小さな日記

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孫さんありがとう!

2011年11月15日 | 情報

ツイッターで孫正義氏をフォローしていると、あからさまな誹謗中傷、いやみを受けていらっしゃるのがわかる。脱原発ということが、経済界ではとんでもない異端なのだろう。経団連は、意気軒昂に満場一致決議提言を出そうとしたが、孫氏が一人押しとどめた模様。

経団連会長米倉弘昌氏は、住友化学の代表取締役会長だ。

住友化学は、アメリカの原発会社GEと手を組み、日本メジフィックス株式会社という放射性医薬品などの研究、開発、製造、売買、輸出入の会社に、、半々で出資している。原発推進であって当然。http://www.nmp.co.jp/company/about/index3.html 

日本メジフィックス社の医薬品は、まるで、被曝症状のためのもののようで、不気味。いわく、「主に心臓病、脳血管疾患や悪性腫瘍の早期診断に重要な役割を担う、核医学診断用放射性医薬品および関連製品のトップメーカーです。悪性腫瘍の早期診断に有用なPET検査用診断薬の供給にとどまらず、前立腺がんの小線源療法に用いられる放射線治療用医療機器「オンコシード®」や、がんの骨転移痛を和らげる放射性医薬品「メタストロン®注」など、治療分野の事業にも取り組んでいます。さらに2009年には、早期乳がんや悪性黒色腫(メラノーマ)のリンパ節転移の確認検査に用いられる医療機器「センチプローブ®」を発売しました」http://www.sumitomo-chem.co.jp/products/pharmaceuticals/

住友化学は、また、アメリカのモンサント社と、2010年10月に、、農作物保護(雑草防除)分野における長期的な協力関係の構築について合意し、契約を締結している。http://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20101020_3.pdf#search='モンサント 住友化学'

農作物保護と銘打っているが、このブログでも紹介したように、モンサント社は劇薬並みの除草剤ラウンドアップと、それに耐性をもつターミネーター種子をセット販売して、世界中の土地をモンサントの種子でなければ農産物が育たないようにしようとしている。だから、住友化学は、もちろん、TPP参加を熱望している。

そこらの事情は、「気になるメモメモ」ブログに詳しい。http://d.hatena.ne.jp/chamuchamu/20111113/1321129310

 

そんな経団連会長の圧力に対抗し、たった一社で反対表明し、会長あての意見書を提出し、議事録記載を求めた孫氏に、心震え、励まされ、ありがたく、なにかなにか、応援できないものかと、頭をひねっている。誰でも。何処でも、ひとりひとりが、自分の場で、孫さんのように自分であることを譲らなければ、脱原発だけではなく、基地も、ダムも、いじめも、いろんな問題が、違う展開になっていくと思うのだ。みんな、頑張ろうよ!

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111115/bsg1111151809004-n1.htm

sankeibizzより、以下転載

2011.11.15 18:09

「満場一致で原発再稼働」に反対、批判 経団連理事会で孫ソフトバンク社長

 孫正義ソフトバンク社長は15日、経団連の理事会に出席し、経団連が一致して決議しようとした原発再稼働への賛成・推進に対して、反対し、執行部の姿勢を強く批判した。

 経団連ではこの日、「エネルギー政策に関する第2次提言」を議題に理事会を開いた。経団連として、原発再稼働を進めようという意見集約だが、これに対し、孫氏は、米倉弘昌経団連会長あての意見書という形で反対意見を提出した。

 内容は「原子力発電所の再稼働が非常に重要」との表現を削除するよう要求。また再生可能エネルギーの記述で「野心的な導入目標」という否定的な表現を改めるよう求めた。さらに電力会社が一括して担当している電気の発電と送電業務を分離するよう提案。欧州の例にならい国際間の電力融通も実現すべきとしている。

 さらに、理事会で孫社長は「満場一致で提言が了承されるのは問題だ」と指摘し「反対意見が出たということを議事録に残してほしい」と主張した。安全性を確認したうえで原発再稼働を要望する米倉会長に対しても「経団連会員企業の総意であるような発言をするのはいかがなものか」と批判した。

 経団連の理事会は毎月1回、定期的に開かれる経団連の中核意思決定機関で、現在の理事会社は約550社。同日は約300社が出席したが、孫社長の意見に対する反論や同調は全くなかったという。

 理事会終了後、孫氏は記者団に対し「これだけの大事故を起こし、世界中から注目されているなかで何が何でも再稼働ありきはおかしい」と経団連の姿勢を批判。「国民の安心安全より目先の利益を優先している」と指摘したうえで「産業界の頭が硬直化しているのはいかがなものか。少なくとも議論を尽くすべきだ」と主張した。

 また「経団連の会長・副会長人事は重厚長大型企業が中心だが、多様な意見を取り入れるのも重要なことだ」と強調。経団連からの脱会は「いつでもできる」としたうえで「しばらく様子をみる」と語った。


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