記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

福博近代史の「生き証人」的建造物の解体に思う。

2009年11月27日 10時36分48秒 | 福博まちの記憶
 東福岡高校の本館が先日から解体され、またひとつ歴史的建造物が姿を消した。 昭和5年、福岡商業の校舎として建設された建物は、同校が現在地(福岡市南区 野多目)へ移転した跡へ東福岡高校が入居していたもの。校舎は席田飛行場(現 福岡空港)建設を急ぐ軍が、地権者である農民を呼び出し強制的に用地取得調印 を行った建物。それから僅か1週間で飛行場用地の地主たちは追い出された。  戦前からの近代建造物の少な . . . 本文を読む