松本戦は前半の松本の圧を凌ぎ、
後半攻撃というプランだった気がしますが、
終わってみると,前半の対応がやや弱気だったか。
守備的にといっても、受け身という意味でなく
球際に厳しく積極的にボールを奪い、
ショートカウンターに行く機会も多く作る。
そんな意味の守備的な対応であったらという、
結果論ですがそんな気も。
後半松本は守る際は5バックにしていたので、
なかなか効果的な攻撃が出来ない。
前半しゃにむに行って点を取り、
後半は引いて守り切るという松本の作戦に
ハマった感もあります。
負けたときはいろいろ原因を考えてしまい、
理論通りにいかないのもサッカーですが、
勝つことを第一義にそこに向かっていかにして勝つか。
そこを極めていかないとなかなか勝てるものではない気がします。
昨季までJ1にいたチームの低迷ぶりを見ても、
選手の実力だけが勝ち負けを決めるものではないようです。
自分たちの理想のサッカーできれいに点を取りたくても、
それができるのはJ1 上位の一部のチームぐらいでしょう。
残りは一戦一戦、相手の弱点を探し、どうやったら勝てるか
熟考し、対策を練り、それを実行しそれがうまく行って
初めて勝てる、そんな気がします。
少々愚痴っぽくなりましたが、
こういう時は切り替えて次の戦いに切り替えることです。
という事で次のホーム栃木戦の予習をしてみました。
①開幕前(サッカーダイジェストより)
昨季の主力がほぼ残留、3期目の横山監督が指揮。
大黒が入ったFW の競争も激烈。
陣形は4-4-2。
ハードワークベースの粘り強い守備でボールを奪い
手数を掛けずゴールへ運ぶシンプルな速攻を理想。
タイトなマーキングとコンパクトなブロックの再建が課題。
攻撃: ペチュニクをロングボールのターゲットに。
そこに大黒、西谷が絡む。
個の能力で見劣りしないので連携がカギ。
守備: 西河と田代の新戦力CBコンビの統率力が肝。
田代は若さとポジショニングに不安。
現在まで3勝3分4敗。勝ち点は山形と同じ12で現在13位。
山形の一つ下。3年ぶりにJ2復帰。
②最近の対山形戦
山形の3勝2分1敗。
③直近の5試合
・第6節熊本戦(H) 〇1-0
栃木はチャンスらしいチャンスを作らせず。前半立ち上がり
先制点を奪いその後は安定した守備。熊本の2トップを高い
位置からつぶして起点を作らせず。後半熊本が4−4−2に
変更して攻勢を強めてくるも、柔軟に対応。見事な完封勝利。
《スタメン》
FW 大黒 赤は新加入
西谷 牛之濱
MF 福岡 岡崎 へ二キ 久富
DF 田代 服部 西河
GK ジョニー
・第7節福岡戦(A) ●1-2
互いに前半から1人ずつ退場者を出す荒れた展開。福岡は
序盤にドゥドゥが2点を奪い、迫力ある攻撃や球際の攻防。
しかし、徐々に栃木に攻め込まれ失点。後半にうまく修正し
相手の攻撃をシャットアウト。栃木は、退場者を出し大黒の
PK失敗もあるなど、後味の悪い敗戦。
《スタメン》
FW 大黒 《赤は新加入》
西谷 牛之濱
MF 夛田 岡崎 へ二キ 久富
DF 田代 服部 西河
GK ジョニー
・第8節徳島戦(H) △1-1
栃木は相手にボールポゼッションを許すがコンパクトな
陣形で決定機を作らせず。セットプレーから先制弾奪われるも
集中を切らさず、追撃は阻止。攻撃では、大黒に効果的なパスが
入らず、決定機を創出できず。しかし、二川投入後流れが一変。
中盤で起点となり、攻撃にリズムが生まれる。後半42分に
西谷のFKでついに同点。逆転弾こそ奪えなかったが、新しい
攻撃パターンが生まれた点で、大きな収穫を得た一戦。
《スタメン》
FW ペチュニク 大黒
MF 西谷
福岡 岡崎 へ二キ 久富
DF 田代 服部 西河
GK ジョニー
・第9節新潟戦戦(H) 〇2-1
栃木は、ボールこそ保持されるが、1対1のマッチアップで
激しく戦い、相手に攻撃の起点を作らせず。久富のロングスロー
から二度決定機を作り出し、主導権を握ったまま折り返す。
後半9分久富のロングスローから生まれた三度目のチャンスを
大黒が決め切り先制。さらに同18分、同じような形から今度は
服部がヘディングで合わせてリードを広げる。1点を返されるも、
体を張った粘り強い守備で逃げ切る。
《スタメン》
FW 大黒 ペチュニク
MF 西谷
和田 岡崎 へ二キ 久富
DF 田代 西河 服部
GK ジョニー
・第10節横浜C戦(A) △0-0
横浜は前半から素早い攻守の切り替えを徹底し、相手の時間を
