小さな日記

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日本の誇り

2009年05月16日 | Weblog
国立の画廊、「じゃらんじゃらん」で山口県の長島、祝島の写真展が開催されていて、きょうは祝島、長島のドキュメンタリー映画を撮っている纐纈(はなぶさ)あやさんのミニ上映会とお話に行ってきた。期せずして、国立の友人や「ヒバクシャ」の鎌仲監督もいらしていて、楽しいひと時。

じゃらんじゃらん
http://www.geocities.jp/jaranjarangoya/index.html

纐纈あやさんは33歳の楚々とした女性。「アレクセイと泉」(チェルノブイリの映画)の上映会で祝島に行き、27年間も近くに建設予定の上関原発に反対して抗議運動を続けている島の人々の素顔を知り、とても驚いた。悲壮感もなく、明るく雑談しながらの毎週月曜日の抗議デモ。人々に魅かれどうしても「輝かしい未来」をテーマに撮りたくなったとおっしゃる。来年完成予定の映像を、ご本人の説明つきで38分見せていただいた。

今では70歳以上が島民の過半数を占めるので、体を慮り雨風の強い日は中止することもある和気藹々の抗議デモや、島でただ一人の新入生を迎える入学式。(ほとんどの島民が参加?)見る人はきっと、ほっといっちゃいけないと、感じるはず。だって、島のおばあさんは、わたしたちのおばあさん、島の子どもはわたしたちの子ども。

見てよかった。祝島、長島のひとたちは、わたしの誇りだ。日本人の誇りだ。1982年から27年間、原発ノーと訴え続けて、元気に海と共に暮らしてきた島の方々は、日本の誇りだ。そして、それに気づいて共感して島に集まってくる若いひとたちが増えてきたってことも、日本の誇りだ。

きょうは希望の日だ。

長島の自然を守る会
http://www2.ocn.ne.jp/~haguman/nagasima.htm

祝島
http://www.iwaishima.jp/


一分で分かる 「上関原発史」(纐纈あやさんの映画とは関係ありません)