デモクラティックスクールまんじぇ まんじぇの仲間ブログ

何気ない日々の家庭から見えてくる(?)まんじぇ♪
保護者・生徒・ボランティアなど、まんじぇに関わる者たちで書いています

質疑応答の会にて②−3

2017-02-25 12:31:26 | 質疑応答

質疑応答の会を開く事になったいきさつと趣旨

質疑応答の会にて①−1

質疑応答の会にて①−2

 

問い

子供がわからないとか、判断できそうになくて困ってしまう様な事が起こった時、

「こども主体」として進める上で大人が気を付けたり、慎重にした方がいい事はありますか?

 

質疑応答の会にて②−2からの続き

 

保護者:あの時は、彼に話を聞きたかったけど、言わないんですよね。

大人って知りたがるからあれこれ聞きたいんだけど、絶対言わないの。

何を言わないかって言うと、どんな事が起きてるの?とか、何を言われてるの?って事は絶対言わないんですよ。

言わないから、私がそこを掘っても解決しないし、それ聞いても仕方ない。

それでどうしようかな?と思って・・・・.

普通に話を聞いたら、やっぱり感情的になって、

私も「そんな酷い事になってるの!?」ってなってしまうと思ったから、

インタビューをしますと言って、彼に質問しました。

記者の気分になって。母親っていうのを一旦、横に置いた感覚で。

起こっている事でどう感じているのか?とか、

最近のまんじぇと一年前のまんじぇはどう違いますか?とか、

今どうしたいですか?とか、

スタッフさんに伝えたい事はありますか?伝えて欲しいですか?とか。

それで、スタッフさんに伝えました。

それから行くのもちょっとしんどいし、ビジターになりたいと言ったので参加日を減らしてました。

それ以外の事はしてないです。

まんじぇで話し合いの場が設けられたし、設けたいと本人も言っていたし、

その話し合いで出た結論の効果があったか私にはわからないけど、

ただ一つ、「時間が経過した」っていうのが一番大きいだろうなと思います。

ただそれだけ。

まんじぇでは、誰かがミーティングでフォローしてくれるとか、

さっきの話のように、スタッフさんに合図で助けてもらえるようになったりとかあったのでしょうけどね。

親はただ、一緒に時間を過ごして来ただけ。

彼の中に何か備わったかはわからないし・・・・経験を積んだってだけで。

 

スタッフ:経験が意味のない物ではないと見てる。

 

保護者:今後、また起こってきた時に、彼は大きくなってるし、

その時どういう立ち振る舞いをするのかな?って思ってます。

デモクラティックスクールに通わせる親として求められるのは、

そういう時に、待つ、というか、受け止める。

子供が傷ついてる姿、元気ないな、って姿を受け止める責任を負うだけ。

何か対策を、とか、何か提案を、とか言うのは、親として無責任だと思う。

デモクラティックスクールに通わせるんだったら、そんな事したら責任を取っていない事と同じ。

親は、子供がどんな状態であっても、

見つめる、という責任を果たさなきゃいけない、という風に思います。

 

保護者:起きる事は、すべて自分の選択から来てるし、経験している。


保護者:親がうわーっとパニックになったりとか、

それが耐えられないから辞めさせますって言うなら、入る時によく考えて欲しいと思う。

 

保護者:デモクラティックスクールは特殊だから、親が覚悟して欲しい。

子供はスクールの中で人生を生きているけど、親が感情に翻弄され過ぎる。

親は本当にお金出す以外何もしない、くらいの気持ちを強く持って欲しい。

 

保護者:ただ、起こってくるリスクは、入ってみないとわからないし、その子その子で違う。

 

保護者:大丈夫と思っててもやっぱり結構辛かったりね。

 

保護者:入学してから親が試される場面が多い。親も学ぶのがデモクラティックスクール。

日常の子供を見ながらもだけど、運営会議も関わりながら、親が成長、自立して行く場所。

一般教育を受けてきてるから、子供がデモクラティックスクールに通う事で親が学ぶし学んでる。

私も本ではいくらでも学んだけど、実際子供が行き始めてからの方が、物凄く収穫がある。

というか、分かっていない事に気付くね、そうだったのか!と。

 

スタッフ:収穫にするかどうかが向き合い方。

 

保護者:まさか自分が?と思ってる。


<続く>

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