作らせずゲームを支配。後半も栃木に決定機を与えず、さらに攻勢。
サイド攻撃から攻略する場面が増えるも、フィニッシュで精度を欠く。
終了間際には数的優位になるも、最後までゴールを割ることができず
横浜は痛恨のドロー。
《スタメン》
FW 大黒 ペチュニク
MF 西谷
夛田 岡崎 へ二キ 久富
DF 田代 菅 服部
GK ジョニー
④得失点パターン
・得点 セットプレーから54.5% ショートパスから18.2%
・失点 セットプレーから41.0% スルーパスから17.6%
得失点ともセットプレーからが多い。
⑤どう戦うか
栃木の3勝はすべてホームで。アウェイ戦ではいまだ勝ちがない。
しかしFWペチュニクがケガから復帰し、大黒と2トップを組んでからは
徳島に△1-1、新潟に〇2-1、横浜Cに△0-0と負けなし。
体を張った粘り強い守備も際立つようだ。
ペチュニクは大型FWだが、動きは軽快で素早い動きができる。
大黒選手も新潟戦で点を取り、大黒選手らしい体の切れを
横浜戦でもみせ健在。要注意。
新潟戦では久富のロングスローから一人スラして
大黒シュートという形が何度かあり、
そこから大黒の得点も生まれている。
このロングスローからこの試合2得点が生まれている。
大黒選手には必ず一人付き、CK,ロングスロー、セットプレーで、
背後の死角から出てくる大黒選手を見失なわないこと。
ここが最大注意事項。
山形の愛媛戦、京都戦、松本戦を見て感じたのは、
やはり積極的な守備でボールを奪い、気持ちでも相手を上回り、
ボールを奪ったら相手の守備が整わないうちに
ロングボールも多用しながらシュートまでいく、
そんな形が一番勝ちに近そう。
勝つために戦っているという事を忘れず、
どんな手でも勝つ。
それがサッカーという戦いの場。
松本戦では残念ながら気迫、気持ちでも負けていた。
負けたら終わりという戦国武将のような気持ちで戦えば
いい結果も付いてくる。
山形の城を守り、自分の家族を守るという気概を持って
戦えば、必ずや結果は出ると確信する。
城の中に踏み込まれ、倒されてはいけない。
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後半攻撃というプランだった気がしますが、
終わってみると,前半の対応がやや弱気だったか。
守備的にといっても、受け身という意味でなく
球際に厳しく積極的にボールを奪い、
ショートカウンターに行く機会も多く作る。
そんな意味の守備的な対応であったらという、
結果論ですがそんな気も。
後半松本は守る際は5バックにしていたので、
なかなか効果的な攻撃が出来ない。
前半しゃにむに行って点を取り、
後半は引いて守り切るという松本の作戦に
ハマった感もあります。
負けたときはいろいろ原因を考えてしまい、
理論通りにいかないのもサッカーですが、
勝つことを第一義にそこに向かっていかにして勝つか。
そこを極めていかないとなかなか勝てるものではない気がします。
昨季までJ1にいたチームの低迷ぶりを見ても、
選手の実力だけが勝ち負けを決めるものではないようです。
自分たちの理想のサッカーできれいに点を取りたくても、
それができるのはJ1 上位の一部のチームぐらいでしょう。
残りは一戦一戦、相手の弱点を探し、どうやったら勝てるか
熟考し、対策を練り、それを実行しそれがうまく行って
初めて勝てる、そんな気がします。
少々愚痴っぽくなりましたが、
こういう時は切り替えて次の戦いに切り替えることです。
という事で次のホーム栃木戦の予習をしてみました。
①開幕前(サッカーダイジェストより)
昨季の主力がほぼ残留、3期目の横山監督が指揮。
大黒が入ったFW の競争も激烈。
陣形は4-4-2。
ハードワークベースの粘り強い守備でボールを奪い
手数を掛けずゴールへ運ぶシンプルな速攻を理想。
タイトなマーキングとコンパクトなブロックの再建が課題。
攻撃: ペチュニクをロングボールのターゲットに。
そこに大黒、西谷が絡む。
個の能力で見劣りしないので連携がカギ。
守備: 西河と田代の新戦力CBコンビの統率力が肝。
田代は若さとポジショニングに不安。
現在まで3勝3分4敗。勝ち点は山形と同じ12で現在13位。
山形の一つ下。3年ぶりにJ2復帰。
②最近の対山形戦
山形の3勝2分1敗。
③直近の5試合
・第6節熊本戦(H) 〇1-0
栃木はチャンスらしいチャンスを作らせず。前半立ち上がり
