小さな日記

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老い

2009年04月08日 | Weblog
きのう、お客様を迎えるのに料理を作ってよそおうとした時、ふと、居間の明るい光によーくかざしてみたら、白い食器がなにやら薄汚れていた。びっくりして、その日出す食器を全部重曹でゴシゴシ。連れ合いも洗っているので、気は抜かないようにしているつもりだったが、台所では見えない汚れだ。

目は年とともに大雑把になっていくようだ。母は85歳で近視だが新聞や文庫本も読める。けれど、神経質なひとなのに、食器の汚れに気づかなくなった。連れ合いの母も、「気持ち悪かったら全部捨ててください。わたしはよく見えないから」と、食器を洗っているわたしを気遣ってくれた。

ひとの家の食器の汚れは気になるものだ。食器を洗う場所の照明を明るくしようと思った。そして、もっと年をとったら、食器もリネンも、全部白にして、汚れが目立つようにしようと思ったことでした。