デモクラティックスクールまんじぇ まんじぇの仲間ブログ

何気ない日々の家庭から見えてくる(?)まんじぇ♪
保護者・生徒・ボランティアなど、まんじぇに関わる者たちで書いています

「ねばならない」をやめてみた。

2019-03-02 15:13:39 | のば

ことのきっかけは、「頑張らなきゃいけない」と

思っている自分に気が付いた時でした。

 

どうして「頑張らなきゃ」と思うのか。

答えはすぐに出ました。

恐怖心とともに、母の顔がすぐに浮かびました。

頑張らない自分には価値がない、

そう思い込んでしまっていたのでした。

 

私には、もともと「ねばならない」思考が強くありました。

だいぶなくなったと思っていたのですが、

出るわ、出るわ。

普段から、あれしなきゃ、これしなきゃ、、、

そんな思考だったんだと気が付いたのです

でも、「ねばならん」のだから仕方ない、としか

考えられなかったんです。

 

ある時、ふっと「ねばならない」をやめてみよ♪

と、頭をよぎりました。

すると、「してもいい」し「しなくてもいい」という

選択肢が現れてきたのです。

あっ、私も選んでいいんだ!

そう思ったら、なんだかワクワクしてきました。

 

やりたくて始めた自然菜園も、いつの間にか

やらなきゃ、に変わっていて足が遠のいていました。

それを、「やってもいい」し「やらなくてもいい」に変えたら

「やりたい!」という気持ちが湧いてきました。

 

そう、「ねばならない」ことなんて、初めからなかったんですね~

全部、「やってもいい」し「やらなくてもいい」。

自分で選択すると、それに伴う責任も取れます。

これまで、やらなきゃって思考だったから、やらされた感があり、

人のせいにしたり、楽しくなかったんです。

そして、自分で選択すると、無理をしなくなります。

無理をすると「ねばならない」に化けるから。

さらに、疲れたら楽しめなくなるから、工夫をするようになります。

でもこの工夫も、自分が楽しむための工夫だから、それも楽しい!

 

「ねばならない」をやめたら、

楽しいことの循環が待っていました!(笑)

学校もきっと同じですね。

「行ってもいい」し「行かなくてもいい」。

自由に選択すれば、自由で楽しく、

そして、自分の行動に責任の取れる人に育つと

確信したのでした。

 

 

のば


怒る

2019-02-04 16:11:01 | のば

今日はもう立春ですね。

ご無沙汰しています。

 

兄妹の多かった私の子供時代は

ケンカのたびにしょっちゅう怒り、怒られてました

「怒るな!」って怒る親の矛盾にまた腹を立て…

”ケンカはいけないこと”、”怒ることはいけないこと”と

心に刻んでいたみたいです。

そのせいか、うちの中でケンカが始まると、

収めなければ!という思考が自動発令されてました。

子ども同士のケンカはその子ども同士に任せる。

そうしてるつもりだったけど、つつきたくなる私がいて。

 

ところが最近のこと。

特別なことがあったわけではありませんが、

この自動発令がされなかったのです。

それどころか、「怒ってる時間もその人の大切な時間」って

思えたんです。

へー、そんなふうに思ってる私もいたんだー

これは発見!笑

 

だって、「怒る」ことで、自分のことが分かることもあるもんね。

何に腹を立てるのか。

何が好きで、何が嫌いなのか。

どうして欲しいのか。

どうして欲しくないのか。

、、、

「怒る」ことで気付けることもあるもんね。。。

 

これまで以上に、彼らのケンカは彼らに任せよう!って気持ちになりました。

彼らの大切な時間だから。

 

でもね。

怒ると気分悪くなるし、

怒ってる人の波動って、周りにもイライラを伝染させちゃうし、

やっぱり、できればあまり怒りたくないなーって思う。

今年はもっと怒らない年にしたいなー

と、昨日の節分に誓ったのでした。

 

 

のば

 


変化

2018-11-27 11:32:29 | のば

わが家の末っ子、小3のあいりは、

先月半ばから一人でもまんじぇに行くようになりました。

それまでは、姉が行くなら私も一緒に…と姉にくっついていました。

 

わが家では、まんじぇに行くかどうかを決めるタイミングが、

姉のともかは「行く時は自分から言うから訊かないでほしい」

あいりは「毎日訊いてほしい」

ということなので、毎晩あいりに「明日はどうする?」と

訊くことにしています。

すると、これまでは「ともちゃんはどうするの?」と

あいりがともかに向かって訊きます。

結局、間接的ですが毎日二人に訊いていたことになるのですが(笑)

そしてあいりは、自分が行きたいときは、姉に頼むか

行くのを諦めるかしていました。

 

こんなやり取りが毎日あるので、

時にはともかもイラッとくることもあったでしょう、

「なんで、あいちゃん、一人で行かんの?」

と、揉めることもしばしば。

なので、そのうち一人でも行けるようにならないと、とは

あいりも思っていたようです。

 

これを毎回黙って見ていた私。

あるとき、まんじぇスタッフさんに

『あいりがともかの意見なしで決められたらと思いますが…

 (その時を)じっと待ちます』

といったメールを送ったことがありました。

するとそのスタッフさんから

『今は今でベストだから待たなくてもそういう今を味わって…』

とお返事をいただきました。

  

そうだった、そうだった!

