尖閣諸島は、1895年に日本に編入された、と、外務省は記している。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/index.html
1895年は、日清戦争の只中。その前から日本政府は領土宣言しようとしたけれど、外務省や沖縄の反対にあい、逡巡していたのが、戦争になったからか一気に編入した。しかし、対外的に宣言も公表もしなかった。そして、その当時、この島々には日本語の名前もなかった。
明治になる前、この島々を知るのは、中国と琉球王国(今の沖縄)の交流にかかわる人々だけだった。当時琉球王国は、中国の属国という建前をとっていた。18世紀末の日本の思想家林子平も、著書に付けた地図の中で、尖閣諸島を中国領のように色を付けている。なお、この林子平の本は、日本人が史上初めて尖閣諸島に触れた本だ。
さて、名前をつけようということになって、英国の海図に、この島々のことが「pinacle islands」(塔のように先のとがった島々)という名で出ているのを見て、「尖閣諸島」という名を付けたのが、1905年である。 イギリスの命名を翻訳して、尖閣諸島となったのだ。
1970年頃、尖閣諸島付近に海底油田のある可能性が取りざたされるようになって、初めて中国は、領有を主張し始める。それまでは、なんの抗議もなかった。
以上、友人に教えてもらった尖閣諸島の概要。友人は、最後をこうしめくくっておりました。
::::::::::::::::::::::::::::
「知識は力」という言葉があります。批判的精神でものごとすべてを見る姿勢は大切です。ただ、「世の中、何も信用できない」とつぶやいているだけでは、力にはなりません。
大学で、読書で、事実をたくさん知り、国家権力とメディアの世論操作に乗せられない、「力を持った自立した市民」になりましょう。
日本でも、中国でも、普通の人々が必要な事実を知れば、「やっかいな問題だけど、まあ、平和的に解決しましょうや」ということになるでしょう。無人島と海底油田のために戦争するなんて、あほらしくて、話になりません。そもそも、石油使い放題の大量消費社会が、地球を滅亡させる温暖化を引き起こしたのです。それなのに、まだ、石油を掘削する話ばかりしているのですか。もういい加減、石油はけっこうです・・。
海底油田といえば、今もアメリカのニューオリンズ沖では、大量の石油を噴出し続けている史上最大の油田事故の処理が成功していません。海底油田は、とくに、もうけっこう。中国でも日本でも、市民が互いの政府に「油田開発も、馬鹿な領土紛争もやめろ」と言えればいいんですけどね。
::::::::::::::::::::::::::::::
IMAGINE THERE'S NO COUNTRY IT ISN'T HARD TO DO
想像してごらん IMAGINE 王様
王様直訳バージョン (1996年)
想像してごらん、天国はないと 簡単でしょう 地面の下に地獄もない 私達の上に空があるだけ
想像してごらん、全ての人間を、今日を生きている
想像してごらん、国境のない世界を そんなに難しくないさ 命を奪う武器もなくて 宗教の違いもない
想像してごらん、全ての人間を、平和に生きている
僕は夢見人かもしれないけれど 一人ぼっちじゃないよ
いつの日か仲間になって 世界がひとつになる
想像してごらん、財産のない世界を あなたにできるだろうか?
欲張りや飢餓の心配もない 人類の兄弟愛
想像してごらん、全ての人間を、世界を分かち合う
僕は夢見人かもしれないけれど 一人ぼっちじゃないよ
いつの日か仲間になって 世界がひとつになる
収録CD:想像してごらん
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/index.html
1895年は、日清戦争の只中。その前から日本政府は領土宣言しようとしたけれど、外務省や沖縄の反対にあい、逡巡していたのが、戦争になったからか一気に編入した。しかし、対外的に宣言も公表もしなかった。そして、その当時、この島々には日本語の名前もなかった。
明治になる前、この島々を知るのは、中国と琉球王国(今の沖縄)の交流にかかわる人々だけだった。当時琉球王国は、中国の属国という建前をとっていた。18世紀末の日本の思想家林子平も、著書に付けた地図の中で、尖閣諸島を中国領のように色を付けている。なお、この林子平の本は、日本人が史上初めて尖閣諸島に触れた本だ。
さて、名前をつけようということになって、英国の海図に、この島々のことが「pinacle islands」(塔のように先のとがった島々)という名で出ているのを見て、「尖閣諸島」という名を付けたのが、1905年である。 イギリスの命名を翻訳して、尖閣諸島となったのだ。
1970年頃、尖閣諸島付近に海底油田のある可能性が取りざたされるようになって、初めて中国は、領有を主張し始める。それまでは、なんの抗議もなかった。
以上、友人に教えてもらった尖閣諸島の概要。友人は、最後をこうしめくくっておりました。
::::::::::::::::::::::::::::
「知識は力」という言葉があります。批判的精神でものごとすべてを見る姿勢は大切です。ただ、「世の中、何も信用できない」とつぶやいているだけでは、力にはなりません。
大学で、読書で、事実をたくさん知り、国家権力とメディアの世論操作に乗せられない、「力を持った自立した市民」になりましょう。
日本でも、中国でも、普通の人々が必要な事実を知れば、「やっかいな問題だけど、まあ、平和的に解決しましょうや」ということになるでしょう。無人島と海底油田のために戦争するなんて、あほらしくて、話になりません。そもそも、石油使い放題の大量消費社会が、地球を滅亡させる温暖化を引き起こしたのです。それなのに、まだ、石油を掘削する話ばかりしているのですか。もういい加減、石油はけっこうです・・。
海底油田といえば、今もアメリカのニューオリンズ沖では、大量の石油を噴出し続けている史上最大の油田事故の処理が成功していません。海底油田は、とくに、もうけっこう。中国でも日本でも、市民が互いの政府に「油田開発も、馬鹿な領土紛争もやめろ」と言えればいいんですけどね。
::::::::::::::::::::::::::::::
IMAGINE THERE'S NO COUNTRY IT ISN'T HARD TO DO
想像してごらん IMAGINE 王様
王様直訳バージョン (1996年)
想像してごらん、天国はないと 簡単でしょう 地面の下に地獄もない 私達の上に空があるだけ
想像してごらん、全ての人間を、今日を生きている
想像してごらん、国境のない世界を そんなに難しくないさ 命を奪う武器もなくて 宗教の違いもない
想像してごらん、全ての人間を、平和に生きている
僕は夢見人かもしれないけれど 一人ぼっちじゃないよ
いつの日か仲間になって 世界がひとつになる
想像してごらん、財産のない世界を あなたにできるだろうか?
欲張りや飢餓の心配もない 人類の兄弟愛
想像してごらん、全ての人間を、世界を分かち合う
僕は夢見人かもしれないけれど 一人ぼっちじゃないよ
いつの日か仲間になって 世界がひとつになる
収録CD:想像してごらん