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アルタンコンサート イン文翔館

2018年12月07日 22時51分02秒 | 音楽
今日文翔館でアイリッシュ音楽のアルタンのコンサートがあり、
行ってきました。

家でのシゴトを済ませ一目散に文翔館へ。
6時半開演にぎりぎり間に合いました。


文翔館前のイルミネーションがきれいでした。

一時期このアイリッシュ音楽にはまり、
10数年前にもこのアルタンのコンサートを聴きに
職場の先輩と仙台までいった記憶があります。
その先輩もやはりいました。


開演前の様子。 写真はまだ撮ってもいいとのことで。
ずっと前に行ったら、真ん中2列目一つ席が空いていて、ラッキー。


アルタンは伝統的なアイリッシュ音楽を
すこし現代的にして演奏、一世を風靡しました。
あれから20年。
風貌にもそれが表れています。


現在のメンバーは
ヴォーカル、フィドルのウイニー、
アコーディオンのマーティン
ブズーキのキーラン、
ギターのダヒーの4人。

ウイニーの夫ががんで亡くなったりし、
メンバーの変更もあったようです。

10数年前に仙台で聴いたときは、
もっとエネルギッシュで、
輝くようなオーラがありましたが、
今日は歳月を経ての渋さも加わり、
素朴なアイルランドのミュージシャンという感じに。

4人とも音楽が好きで好きでたまらない
というのがありあり。
芯から音楽好きのようで、歌心があります。


特にアコーディオン演奏のマーチンが、
アイルランド西海岸を思い浮かべて作ったという曲は、
まさにややうら悲しい荒涼とした光景が
目に浮かぶ、心にしみるいい曲でした。

今日は前半8曲、後半8曲、アンコール2曲。
静かな曲と、リズミックなアップテンポの曲が
ほぼ交互に。

静かなバラードでは、
アイルランドの荒涼とした土地や海岸の光景が
自然と脳裏に浮かび、

アップテンポの曲では
にぎやかなパブの光景やアイリッシュダンスが思い出され、
音楽により、一瞬にしてタイムトリップ。

ある曲を聴くと、
たちまち過去の思い出の場面が浮かんだり、
その時話した言葉まで思い出されることがあります。

音楽というものは、
想像以上に心の奥深くに入り込んでいて、
その音楽と共にある情景が突然現れたりします。

聴かせどころはやはり美しく繊細な
ヴォーカルのウイニー。
アイルランドの女性歌手はなぜみんな
あのように声が繊細で美しいのか。
フィドル(ヴァイオリン)もうまい。

それとアコーディオンが聴かせる。
この二人が中心か。

そこのギターとブズーキ(マンドリン似)が加わり、
アイルランド特有の音楽になる。

もう一つティンホイッスル(縦笛)
があればいうことなしですが。


久しぶりに聞いたアイリッシュ音楽。
全員が立って手拍子と足を鳴らしての曲が2曲。
やはりコレがアイリッシュ音楽の一つの醍醐味。

2時間があっという間。
観客はぎっしりと3~400人はいたか。

しかしながら日本ではマイナーともいえる
アイリッシュ音楽を聴きに、
これだけの人が集まるというのは、
ちょっと不思議な気もしましたが、
あのリズムを聞けば、血が躍る自分からすれば
同好の士がいてうれしいお話です。

文翔館議場での素敵な2時間でした。


帰ってきてから飲んだイギリスのビール。
ほんとはアイルランドのギネスビールがよかったのですが、
近くのお店にはなかったのでコレで代用。
結構うまいビールでした。


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