そこで、僕は言った訳よ。同じ、イエスを信じてどうして分裂してんのよ。これだと「我に来たれと言えんだろ、あんた!」目の前の梁(これイエスの例えにあり)が見えないというか、気づかぬ壁作って満足しては駄目よと・・・ね。
◆偉そうに上から目線で言わせてもらえば、ルーターさんも、カルヴァンさんも神学的な欠陥が少し残っているということだよ。何の?結局、人の質、魂のQualityの問題なのだな。無論、人は罪人なのだろうけどイエスが十字架掛かられてみんなOKよとか、予定説で人には自由意志無いものねとか、何とか信条とか・・・なんて不完全な人間の言葉で再定義しがちになるからね、100円販売での聖書を良く読めだよな。実態としてのその人間個人(聖書的には「肉」)が何故に地上に生を受け、その十字架を背負うという個人の課題をどう捕らえるかにすべてが掛かってくるということなのではないの(これが「救い」という奴か)。これは決して一般化できない「自分」のこと、個人がどう自分の地上の誕生と生を考えるかに掛かってくるからなのでないの。そして、その次に、他との和解があるという順番があるということさね。でないと、何でも心情OKでいっても、決して不完全な肉の集まりを維持していく機構はうまくいかんと思うのよね。(つまり、不完全な人間世界を総括して見ている神を忘れるでないぞということ)で、先に紹介した荒井献著(イエス・キリスト<上>)は次の言葉から始まっている。(p14) 「1 イエス・キリストとの出会い イエスを語ることは・・・『イエスを語ることは自分を語ることである』と言われる。私はこの言葉をある意味で正しいと思う。」・・・Ω ※今日はりきんでしまった。