marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(12回目)

2016-06-02 20:09:03 | 日記

◆世界のベストセラー聖書を自分の言葉で読む◆  12回目となりました。12という数字は、特有な数字で、それも旧約聖書から来ているようです。一ダースがそもそも12、何故? 一番分かりやすそうな指10本なのにね。12というのは、数字でいろいろ気になるところがありますね。1年は12ヶ月、半日は12時間とか。こじつけのようなところもありますが、イスラエルの部族が12部族あったところから来ているようです・・・1年は初め10ヶ月あったらしいのですが、ローマ皇帝のジュリアスが今の7月に生まれ、生まれた月JULYを割り込ませ、その後、皇帝アウグストスが今の8月に生まれてAUGUSTを割こませ、現在の12ヶ月になったとか。   さて、本筋からはずれっぱなしでしたが、その後、みなさまはルターさんの推奨された、福音書ヨハネ伝はお読みになりましたでしょうか。ルターさんは福音書はまずこれだとヨハネ伝を選ばれたのでした。父なる神とイエスとの関係、そして聖霊が分かりましたでしょうか。そして、何故、地上に誕生されたのかは、読んでも少し分からなくなってきそうなので、待てよ!そもそも読むということをする「自分」とは(それを前回、大きな壁があると書きましたが)、何なのかということにぶつかりました。わたしたちを含め、天地を創造された父なる神は、今も活きて働いているとカルヴァンさんは聖書の言葉を述べられ、プロテスタントでは大事件となった人間(自分)と神との関係を包括的、かつ体系的に神学書「キリスト教綱要」に著したのでありました。かのギリシャのソクラテスは「汝自身を知れ!」とのたまいましたが、実は、自分のことは自分で良く知らないのではないでしょうか。だから悩む・・・。(「悩む力」という本もありましたが、これにつきましてはいつぞや書きましょう。)「自分」という大きな壁、実は、この壁のことが理解できれば、イエスが何故、地上に父なる神からつかわされてきて、十字架に掛かったかが理解できるようになってくるのであります。自分の言葉で考え尽くしていくと、必ず、イエスの十字架にぶつかると僕は思っていますが、先を急ぐことはやめましょう。「人間に、自分自身を知ることを強くすすめる古い諺には、非常にもっともなところがある。・・・(「キリスト教綱要」 第10章 原罪 一、罪の事実 冒頭より)・・・Ω   昨日の写真は表紙見開き、今日は外から、オックスフォード、ケンブリッジ大学出版社からのもの)。英国のこの両大学も、仏のパリ大学も米国ハーバードもすべて神学から始まりました。「主を畏れることは知恵のはじめ(箴言第一章7節)」の言葉が定礎に刻まれている・・・。