先制点を奪いその後は安定した守備。熊本の2トップを高い
位置からつぶして起点を作らせず。後半熊本が4−4−2に
変更して攻勢を強めてくるも、柔軟に対応。見事な完封勝利。
《スタメン》
FW 大黒 赤は新加入
西谷 牛之濱
MF 福岡 岡崎 へ二キ 久富
DF 田代 服部 西河
GK ジョニー
・第7節福岡戦(A) ●1-2
互いに前半から1人ずつ退場者を出す荒れた展開。福岡は
序盤にドゥドゥが2点を奪い、迫力ある攻撃や球際の攻防。
しかし、徐々に栃木に攻め込まれ失点。後半にうまく修正し
相手の攻撃をシャットアウト。栃木は、退場者を出し大黒の
PK失敗もあるなど、後味の悪い敗戦。
《スタメン》
FW 大黒 《赤は新加入》
西谷 牛之濱
MF 夛田 岡崎 へ二キ 久富
DF 田代 服部 西河
GK ジョニー
・第8節徳島戦(H) △1-1
栃木は相手にボールポゼッションを許すがコンパクトな
陣形で決定機を作らせず。セットプレーから先制弾奪われるも
集中を切らさず、追撃は阻止。攻撃では、大黒に効果的なパスが
入らず、決定機を創出できず。しかし、二川投入後流れが一変。
中盤で起点となり、攻撃にリズムが生まれる。後半42分に
西谷のFKでついに同点。逆転弾こそ奪えなかったが、新しい
攻撃パターンが生まれた点で、大きな収穫を得た一戦。
《スタメン》
FW ペチュニク 大黒
MF 西谷
福岡 岡崎 へ二キ 久富
DF 田代 服部 西河
GK ジョニー
・第9節新潟戦戦(H) 〇2-1
栃木は、ボールこそ保持されるが、1対1のマッチアップで
激しく戦い、相手に攻撃の起点を作らせず。久富のロングスロー
から二度決定機を作り出し、主導権を握ったまま折り返す。
後半9分久富のロングスローから生まれた三度目のチャンスを
大黒が決め切り先制。さらに同18分、同じような形から今度は
服部がヘディングで合わせてリードを広げる。1点を返されるも、
体を張った粘り強い守備で逃げ切る。
《スタメン》
FW 大黒 ペチュニク
MF 西谷
和田 岡崎 へ二キ 久富
DF 田代 西河 服部
GK ジョニー
・第10節横浜C戦(A) △0-0
横浜は前半から素早い攻守の切り替えを徹底し、相手の時間を
作らせずゲームを支配。後半も栃木に決定機を与えず、さらに攻勢。
サイド攻撃から攻略する場面が増えるも、フィニッシュで精度を欠く。
終了間際には数的優位になるも、最後までゴールを割ることができず
横浜は痛恨のドロー。
《スタメン》
FW 大黒 ペチュニク
MF 西谷
夛田 岡崎 へ二キ 久富
DF 田代 菅 服部
GK ジョニー
④得失点パターン
・得点 セットプレーから54.5% ショートパスから18.2%
・失点 セットプレーから41.0% スルーパスから17.6%
得失点ともセットプレーからが多い。
⑤どう戦うか
栃木の3勝はすべてホームで。アウェイ戦ではいまだ勝ちがない。
しかしFWペチュニクがケガから復帰し、大黒と2トップを組んでからは
徳島に△1-1、新潟に〇2-1、横浜Cに△0-0と負けなし。
体を張った粘り強い守備も際立つようだ。
ペチュニクは大型FWだが、動きは軽快で素早い動きができる。
大黒選手も新潟戦で点を取り、大黒選手らしい体の切れを
横浜戦でもみせ健在。要注意。
新潟戦では久富のロングスローから一人スラして
大黒シュートという形が何度かあり、
そこから大黒の得点も生まれている。
このロングスローからこの試合2得点が生まれている。
大黒選手には必ず一人付き、CK,ロングスロー、セットプレーで、
背後の死角から出てくる大黒選手を見失なわないこと。
ここが最大注意事項。
山形の愛媛戦、京都戦、松本戦を見て感じたのは、
やはり積極的な守備でボールを奪い、気持ちでも相手を上回り、
ボールを奪ったら相手の守備が整わないうちに
ロングボールも多用しながらシュートまでいく、
そんな形が一番勝ちに近そう。
勝つために戦っているという事を忘れず、
どんな手でも勝つ。
それがサッカーという戦いの場。
松本戦では残念ながら気迫、気持ちでも負けていた。
負けたら終わりという戦国武将のような気持ちで戦えば
いい結果も付いてくる。
山形の城を守り、自分の家族を守るという気概を持って
戦えば、必ずや結果は出ると確信する。
城の中に踏み込まれ、倒されてはいけない。
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