雑記帳

日々の雑記帳です。

茶碗蒸し

2010年10月31日 | 料理
先週木曜日、娘が研修で帰ってきました。

定番の茶碗蒸しを作ります。

材料
   エビ、鶏肉、銀杏、シイタケ、竹輪、蒲鉾、栗、ユリ根、
   三つ葉、花ふ、長いも、ゆず等その時にある材料。

調味料
   玉子…L4個、だし汁…玉子の量の3倍、
   塩・しょうゆ…小さじ1、みりん…小さじ2

蒸し時間は大体12分位です。

茶碗蒸しは、その時冷蔵庫にある材料を使って作ります。
気をつけていることは、季節感を出すことです。

今回、金沢の不室屋さんの紅葉の形をした「ふ」を入れてみました。
この「ふ」はもちもちした食感。家族に評判いいです!!


友人は、茶碗蒸しにはタケノコを必ず入れます。私は銀杏。皆それぞれ茶碗蒸しにはこだわりがあるんですね。

茶碗蒸しは翌朝も食べます。味が濃くなって、私はこちらの方が好きです。

「シュロ」探し

2010年10月29日 | 日記

今日はエコクラフトの日です。

先生から、葉っぱで作ったバッタを見せていただきました。

 

「このバッタはなんという葉で作られているのですか?」

「すすきみたいな葉ですが。」

「シュロと言いますよ。」両手を広げて、先生は葉の格好を教えてくださいました。

その「シュロ」を2本と、バッタをいただきました。

 

家に帰り、[シュロ]を1本持って散歩に出ました。


グッドタイミング、花の事は何でも知っている名人に会いました。


「シュロってどういうの?」

水分が乾燥して葉の両側が、内側に少しくるんとなってきた「シュロ」を見せました。

 

名人は、「シュロで、昔蠅たたきを作ったのよ。あれはしっかりしていてね。それから、まだ水道が無くてポンプで水を汲んでいた頃、シュロの幹の糸状の物で、水を濾したりしていたの。どの家にもシュロがあった気がするわ。」と言われました。

 

そんな話をしているうちに、道から少し入ったところで「シュロ」らしきものを発見。

名人いわく、「これは似ているけれど、どうかな?」

 

でもそのシュロは、先生がジェスチャで手を広げられたものにそっくりなんです。

「これ、先生の説明にそっくり。」と私。

私も、この木?ならどこかの庭先で見た気がします。

 

でも、名人が「これがシュロでは」と思っている個所まで、おしゃべりしながら歩いて行きました。そこで、私が持ってきたものと比較して…。

「これは、葉の表面がざらざらしていて、これとは違うから、やっぱり、先ほどのあれがそうだね。」

 

また、おしゃべりをしながら、今来た道を引き返します。


「シュロ」は道から少し入った、ちょっと怖そうな?処に生えています。へっぴり腰の私を見て、名人は私に代わってシュロを折ってくれました。

 

「ああ、良かった!私これで「バッタ」をいっぱい作れる。ありがとうございます。」

 

2枚のシュロを持って、子供みたいに大喜びで帰る私です。

 

さあ、バッタ作りに挑戦!
その出来栄えはいかに!!


手先の不器用な私にとって前途は多難です。 

 

 


ヒャクニチソウを見て思うこと。

2010年10月28日 | 野花

ヒャクニチソウ

最近、特に親しみを感じます。

子どもの頃、どこの家の庭にも、道端にも、このヒャクニチソウが咲いていました。

毎日見慣れたヒャクニチソウ。

今、年を重ねて、ヒャクニチソウを見ると、何かとても懐かしく、感慨深くなります。
車に乗っていて、ヒャクニチソウを見つけると、思わず車を止めてしまいます。

家々の庭には、色とりどりの素敵な花々が咲き、とてもきれいです。

でも、なぜ素朴なヒャクニチソウに親しみや、懐かしさを感じてしまうのでしょう?

それは、何も考えなくてよかった、感じなくてよかった子供の頃を懐かしく思うからでしょうか?

親の庇護のもと、ぬくぬくと育った幼少期を懐かしく思うからでしょうか?

未だ独り立ちできない私から逃れたいからでしょうか?


むかごご飯

2010年10月27日 | 料理

隋分前、とろろ専門のお店がTVで取り上げられていました。ミーハーの私、友人たちと早速探訪。というのも、うろ覚えで行ったので、多くの人に聞きつ、尋ねつ、やっとの思いでたどり着いたという次第です。

 

麦ごはんに、とろろ、「むかご」の味噌和えがあり、他に何があったのかはよく覚えていません。「むかご」の味噌和えは、ほくほくとした食感で、「むかご」だけがとても印象に残りました。

 

その後、散歩の時、草むらで実を摘んでいる方から、「むかご」を見せてもらい、むかごが「やまのいも」の葉っぱに成る実だと教えられました。先が尖った長細い葉っぱです。

 

いつも今の時期が来て、特徴ある葉を見つけると、その葉っぱからちっちゃな粒が顔をのぞかせています。

 

むかごは「零余子」と書き、山芋の葉の付け根につく5mm~10mmの小さなイモのことです。葉の一つ一つにできるので、一つのつる全体では、大小合わせて100個以上できます。その小さな粒には、山芋の香りとコクが凝縮されています。トロッとした食感と、ほくほくとした食感、上品な逸品です。

 

むかごご飯 を作りました。


ご飯を炊く時に洗った「むかご」を入れて炊くだけです。あえて調味料はなにも使いません。プチっとした小粒の中から山芋のコクが広がります。

 

アルミホイルで包んで蒸し焼きにし、塩を振って食べても美味しいですね。

 

秋にしか味わえない「むかご」は、季節を感じさせてくれる代表選手です。