小さな日記

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15歳、25kg

2009年07月18日 | Weblog
子どもたちの小学校の同級生が書いた本の出版記念パーティーに、連れ合いと渋谷へ。息子の同級生の娘さん。お兄さんは娘と同級だった。

中学は違ったので数年前におかあさんから聞くまで知らなかったが、摂食障害で中学時代苦労したそうだ。その後は回復して大学を卒業後お勤めをしている。エッセイコンテストで入賞して出版の運びとなったそう。まだ読んでいないけれど、お話からも家族の葛藤の激しさは伝わってきた。

お嬢さんは、黒の素敵なドレスを着こなし、「なんといっても、みんながいてくれたから、それに家族が心配してくれたから、今のわたしがいます。わたしが特別だからこの病気になったのではない。これは誰もがかかる可能性のある病気だということを、実際にかかった立場から伝えたかった。わたしがこの病気で苦しんでいるときに読めた本には、共感できるものはなかったから」と、堂々と挨拶した。

おかあさんもおとうさんも、3人の子どもたちを慈しみ育てた明るいかたたち。きょうのパーティーには、おじいさま、おばあさま、おばさん、おじさんも総出で手伝いに来ていらっしゃった。どんなにか、心配し、協力していたかは、想像に余りある。ご家族のことが赤裸々に書かれたこの書を出版なさるのも、娘さんへの愛の深さの現われと思う。

ペンネームは夏椿沙羅さん。
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