今が一番だった!

 

子どもの成長って「待つ」ことも大事なこととは思うんですが、

「今」がベストな状態だということを忘れて、きっと理想を見てたんですね、

それを思い出させてもらい、「今が一番!」を心に留めました。

 

それから半年たたないうちに、あいりが

「明日はひとりで行ってみようかな。ともちゃん来んといてね」

笑。

 

そして今は、

公共交通機関を利用して行けるようになろうとしているようです。

うちからは、電車とバスを利用することになるのですが、

先日は、バスだけあいり一人で往復しました。

(他のまんじぇ会員Rくんが一緒だったので、正確には一人ではありませんが。。)

電車の切符を買うとき、時刻を確認するとき、電車内…

「あいちゃんから少し離れとって」欲しかったそうなのでそうしました。

私がいないシチュエーションを考えながら、ちょっと不安な面持ちだったり。

時々チラッと私を確認して、にこっとしたり。

ただただ、面白いです(笑)

 

成長を待つ時間って、「今」の変化を楽しむ時間なのかも。

 

 

のば

 

 


お姉さん気分♪

2018-11-14 11:32:22 | のば

末っ子のあいりは、何年たってもやっぱり末っ子。

『お姉さん』に憧れがあるようです。

 

最近猫くんを飼い始めた私のお友達が

自分が見れない時はその猫くんを預かってほしいと頼まれ

ペットシッターを時々任されます。

そこであいりの出番です(笑)

遊んでほしいばかりの猫くんを相手に遊ぶ遊ぶ!

ごはんの時間になると「あいちゃんがやる」と

器に入れるのから猫くんにあげることから

世話をするのがとても楽しい様子。

自分に弟ができたみたいで嬉しかったそうです

 

先日。

まんじぇの会員くんの弟くんが

まんじぇの体験に来たときのことです。

その弟くんがなにやら困っていたことがあったようで、

あいりが「手伝おうか?」と声をかけて手助けしたようなのです。

帰りの車のなかで、

「あいちゃん、今日お姉さん気分になれたよ♪」と

そんな出来事を教えてくれたのでした。

 

おうちではいつまでたっても末っ子だけど、

いつの間にか、お姉さんになってるんだね

 

 

のば

 


芸術の秋

2018-10-25 11:57:53 | のば

数か月前からギターを始めた長男(16歳)。

 

今年のお正月にウクレレを購入したともか(中1)が、

しばらくウクレレを放置していましたが

兄がギターを始めたのをきっかけに

兄と同じ時期からまたウクレレを弾きだしました。

 

上ふたりが楽器を演奏しているのを羨ましく思ったあいり(小3)は、

自分も何かできる楽器はないかと考え、

家にあったリコーダーにたどり着きました。

 

練習する時間ならたっぷりある3人、

それぞれ自分のペースで好きなように練習をしていました。

音楽に全く興味のなかった長男ですが、
(小学生の時、リコーダー吹けるようになるのにどれだけ苦労したか!)

練習すれば、上達するものですね!

そこそこ上手になってきて、上のふたりが

「セッションをやらないか?」という話になりました。

「あいちゃんはどうする?」と長男が訊くと

ちょっと考え、「やってみる…」ということに。

 

そうと決まれば、選曲し、3人での練習です。

一番下のあいりが、年齢的にどうしても上ふたりより

リズムや速さなどで劣ります。

でもそこは、兄や姉がカバー!

あいりのペースに合わせて弾いてくれていました。

・・・なんて優しいの!?

   私の中学、高校時代なんて、親や兄弟にトゲトゲしてて

   優しくしようなんて気持ち、微塵もなかったわ。。

わが子ながら、上の子たちの優しさに感心してしまいました。

 

あいりはあいりで、お兄ちゃんやお姉ちゃんよりできてないことも

きっと分かっているはず。

それでも兄や姉と一緒に弾けることが、嬉しいし楽しいのでしょう、

一人でも一生懸命練習していました。

 

そのうち、家族だけの演奏会を開いてくれるそうです

兄妹互いの思いやりを見ることができた芸術の秋は

もうしばらく続きそうです

 

 

のば