雑記帳

日々の雑記帳です。

からすうり 

2010年10月12日 | 野花
友人と散歩をしていた時、すれ違ったご婦人が、朱色の小さな実を持ってみえました。
そう、ピンポン玉位の大きさで、それを細長くした感じの物です。
友人いわく「珍しい!あれなんだっけ?名前忘れてわぁ」

翌朝、私見つけました。

向こうの方から、三人連れの知り合いの方たちが歩いて来ます。

私は、この朱色のピンポン玉似を差し出しながら、
(少し得意げ)
「こんなのがあったんです」
「それ、知ってる知ってる。からすうりという名前よ」
「小さい頃よく見たけど、最近見なくなったね。珍しい!」
「あなた、運がいいのよ~」
「ドライフラワーになるから、つりさげるといいよ」
「二つもあるじゃない」
「朝方、レースのような花が咲くんだよ」

このからすうりで話は盛り上がります。

でも、烏には悪いけど、からすうりっていう名はどうも気になる。
  
  名前については、カラスが好んで食べる。
  熟した赤い実がカラスが食べのこしたように見えることから命名されたと言われている。

家に帰ってよく見ると、まだ色づいていない方の皮には、ウリの片鱗が見られます。

皆さんに言われたように、ドライフラワーにしよっと。

そして、友人には「私も見つけたよ」といわなくちゃね。