もう2年くらい前からやめなくては…と思って
いて、踏ん切りが付かず今日まで来てしまい
ました。
両親にはもっと早く辞めて欲しかったと言われ
ましたが、私自身が納得出来るまでに時間が
必要でした。
私から仕事を無くしてしまったら、私が私で
いられなくなる…そう思ってました。
仕事が本当に好きで、やりがいもあり、家族以
外で私を必要としてくれる場所でした。
仕事をしている自分が好きで、自信にもなって
ました。
子供達が「普通に」学校に行ってくれてたら、
辞めずに済むのに…私の人生をどうして
くれるんだ!
そこまで思った時期もありました。
だから、そんな状態で辞めたら、辞めたこと
を、折に触れ子供のせいにし、子供を責めて
しまいそう怖かったのです。
そんな時「不登校学びネットワーク」のシンポ
ジウムがあり参加しました。
不登校経験者の若者達がこれまでのこと、今の
ことをはなしてくれました。
三重シューレの石山さんの講演も心に響きました。
私は仕事について悩んでいることを話し、
どう思うか質問しました。
若者は「そんなに悲観的にならなくてもいい
んじゃないですか。僕の母も仕事を辞めました
が、他に活動の場所を見つけ、生き生きと
しいましたよ。きっと何か他に見つかると
思いますよ。」と言ってくれました。
石山さんは「やり甲斐があり、好きな仕事をし
ているのなら、辞めないほうがいいですよ。」
と言って下さいました。
両者、反対の事を言っているようですが、
私はその両方ともの考えを持っていたので
どちらの言葉も嬉しく感じました。
私の考えは間違ってないのだなと思えて
楽になりました。
そんな楽な気持ちで がいやに尋ねてみまし
た。毎日お母さんに家にいて欲しい?と。
「たまにでいいから、一緒にいて欲しい…
本当はずっといて欲しい…あーでもそうする
とお金が心配だな。でも欲しい物あっても
我慢するよ。」
と、初めて本音が聞けた気がしました。
そこでやっと辞める決心がついたのです。
昨日は帰宅すると一番に がいやが
「お疲れ様ー!」と迎えてくれました。
「本当に辞めちゃったの?辞めない方が
よかったんじゃない?続けて欲しかったな」
なーんて言いつつも顔は嬉しそうで、本当は
どうなの?と聞くと
「嬉しいよ。ちょっとね」と言ってました。
そしていつもは一人で寝るのに、
「ママと一緒に寝たい」と言うので、
一緒に寝ました。
甘えてるんだな。
これで甘えられる!と思ったのかな?
仕事を辞めたからといって、子供達に何か
表立って変化はないのかもしれません。
でも少なくとも私自身は子供達に心の余裕を
持って接することが出来ると思います。
いつでもあなた達の見方!そういうキモチが
伝わればいいなぁと思います。
仕事に行くのが当たり前の生活しかしてこな
かった私。これからは歩調を合わせて
一緒に成長していきたいです(^^)
はなな