小さな日記

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母とおでかけ

2010年11月11日 | Weblog
息子のカラオケデイで、つれも一緒に行ったが、終わったら、最近国立にオープンしたラーメンやさん「日高や」に行こうと電話が。日高やは、チェーン店の安いラーメン(390円)だが、わたしは、あっさりしていて好きなのだ。連日のおでかけで疲れてるかな?と思ったけれど、一応ラーメン好きの母を誘ってみたら、一つ返事でOK。ラーメンの威力は大きい。

「返事してから気づいたけれど、お腹すいてないのよ。でもラーメンだから」と言って出てきた母は、3分の1くらい食べて、あとは息子とつれにあげた。
「いつまで、外食に一緒に行けるかしらねぇ」
と、気弱なことを言いつつ、誘ったら、ギャラリーや本屋にも行って、「ドストエフスキーのことば」と「宇宙のしくみ」という本を買った。本の選び方がユニーク。哲学、思想や自然科学のコーナーに行って、まず、大きい字の本を探し、その中から選ぶ。
アイパッドで電子書籍という選択もあるなぁと思った。あれって、字の大きさ、変えられるのでしょう?

数ヶ月前にたくさん読んでいた茂木健一郎さんの本があるわよ、と指し示したら、「このひとの本、おもしろくないのよ、まだ、若いからかしらねぇ」と。

わたし 「ひえ~、ついちょっと前まで好きだったじゃない!?」
母 「いやぁ、たいして。前は読んだけどねぇ」
わたし 「おもしろい、おもしろいって言ってたよ~」
母  「あなた、わたしがなにげなくちょっと言ったこと、よく覚えてるのねぇ」
わたし「そういうものよ。うちの娘や息子だって、わたしが言ったことさえ忘れてる俳優の好み覚えていて「好きなひと、出てるよー」って呼ぶのよ、たいして好きとも思ってなくても、なんとなくそのとき「いいね」って言っただけなのにね 子どもは親の好みをしっかり心に留めようとするもんなのねぇ」
母  「へぇ、そういうものかしらねぇ。まったく、気楽にものが言えない」

そう、親は子どもにお気楽にものを言ってはいけないのだ。
自戒を込めて、そう思った。
特に子どもが小さい頃は、よくわからないだろうと勝手に思ってしまって、一心同体の気分で独り言のように思いついたことを言葉に出してしまいがちだ。でも、思ったよりずっと子どもは聞く耳を持っていて、後に矛盾したことを言うと、裏切られたような悲しい気分になったりするものだ。(たとえ俳優の好みという些細なことでも)

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